流行と定番の比率は年代によって変わっていくものですが、どの年代においても把握してほしい、上手にメイクをするための基本が3つあります。ヘアメイク引退から3年。現在67歳の藤原美智子さんに教えてもらいました。
2種類の鏡を使って、正面を向きながらメイクをする
的確にメイクをするには、大きな鏡と手鏡の両方を使い分ける必要があります。
大きな鏡を見ながらメイクするのはファンデーション、アイシャドウ、眉、チークなど。手鏡(あるいは拡大鏡)を用いるのはアイライン、マスカラ、リップメイク。
そして、どちらの鏡を使うにしても顔は鏡に対して、常に正面を向きながらメイクすること。これが重要です。
右の眉を描くからといって、鏡に右の顔を向けながらメイクをすると、左右の眉の形をそろえるのが難しくなってしまいます。
光は顔の正面から
左右のメイクの濃さを同じように仕上げるには、光を顔の正面から受ける必要があります。
ベストはメイク台を窓側に置くこと。
メイク台がない場合や、上から照明が当たる場所でしかメイクができない場合は、手鏡を持って光の方向を向きながらメイクをする、あるいは仕上げてからメイクの濃さを忘れずに確認しましょう。
自宅のバスルームの鏡は「女優ライト」風に。ブルーの光とオレンジの電球を交互に配置して、ちょうどいい"光" にしています。
力を入れない
なぜか、年齢を重ねるほどメイクをする手が力強くなる傾向があるようです。
動作に繊細さがなくなったり、手首や指が硬くなったりするからなのかもしれません。手首や指をマッサージして緊張をほぐしましょう。
力を入れずにメイクをすると、それだけでも自然で透明感のある仕上がりになることを実感できるはずです。
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