家事に追われない日など無い！それが主婦の宿命です。 主婦のみならず、快適な暮らしを送るためには、名前がついているものから、いわゆる“名前のない家事”まで、とにかく日々数多くのことをこなさなければなりません。 そこで今回は「主婦100人！アンケート隊」に、「好きな家事」「嫌いな家事」を聞いてみました。皆のリアルな本音とともに、ご紹介します。共感しちゃうこと間違いなし！
まずは「好きな家事」 TOP５！
1位：料理
「家族がおいしそうに食べてくれるから。給食や外食よりも、私のご飯がおいしいと言ってくれる」（まままま・フルタイム・34才）
「旬の食材やレシピを研究しては家族好みにアレンジし、好評なら定番メニューにする。努力と成果がハッキリしてて好き」（ちえぞう・専業主婦・49才）
「好きな食材で自分が食べたいもの中心に作れるから」（なお・パートタイム・38才）
「その時思い立ったものを作れる、応用がきく、何でも言えば何でもありだし（笑）自由にできるから」（くり・パートタイム・38才）
「作っている時は無心になれる！クリエイティブな作業は楽しい」（匿名希望・フルタイム・34才）
ダントツ1位は【料理】でした！献立を１から考えて、作ってみて、自分や家族の口にあって美味しかった時のうれしさは格別ですよね。新しい情報やこだわりをどんどんプラスして進化していけるのも、楽しみの１つではないでしょうか。
2位：洗濯
「ほぼ洗濯機にお任せするだけ！ラクチン！」（欲張り母さん・パートタイム・46才）
「基本的に洗濯機がやってくれるし、服やタオルの洗いたては気持ちがいい！」（匿名希望・47才・専業主婦）
「柔軟剤の香りに包まれながら洗濯物を干しているときが幸せ♪」（コタンツ・フルタイム・37才）
「ドンピシャな香りの柔軟剤に出会い、それから洗濯の時間が楽しみで仕方がない」（みーママ・パートタイム・43才）
「洗濯物をたたむ作業も好き。座ってTVを見ながらでき、きれいにたためると落ち着く」（タキュ・ピアノ講師・41才）
汚れた衣類がぱりっとキレイになるのは気持ちがいいもの。お天気が良い日は特に張り切っちゃいますよね。「洗濯機に入れるだけ」という手軽さも、上位ランクインの理由の１つかも。
3位：掃除
「汚いところがキレイになる。すぐ効果がみえるので、達成感がある」（たっきー019・在宅ワーク・43才）
「散らかった部屋を掃除して、すっかりきれいになった部屋でくつろぐ時間が気持ちいい！」（かなそら・フルタイム・36才）
「キレイに掃除すると、心もすっきりキレイになった気がして元気になる！」（ねいさん・専業主婦・44才）
「中でもトイレ掃除が好き。汚れているとずっと気になってしまって仕方がない。キレイにすると気持ちもすっきり！」（へちまエンジン・専業主婦・34才）
はっきりとした成果＆達成感が得られる【お掃除】が第3位。部屋はもちろん精神衛生上にも◎だし、やる前とやった後の差がわかりやすくて燃えられます！
4位：アイロンがけ
「くしゃくしゃだったのがピシッとなっていくのが達成感があって好き」（りえ・専業主婦・39才）
「ハンカチのアイロンがけ。簡単だし、ピシッとなって、気持ちもスッキリします」（こゆき・自営業・34才）
どちらかといえば苦手意識がある人が多そうな【アイロンがけ】。最近では衣類をハンガーにかけたままでOKのハンディタイプや、省スペースになるアイロンシートなど便利な道具も増えたおかげか、「好きな家事」に堂々ランクイン！
5位：おべんとう作り
「お弁当箱という小さなスペースにいかに食べやすく・おいしそうにデコるのが楽しくてたまらない！作品作りという感じで、ある意味アートの世界かも…」（匿名希望・自営業・45才）
「子どもが幼稚園に入ったばかり。普段は食べない食材も、お弁当なら食べてくれるし、毎日お弁当箱がからっぽになって返ってくるのが嬉しい！早起きはつらいけど、がんばれる」（匿名・専業主婦・37才）
毎日作るのは大変だけど、今日は何を入れようか？とあれこれ考えるのも楽しいもの。愛情をこめたお弁当づくりは、家で食べるご飯づくりとはまた違った良さ・おもしろさがありますよね。
その他…【なし】、【食器洗い】、【家計簿づけ】、【整理収納】… 好きな家事に共通しているキーワードは「達成感」！成果がみえたり、家族に感謝されたりするとモチベーションも上がるし、自然とはかどっちゃいますね。
お次は「嫌いな家事」 TOP５！
1位：掃除
