【難読漢字送り仮名編】なんとなく意味はわかる…でも読めない!
問題1 「お呪い」なんと読む?
正解は…「おまじない」
【解説】字ヅラを見るとなんだかドキドキしちゃいますが、この場合は「おまじない」と読みます。「のろい」と「まじない」はどちらも「呪」の漢字を使いますが、辞書には「のろい=呪詛」「まじない=神仏その他不可思議なものの力を借りて、災いや病気などを起こしたり除いたりする術」と記載があります。「呪い」と書くと「のろい」と読まれることが多いため、「まじない」とひらがなで表記されることが多いそうですよ。
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問題2 「唆す」なんと読む?
正解は…「そそのかす」
【解説】「そそのかす」と聞くと、悪い意味で使われるイメージがありますが、そもそもの語源は「早くそうするように勧める・せきたてる」という、相手のためを思って勧めるという良い意味で使われていたそうです。たしかに「唆」を使った熟語に「可能性を示唆(しさ)する」のように悪い意味ではない言葉もありますね。でも現代ではほとんど、騙されることのようなマイナスの意味合いでしか使われなくなってきました。悲しい…。
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問題3 「燥ぐ」なんと読む?
正解は…「はしゃぐ」
【解説】『調子に乗ってふざけ騒ぐ』という意味の「はしゃぐ」。『かわく』を意味する「燥」の字が使われているのは意外ですよね!音読みの「ソウ」が一般的に使われていますが、常用漢字以外の読み方に訓読みも存在します。諸説ありますが『木が乾燥して反り返る』という意味の「はしやぐ」が「燥ぐ」の語源とされているそうですよ。
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問題4 「聊か」なんと読む?
正解は…「いささか」
【解説】『ほんの少し、わずか』や『かりそめであるさま、ついちょっと』という意味の「聊か」。また、「聊かも」と打ち消し言葉をともなうと『少しも、ちっとも』という意味として使うことができます。「耳」と「卯」を合体させた漢字と覚えれば、意外とすんなり出てくるかもしれませんね。
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【連続漢字編】繰り返してナゼかこう読みます…難しい!
問題1 「寸寸」なんと読む?
正解は…「ずたずた」
【解説】えっ!これって漢字が存在するんだ!…と思った方も多いはず。「寸」は長さの単位の他に『ごくわずか』『ごく短い』の意味もあり、『細かくばらばらなさま』を表現するのに「寸」の字を当てているのですね。これは擬態語といって、物事の状態や身振りなどをそれらしく音声に例えた言葉になっています。
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問題2 「態態」なんと読む?
正解は…「わざわざ」
【解説】「態態」の由来は「態態し(わざわざ・し)」という古語にあります。これは「わざとらしい」という意味で、ちょっぴり否定的な意味合いを含んでいました。しかし現代になると、「労を惜しまずその事柄のためだけに時間を使う」といったポジティブなニュアンスが加わっていったのだそうですよ。
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問題3 「夫夫」なんと読む?
正解は…「それぞれ」
【解説】「夫」の読み方は「おっと」「フ」「フウ」などが代表的ですが、「それ」というあまり知られていない読み方もあります。「夫」という字はそもそも、大の字になってたった人間の頭に、成人の証であるまげを乗せた状態を示した象形文字です。そんな「個人」を意味する「夫」を連ねることで、『複数の物・人の、ひとつひとつ・ひとりひとり』という意味になるのですね。
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問題4 「予予」なんと読む?
正解は…「かねがね」
【解説】みなさんがよく目にする「予」は、「予定」や「予算」のように、『以前から』や『前もって』などの意味合いで使われますよね。じつはこの漢字、訓読みでは「予て(かね・て)」とも読み、「予予」と同様の意味を持ちます。また、「兼ね兼ね」や「兼兼」とも表記されます。
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もっともっと脳トレしたい人は連載をお楽しみに!
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