家族の誕生日や結婚記念日。ファミリーイベントはどう祝う？

家事や育児で慌ただしい日々の中でも大切にしたい家族の記念日。
たとえば子どもの誕生日は、わが子の成長を改めて実感できる大切な節目ですよね。子どもが小さいうちならではの祝い方をして、めいっぱい楽しみたい！
そして夫婦の記念日には、たまには子どもを預けて落ち着いたレストランで食事をするのも素敵です。

小学１年生の男の子ともうすぐ３才になる女の子のいるミキティのおうちでは、どんな祝い方をしているの？　興味津々、聞いてみました！

“おうち回転寿司”や“キャラクターケーキ”でイベント感を演出

家庭ごとにさまざまあるファミリーイベント。美貴さんちの場合はどんなときにお祝いをしますか？

「うちの１番のファミリーイベントは子どもの誕生日ですね。息子の誕生日は春休み、娘の誕生日は夏休み中なので、当日に両家の両親を家に招いてバースデーパーティーをします」

子どもが小さいうちは、気兼ねのいらないおうちパーティーが安心ですね。お料理はどうしていますか？

「子どもに『何食べたい？』と聞いて、子どもが食べたいものを私が作ります。メニューはだいたい決まってますよ。うち、卓上でできる回転寿司キットがあるんですけど、それがやりたいって言うことが多いかな。お刺身を買ってきて酢めしを作り、“しゃり”を握る機械でキュッキュッって握ってお刺身をのせます。それをレールの上のお皿にのせると、電車みたいにピューッて走るんです(笑)。そういうものをひとつ使うとぐっとイベントっぽくなります。あとは、みんなが好きなエビフライやサラダを作ることが多いです」

食事を楽しんだあとは、お待ちかねのバースデーケーキです。

「近くにすごく凝ったデコレーションをしてくれるケーキ屋さんがあるので、そこで子どもの好きなキャラクターのホールケーキを注文しています。今年の息子の誕生日には『スターウォーズ』のケーキを、娘の２才の誕生日には『アンパンマン』のケーキを作ってもらいました。子どもも毎回、どんなものがくるんだろう!?　ってすごく楽しみにしてるし、ケーキの写真を撮っておくと、『このときコレにハマってたな～』という思い出にもなります」

そしてもうひとつのお楽しみはバースデープレゼント！

「これは前もって用意せず、子どもと一緒におもちゃ屋さんに行って、『どれがほしい？』と聞いて決めます。しかも、庄司家のお父さんお母さん、藤本家の両親、私たち夫婦のうち、誰にどれをお願いする!?　みたいな(笑)。年に一度の誕生日には３つプレゼントがもらえるので、子どもはほしいものができると、誕生日がだいぶ先でも『コレお誕生日に買ってもらおう♪』と言ってます(笑)」

そんな一連の時間はきっと、孫との触れ合いを心待ちにしているご両親への親孝行にもなるはず。子どもの誕生日以外にも、クリスマスやお正月など、季節ごとのイベントも大切にしているそうです。

「クリスマスにはチキンを丸ごと焼いて、お正月のお料理は母たちと分担して用意します。お正月はだんなさんのお兄ちゃんたちが来てくれることもあるし、うちがみんなの“実家”みたいな感じ。そういうタイミングで集まることで楽しい気持ちを共有できるし、みんなが喜んでくれると私も嬉しい。後片付けをしてると、『終わった～！　楽しかった～!!』というものすごい達成感が湧き上がってきます(笑)」

夏は“本気の竹で流しそうめん”やってます(笑)！

ファミリーイベントでの手際よい準備とサプライズ演出は、人を喜ばせることが大好きなミキティの得意技。一方、夫婦の記念日は、２人で過ごす時間を大切にしているようです。

「結婚記念日は、私の親に子どもをお願いして、子連れでは行きづらいレストランに出かけます。ランチデートはしょっちゅうしてるんですけど、夜、子ども抜きで出かけるのはちょっと特別。お互いの誕生日は家で祝うこともあれば、子どもをお願いして２人で出かけることもあります。だんなさんとは一緒に買い物に行くことも多いので、プレゼントも靴とかバッグとかお財布とか、そのとき私がほしいドンピシャのものを贈ってくれますね。私がだんなさんのお誕生日に贈るのも、服とか靴とか普段身につけてもらえるものが多いです」

もうすぐ始まる夏休みには、どんなイベントを考えているのでしょうか。

「イベントというほどではないですが、毎年恒例の“本気の竹で流しそうめん”は今年もやると思います(笑)。何年か前、どちらからともなく『夏だし、流しそうめんやらない？』『やろう！』という話になって、インターネットで竹製の流しそうめんセットを一式買って以来、毎年庭でやっています。最初、子どもはなかなか箸でそうめんをつかめないんですけど、『次はつかんでよ～！』とか言いながら流すのも楽しい。あと、子どもが無性にバーベキューが好きなので、よく家でやります。バーベキューだとお肉をもりもり食べるし、息子は大好きな塩むすびも４個くらい食べます」

夫婦そろって好奇心旺盛で、普段から「あれやってみない!?」というアイデアがぽんぽん飛び出すそう。

「流しそうめんも、卓上でできるプラスチックのものもあれば、ウォータースライダー機能のついたものとか(笑)いろいろあるみたい。やってみたいけどちょっとたいへんそうだな～と思うことも、いざやってみると意外と楽しいですよ♪」と美貴さん。

ミキティ家のファミリーイベントは、この夏もまだまだ進化しそうです！

Profile藤本美貴