コラム

その目の下のクマが老け顔の原因！今すぐできる解消法とは？

更新日：2017.10.27

相手に疲れた印象や、老けた印象を与えてしまう目の下のクマ。メイクでカバーしようとすればするほど目立ってしまい、気になりますよね。

クマは色によってケアの仕方が変わってきます。そこで今回は、あまり知られていないクマの色別お手入れ方法をご紹介いたします。クマの状態に合わせたケアを実践して、明るく若々しい印象を手に入れましょう！　

クマって何？　どうしてできるの？　

目のまわりは、クッションのような役割をもつ脂肪でおおわれています。その脂肪を、とても薄いまぶたで支えていて、まばたきなどで絶えず負担をかけています。さらに、目の周りはメラニンを生成する働きが盛んなため、色素沈着を起こしやすいという特徴があるのです。

原因は大きく分けて3つあり、色によって異なります。10代後半からクマで悩まされる方が多く、一旦改善したように思っても、またすぐに同じような状態を繰り返すことがあるため、クマに気づいたら早めに対策を行うことが大切です。次の色別での原因と改善方法を参考にして、しっかりケアしていきましょう。

パソコンや寝不足が原因の「青クマ」さん

目の下が青黒く見えて、とても疲れているように見える青クマさん。その原因は、パソコンの見すぎや寝不足によって血液の流れが悪くなっているせい。目を使いずぎたり、疲労が溜まると、目の下の血流が悪くなり、薄い皮膚が滞った血液を透かして青く見えるのです。子育てが大変で、ゆっくり眠る時間が取れない方や、カラダに疲れが溜まっている人がなりやすい症状です。

そんな青クマさんにオススメなのが、「血行促進ケア」です。ホットタオルやホットアイマスクで目を温めたり、血行をよくするマッサージを行いましょう。できれば目の周りだけでなく、顔全体をマッサージして凝りをほぐしてくださいね。方法はとても簡単で、鼻を中心にして、外側へクルクルと回しながら揉んでいくイメージです。優しい力加減で、マッサージしましょう。

年齢による気になるサイン…「黒クマ」さん

目の下だけぽっかり影になっている黒クマさんは、顔を上に向けた時に、黒い影が少しだけ薄くなるのが特徴です。そんな黒クマの原因は、年齢とともに皮膚のコラーゲン量が低下して、目元のハリがなくなってきているせい。つまり、加齢により下まぶたが極端に薄くなっているため、黒い影ができてしまうのです。

そんな黒クマさんには「コラーゲン生成を促す肌ケア」がおすすめ。年齢を重ねるごとにコラーゲンの生成力が弱まるため、この働きを手助けする肌ケアが必要なのです。アミノ酸＋ビタミンCが含まれた化粧水や美容液で、毎日、肌をお手入れするようにしましょう。

とはいえ、化粧品薬ではないので限界があります。黒クマがどうしても気になる方は、クリニックでヒアルロン酸注射を行うのもひとつの手ですよ。

アイメイクバッチリ派は要注意！「茶クマ」さん

引っぱっても、上を向いても色が消えることがなく、目の下だけ陽に焼けたように見える茶クマさん。その原因は、メイクを落とす時に目を擦りすぎたり、紫外線の影響でシミが集まってしまっているせい。目の周りはもともと、メラニンの生成が活発なため、シミや色素沈着が起こりやすいのです。

そんな茶クマさんには、「メイクの落とし方の改善」と「美白ケア」がオススメ。メイクを落とす時は必ず目を擦らないようにしましょう。クレンジング後は、美白成分が配合された化粧品で、しっかり保湿ケアをして下さい。アルブチンやハイドロキシンなどの成分が含まれた化粧水や美容液がおすすめです。手でそっと押さえながらゆっくり浸透させて、うるおいを肌に閉じ込めましょう！　

クマはその人のイメージまで変えてしまうため、しっかりケアしたいところ。今回、ご紹介した色別の対策で、自分の状態に合わせたケアを実践していきましょう。いつまでも若々しくハリのある目元を保っていけたら、素敵ですね！

Profile宮村さき

美容ライター／コスメコンシェルジュ。外資系コスメの元トップ販売員。売上1位の実績から、スタッフへのスキンケア研修なども行う。コスメコンシェルジュの資格を取得後、美容コンテンツ制作会社へ入社。編集業務に従事する傍ら、自身の経験を活かした美容テクニックをコラム等で紹介している。

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