コラム

子どもがイジメにあわないために！親が注意したい3つのポイント

更新日：2017.10.28

残念なことですが、子ども社会には「イジメ」が存在します。小さいうちは、あからさまな暴力や仲間はずれにするなど、大人の目につきやすいイジメの傾向がありますが、成長するとともに、周囲にバレにくい、陰湿なイジメに発展する傾向があるので、親としては心配ですよね。
当然ですが、親としては、絶対に我が子をイジメの対象にはしたくありませんよね。では、我が子がイジメに合わないために親としてできることはあるのでしょうか？
ここでは、「子どもがいじめられないようにする方法」について考えていきたいと思います。

いじめられる原因

子どもがいじめられる原因は単純で、「外見や内面が気に入らない」という理由がほとんどです。大人社会のイジメは複雑な傾向がありますが、子ども社会では残酷なほど単純な理由がきっかけになっているようです。
というのも、人は「自分の利益になる人」と仲良くしたがるものです。例えば、「可愛い友達と仲良くなれば、可愛い秘訣を教えてもらえるかもしれない」「頭のいい人と仲良くすれば、勉強する秘訣を教えてもらえるかもしれない」と感じますし、「話が面白い人のそばにいれば、いつも楽しい気分でいられる」などということもあるでしょう。
このように、子ども社会のイジメには、多くの判断基準を持たない子どもならではの、ある意味ハッキリとした分かりやすい基準が理由になる可能性があることを知っておいてください。

１．外見を清潔に保つ

そこでまず気をつけたいことは、見た目です。お風呂や歯磨きなど、当たり前の生活習慣については、親がきちんと気をつけてあげてください。
また、女の子の場合には、毎朝きちんと髪の毛をとかして可愛いヘアスタイルにしてあげたり、男の子の場合にも寝癖直しなどをしっかり行うといいですね。

そして、洋服も気をつけたいポイントのひとつ。いつも同じ服を着まわしてばかりだと、「いつも同じ服じゃない！？」などとバカにされることもあるかもしれません。穴の空いた靴下なども要注意です。
子どものイジメは外見から入ることが多いもの。見た目を清潔に保つことは、子どもに限らず生活マナーでもあるので、子どものうちは親ができる限り気をつけたいポイントです。

２．秀でた才能を持たせる

「運動ができる」「勉強ができる」「絵が得意」など、なんでも構いませんが、子どもに何か得意なことを作ってあげましょう。
これも子どもに限ったことではありませんが、魅力的な子どもの周囲には自然と人が集まるものです。ただし、自分の才能をひけらかすような“嫌味な性格”にならない注意も一緒に行ってくださいね。

秀でた才能は人からやっかまれることもありますが、もし、やっかみからのイジメの場合には、放置して問題ありません。相手にしないことが重要です。
というのも、やっかみのイジメは長続きしませんし、いじめていても無反応であれば、子どもはそのうち飽きてくることでしょう。

３．コミュニケーション能力を育てる

子ども社会のイジメでは、静かな子どもや、オドオドと自信のない子どもがイジメの対象になってしまいがちです。
そのためにも、小さな頃から親子でコミュニケーションをとることで、明るく自分の意思を伝える能力を育ててあげることが重要なのです。
そのためには、赤ちゃんの頃からできる限り我が子の言葉に耳を傾けるようにしてください。親子の信頼関係こそが、子どもをイジメから守る方法といっても過言ではありません。

また、優しく、思いやりのある子どもに育てるための努力も必要です。おもいやりは、親が子どもに優しい心で接していれば自ずと身につくでしょう。親が他人の悪口を言うようではダメ。子どもは親の言動をしっかりと見ていますよ。

いかがでしたか？　もちろんイジメはいじめる側が悪いのは当然ですが、我が子が悲しい思いをせず、楽しい毎日を送れるよう、親にしかできないことは育児の一部として行っていってほしいなと思います。

＜プロフィール＞
ふう
ライター
3人の子どもの母でありながら、ライターとして得意分野の恋愛系コラムを中心にWEB媒体などで執筆中。自らの円満家族生活をもとに、家族関係についても発信し、活躍している。

写真© paylessimages - Fotolia.com

Profileふう

ライター
3人の子どもの母でありながら、ライターとして得意分野の恋愛系コラムを中心にWEB媒体などで執筆中。自らの円満家族生活をもとに、家族関係についても発信し、活躍している。

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