コラム

プールやBBQも恐くない！日焼けによる肌ダメージを最小限に抑える方法

更新日：2017.10.28

10代の頃は「日焼け＝健康的」と考えることができましたが、歳を重ねるにつれ、日焼けは「肌を老化させる恐ろしいもの」という認識に変わってきますよね。けれど、これからの季節はお子さんと一緒に海やプールへ出かけたり、ママ友からBBQに誘われたりと、どうしたって日焼けをしてしまう可能性がありますよね。
そこで今回は日焼けによる肌ダメージを最小限に抑えるためのアフターケア方法について紹介いたします。

日焼けによって起こる肌トラブル

私たちに影響のある紫外線には、真皮に存在するコラーゲンやエラスチンを破壊し肌の保水力を失わせるA波と、メラニン色素を作ることで色素沈着がおきやすくなり「しみ」や「くすみ」の原因にもなるB波の2つが存在します。
これらの紫外線を防ぐために日焼け止めクリームを塗ったり、長袖を着たり、日傘を使用したりとさまざまな紫外線防止策をとっているかと思いますが、お子さんと一緒に外へ出かけるとその努力の甲斐もむなしく、肌が焼けしてしまうこともありますよね。

日焼け後のケア方法

日焼けはママの宿命かもしれませんが、その後の肌ダメージを最小限に抑えるためにも、日に焼けてしまったと感じたら迅速なアフターケアを行いましょう。
日焼けは一種の「やけど」なので、まずは皮膚をきちんと冷やすことが重要です。冷たいシャワーを浴びたり、保冷剤をタオルでくるんで当てるのもよいでしょう。次に保湿を行います。化粧水を日焼けした肌にたっぷりとつけて、乳液でふたをします。
日焼けした肌はとてもデリケートですので、化粧水はできる限り「敏感肌用」の商品を選んでくださいね。それでも日焼けしたところがヒリヒリ痛む場合には、化粧水では刺激が強すぎる可能性があるため軟膏を塗りましょう。そのあとはたっぷりと水を飲み、しっかりと休息をとります。これで新陳代謝を活発にして、肌の再生を促すことができます。

日焼け後のケアのポイント

まず、冷やしすぎないことです。水のシャワーを浴びたあとにクーラーをガンガンに効かせた部屋にいると、体を過度に冷やしてしまいます。そうなると代謝が悪くなり、肌の再生を阻害してしまいます。
次に肌の状態の確認です。肌を冷やした後、肌の痛みが我慢できないほどヒドイ場合は、軟膏を塗る前に皮膚科へ行ってください。ここで化粧水や軟膏を使ってしまうと、肌へダメージを与えてしまう可能性が高いのです。また、痛みのほかにも水ぶくれや吐き気、頭痛などを引き起こしている場合は速やかに病院に行きましょう。

いかがでしたか？日焼けはしないにこしたことはありませんが、日焼け後のケアをしっかりと行うことで、肌へのダメージを最小限に抑えることがきるでしょう。
この夏は紫外線を恐がらずにお子さんとたくさん遊び、素敵な思い出をつくってくださいね！

＜プロフィール＞
大野えりか
コスメ薬事法管理者／美容ライター。コスメプラス代表
1986年東京都生まれ。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後は紙媒体とウェブ媒体での編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍している。

写真© el.rudakova - Fotolia.com

Profile大野えりか

コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後、編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍。

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