こんにちは。家事コツ研究室・新研究員のメガネKです。今回から研究員として新たにメンバーに加わることになりました。これから一緒に暮らしに役立つコツを発掘していきたいと思います。
衣替え前の緊急ミッションは、セーターの毛玉取り!
この冬はオーバーサイズのざっくりニットが流行っていたこともあり、毎日のようにセーター類ばかり着て過ごしました。そんな寒い季節を快適にしてくれた相棒たちも、暖かくなってきた今は衣替えでしまわれるのを待つばかりです。
ひと冬着てしまったセーターはご存じの通り、毛玉がいっぱい…。
これまではワンシーズン着倒したあと、翌年は部屋着用に降格させていました。しかしお気に入りのものは来年もできれば活躍させたい!
しまう前に何とかできないかと調べてみたところ、100均のあるアイテムで手間なく毛玉が取れることがわかりました。
そのアイテムとは目の粗い固めの食器用スポンジ!
目のすき間に毛玉をからめてそぎ取るというもの。できるだけ目の粗いものがよいとのことで、今回はダイソーの「速乾スポンジ」を使って実験してみました。
脇下やひじ部分、袖口に点々とついた毛玉たち。さっそくこちらを取ってみたいと思います。
最初、一度に取ろうとして広範囲にスポンジをこすったら、セーターが伸びてしまいそうに!
横着してはダメですね(汗)。
気をとり直して編み目や毛並みに沿って小刻みにそぎ取ってみると…、おお!いい感じに取れるではありませんか!
スポンジ側を見ると目のすき間に毛玉が絡みついています。新品同様とはいいませんが、目立つ毛玉はほぼ取れて、使い古した感じがなくなりました。これなら降格させなくても、外出着のまま十分いけます。
次にモヘア調の毛足が短いセーターでも試してみたところ、こちらは少し時間がかかりましたが、ちゃんとキレイに取れています。
今までT字カミソリやカッタータイプの毛玉取りを使っていたのですが、毛並みが痩せてしまうのが少し気になっていました。
このスポンジを使った場合では、縮れてしまった毛も解けてふんわり感が戻った気がします。毛玉を取りながら絡まった毛をくしでとかしたような効果が出ました。
焦げ・錆び落とし用のもっと固いスポンジでも試してみたら…
一緒に買ってきたもっと固いスポンジ(焦げ&錆び用)でも試したところ、こちらは全くと言っていいほど毛玉が取れませんでした。
ある程度弾力のある食器用のスポンジでないと上手にそぎ取ることができないようです。
逆に泡立ちタイプのやわらかスポンジも、ほぼ毛玉が絡んでくれません。
できるだけ目の粗い、ほどよい固さのスポンジを選ぶのがポイントのようです。
コツさえつかめば、セーター1枚あたり10分もかからず毛玉を取ることができます。何枚か試しているうちに慣れて、時間もどんどん短縮されてきました。
ただし、続けて何着もの毛玉を取るときは、淡い色のセーター→濃い色のセーターの順にしましょう。
調子にのって次々と作業していたところ、濃紺のセーターの次に白のニットに使って、うっかりスポンジについたままの細かい毛で黒ずませてしまいました。
また、デリケートな薄手のセーターなどは編地を傷めてしまわないよう気を付けながら行うことをおすすめします。
【実証結果】とっても手軽に毛玉をオフすることに成功!
今回はセーターだけで試してみましたが、毛足の長いアウターや、モコモコ素材のバックにも活用できそうです。衣替え前の手入れにお試しあれ!
取材・文/久賀友美
ほかにもセーターのお手入れ法をチェック!
2019.02.21家事コツ研究室のコンドウです。われわれ研究員が取り組む「家事コツ」の“種”は、暮らしの中にあります。暮らしの「困った」があったら、解決する方法を探し、実際に検証してみる。今回のお題は、まさにそのド真ん中です。お気に入りセー...続きを見る
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