脱・ワンオペ家事でイライラ解消！香村薫さん「トヨタ式家事シェア」の秘訣とは？

著書『トヨタ式おうち片づけ』『トヨタ式超ラク家事』（ともに実務教育出版）がヒットしている香村薫さんの第３作『トヨタ式家事シェア』（主婦の友社）が発売されました！

2017年暮らしニスタ大賞で審査員特別賞を受賞するなど、暮らしニスタとしても人気の香村薫さん。

３児の母であり、ライフオーガナイザー®でもある香村さんが提唱する「トヨタ式家事シェア」は、「家族みんなが自然に家事をする」「散らかっても、すぐに片づけられる」という、子育て中のママたちがズバリ知りたいメソッド！　
その秘訣はいったいどんなことなのでしょうか？

かつては片付けにイライラを募らせた時期も

「子どもが３人、仕事もしているのに、どうしてこんなにスッキリしているの？」

暮らしニスタの投稿やブログ、インスタを見ても、香村薫さんのお部屋はいつもきれい。
小学生、幼稚園生、１歳という育ち盛り、散らかし盛りの３児がいるとはとても思えません！

トヨタ式なら家族みんなが家事できる！

トヨタ自動車やトヨタグループ各社では、「トヨタ生産方式」として、ムリ・ムラ・ムダを徹底的に省くことで合理化を進めます。これを「家事シェア」に応用するためには、以下の３つのステップの順に進めるのが有効だと香村さんは言います。

STEP１　ムラとり

⚫ムラ＝偏りがあり、仕上がりにバラつきがある状態
⚫家庭では→家事のしくみを作り、誰でも同じことができるようにする
（例：１日２回、全自動洗濯乾燥機を使って「干す」「たたむ」をなくす。調味料やストックはすべてラベリング）

STEP２　ムダとり

⚫ムダ＝よけいな動作など、とり除くべきこと
⚫家庭では→家の中のモノを減らし、家事がしやすい状態にする
（例：よく使うモノは厳選してとり出しやすい場所に収納。時短調理ができるグッズを導入）

STEP３　ムリとり

⚫ムリ＝能力を超えた計画
⚫家庭では→家族への声かけを工夫し、家族が協力しやすい状態にする
（例：夫のロジカルな部分を尊重し、頼る。手順を書いたメモを夫に渡す）

この手順で暮らしを見つめなおし、仕事と家庭をムリなく両立できるようになった香村さん。

絵本やおもちゃを散らかして目いっぱい遊んでいても、置き場所がしっかりわかっているから子どもたちは（１才児でも！）時間がくればサッと片づけ。食事の時間になれば、自分で使う食器は自分で運びます。

「しくみを作れば、小さな子どもでも家事の立派な戦力になるんです」という言葉を証明する香村家の「家事シェア」のコツは、この本にギッシリ詰まっています！

家族みんなが家事をする、散らかってもすぐに片づけられる
『トヨタ式家事シェア』

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■香村薫さん 「姫ニスタ」インタビュー

■香村薫さん「特集」

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