「時間をかけて掃除してもすぐゴミが落ちているし、家族が帰ってきたら翌朝には元通りだから…」（はつたろう・専業主婦・43才）
「とにかく掃除・片づけが苦手。物が多いし大変！」（ちえぞう・専業主婦・49才）
「いくら掃除しても毎日汚くなるから終わりがない。やりだすと止まらないから疲れる。腰痛もあるし辛い～！」（みーママ・パートタイム・43才）
「床の拭き掃除。腰は痛いし、ズボンの膝は汚れるし、寒いし」（あやな・専業主婦・38才）
「特にお風呂掃除が嫌い。時間もかかるし、冬は寒いし、排水溝の掃除もヌルヌルして気持ち悪い」（なお・パートタイム・38才）
「一番嫌いなのはトイレ掃除。夫と息子が立ってするから…毎回発狂しそうになる！」（ラン・パートタイム・39才）
主婦が嫌いな家事1位はズバリ【掃除】。けっこうな肉体労働だし、がんばってキレイにしてもすぐ汚れるから、やるせなくなりますね…。水回り掃除が特にキライという意見が多かったです。せめて場所ごとに家族と分担したい！
2位：洗濯
「地味な割にめんどうな作業が多いから」（Reeee・フルタイム・34才）
「何度注意しても、夫の脱いだ衣類はすべていつも裏返し。それをいちいち直すのがイライラする～！その件で何回もケンカしました」（しげみ・専業主婦・30才）
「他の家事と違ってマイペースでいられない。洗濯機の終了音に『終わったから早く干して！』とせかされているよう」（匿名希望・自営業・45才）
「雨の日は室内干し。部屋が雑然として落ち着かない。乾燥機がほしいー！」（さやも・専業主婦・37才）
「洗濯物をたたむのが心底めんどう。きれいに畳めなくてイライラ！」（りえ・専業主婦・39才）
好きな家事で２位だった選択は、嫌いな家事でもあるようです。洗濯は単発の作業で終わらず、【洗濯→干す→取り込む→たたむ→たたんだ衣類を収納する】という工程を1日をかけて行うため、面倒に思う人が多いのかもしれません。さらにポケットチェックや裏返したりなど、細かい作業もイライラの原因に。
3位：食器洗い
「手で洗うため、手が荒れるし時間がかかる！」（elly・教室講師・45才）
「手がアトピーで洗剤がしみて痛いのと、面倒くさいから」（コタンツ・フルタイム・37才）
「ゴム手袋はイマイチ感覚がつかめないし、きれいに洗えているかわからない。だから素手で洗うが、指先がカピカピに乾燥しちゃう」（ちぃたん・パートタイム・42才）
手洗い派はとにかくコレでしょう！冬場は特に冷えや乾燥で、憂うつな家事の１つですよね。食後、家族はくつろいでTVなんか見ているのに、なぜ私だけ皿洗いを…？と哀しくなっちゃう時もあります。食洗機を熱望する声も多数でした。
4位：アイロンがけ
「スペースを作ったり、用意するのがめんどう！」（りんりん・パートタイム・48才）
「面倒くさいし、上手くできない」（★chiyuki★・専業主婦・43才）
「仕上がりに納得いかない。終わった後しばらく熱を冷ますため置いておかなきゃいけないのも嫌」（匿名希望・フルタイム・34才）
4位は【アイロンがけ】。こちらはコツをつかむまでは難しい作業。準備面でも、台を出したり水を入れたり面倒だし、さらに夏は暑くてかける気になんてなれませんよね！
5位：料理
「献立を考えるのが面倒。朝から『今晩なににしよう』って悩んでる」（なほこ・フルタイム・38才）
「もともと料理が苦手なのに毎日３食用意するのが当然で、おいしくなければ文句を言われ（笑）、その後皿洗い…労力のわりに報われない！」（たっきー019・在宅ワーク・43才）
「効率が悪いのか、料理後は台所が信じられないほど汚れる。台所を片付けるのがめんどくさい！」（桜子・フルタイム・42才）
料理が得意でない場合は、毎日3食×365日のごはん作りは苦痛です。特に仕事や育児で疲れきった夕方に、夜ご飯を何品も作るのはしんどい～！作り置きや外食などをうまく活用して、少しでもストレスを軽減したいものです。
その他…【なし】、【布団あげ】、【買い出し】… 極端なことを言えば、家事は基本、すべて面倒くさい！でも好きだろうが、嫌いだろうが、家族や自分の暮らしのために皆ちゃんとやっています。少しでも負担を減らせるような工夫をしたいもの。『暮らしニスタ』には、そのためのコツや便利ツールがたくさん載ってるので、どんどん情報収集していきましょう！
文／小林みほ
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