コラム

○○でカラダがかたくなる？大人になると柔軟が苦手になる3つの理由

更新日：2017.10.28

子どものころはあんなにカラダが柔らかかったのに、大人になってからは前屈してもつま先に触れることができない、背中の後ろで手を繋げないなど、「カラダがかたくなった」と実感している方も多いのではないでしょうか。なぜ大人になるとカラダがかたくなってしまうのか、今回は子育て中のお母さんに考えられる3つの理由を紹介いたします。

カラダがかたくなる理由１：長時間同じ姿勢でいる

カラダがかたくなる理由の1つに長時間同じ姿勢でいることがあげられます。ママの場合、家事や育児など1日中ハードに過ごしているかと思いますが、それでも何時間もお子さんを抱きかかえたり、ときには無理な体勢で添い寝したりすることもあるでしょう。そのように同じ姿勢でいると当然動かす筋肉の量も少なくなってしまい、それが毎日繰り返されることで可動域が狭くなり、凝り固まってしまいます。
カラダがかたくなることで血の巡りも悪くなり、そのまま放っておくと腰痛や集中力の低下などにも繋がります。こういった事を予防する為に、朝ラジオ体操を行う企業などもあります。ラジオ体操はいろいろな筋肉を使えるのでカラダを動かすのに最適。ちょっとした空き時間でできるのも魅力的ですよね。

カラダがかたくなる理由２：運動不足

筋肉を使わないことで筋肉が収縮し、カラダがかたくなってしまうので、運動不足でカラダがかたくなるのは当たり前ですね。ですが、逆に言えば定期的に運動を続けていれば子どもの頃のような筋肉の柔軟性を保ち、取り戻すことも可能ということ（もちろん、それなりに時間はかかりますが）。
とはいえ、ママにとって自分ひとりの時間を確保するのは至難の業…。そんなママには、ストレッチをオススメします！　凝り固まった筋肉を毎日ストレッチでほぐすだけでも筋肉の収縮具合は大分変ってきますし、ストレッチをすることでその日１日の「歪み」も整えることができます。ぜひ、1日1回のストレッチを習慣にしてくださいね。

カラダがかたくなる理由３：ストレス

意外に感じるかもしれませんが、カラダをかたくする要因のひとつにストレスがあげられます。どうしてストレスでカラダがかたくなってしまうのかというと、私達のカラダはストレスを受けると自律神経の働きにより、筋肉が緊張し硬直するようにプログラムされているからなのです。
子育てはとても貴重で幸せな時間ですが、その分責任は重く常にプレッシャーを抱えてしまうもの。地元や実家から離れた土地で子育てをされている方は心的ストレスもさらに大きくなるでしょう。そうした心の緊張は、筋肉の緊張としてカラダに表れます。
もし、自身で自覚するような日々のストレスがあるのであれば、実家に帰省したり、パパや一時保育に頼るなど、自分の心とカラダをゆっくり休める時間を確保するようにしましょう。

子育て期間中はついつい自分のことは後回しにしてしまいがちですが、健康な心とカラダはママの資本です。適度にカラダを動かしリフレッシュして、その元気を家族に還元できる存在でありたいですね。

＜プロフィール＞
大野えりか
コスメ薬事法管理者／美容ライター。コスメプラス代表
1986年東京都生まれ。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後は紙媒体とウェブ媒体での編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍している。

写真© one - Fotolia.com

Profile大野えりか

コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後、編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍。

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