コラム

ちょっとした気遣いが夫婦円満の秘訣！熟年妻が語る「夫に感謝していること」BEST5

更新日：2017.10.28

「袖振りあうも他生の縁」と言いますが、夫婦は何かの縁があって一緒になった二人なわけです。そこには、普段は口にしなくても、感謝していることがたくさんありますよね。結婚生活の大先輩である50歳以上の妻100人に聞いた「夫に感謝したいこと」BEST5とは。

質問：今でも夫に感謝していることはありますか？（複数回答）

1位　一緒に旅行に行ったり、妻の趣味に理解がある　56人

子どもが手を離れて二人きりの生活になったとき、「じゃあ旅でも行くか」と気軽に一緒に旅行に出かけられる仲。そんな夫婦が理想ですよね。ただし、「旅行は夫と、趣味は友人と」というのが、この世代の特徴のよう。妻の趣味に干渉しないのも、よい夫の条件となるようです。

2位　ちょっとした家事を手伝ってくれる　44人

「男子厨房に入らず」は昔の話。今、断然モテるのは、“カジダン”です。家事をしない世代の50～60歳の男性たちも、定年後はふろ掃除などちょっとした家事に参加しているよう。ほんの少しでも手伝う気持ちが、妻にとっては嬉しいものなのです。

3位　親の介護や入退院時の協力　32人

老親の介護に妻が追われているとき、協力してくれたり、理解を示してくれたり。自分の親だけでなく、義理の親にも尽くす姿勢が、妻の気持ちをグッと熱くするのです。施設への送り迎えなど、男性ならではの労働もありがたいもの。妻の実家のことは知らんぷり、では、現代の夫婦は成り立たないのです。

4位　出産や子育てに積極的に参加　26人

「子どものことはお前に任せる」という人は、熟年になって妻の怒りを買う恐れが…。どんなに忙しくても、二人の子どもです。相談に乗ってくれたり、子育てを手伝ってくれる夫には、感謝の気持ちが絶えません。進学など大事なときには、夫を頼りにしている妻も多いのです。

5位　妻の体や気持ちをいたわってくれる　12人

50～60歳というと、妻はそろそろ更年期を迎える頃。子どもが小さい時には気を張っていた人も、この頃に不調を訴えることが少なくありません。そんな妻をそっと支える夫に感謝の言葉が。体だけではなく、心の不調に対してもサポートしてくれる優しいダンナ様もいらっしゃるようです。もちろん、年齢が若くても、いたわりの気持ちは必須です。

何かを買ってくれたとか、大きなことをするよりは、日常の小さな気遣いに「感謝している」と答える人が大多数でした。「温泉が共通の趣味。フラダンスや俳句は私の好きにさせてくれる」や、「定年後はお風呂掃除など手伝ってくれるようになってよい変化がありました」など、ベッタリ何かをしてくれるというよりは、妻の気持ちに寄り添った何気ないサポートに感謝の声が集まるようです。高齢化の進む今、実の親よりも長く一緒にいることになる人生のパートナーですから、お互いに感謝の気持ちをもって暮らしていきたいものですね。

写真© milatas - Fotolia.com
※出典：雑誌『ゆうゆう』（主婦の友社）／「妻100人から夫へ　ホンネの手紙」

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