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コラム

わが子を平等に愛していますか?きょうだい間で愛情の格差も…!?

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わが子を平等に愛していますか?きょうだい間で愛情の格差も…!?
子どもは一人ひとり性格が違うから、やんちゃな子だときつく叱ったり、引っ込み思案な子だと心配で過保護になったりと、親の対応も子どもに合わせて変わることがありますよね。
それはもちろん愛情ゆえですが、それとは別に、上の子と下の子ということで無意識に対応の差ができてしまうこともあるようです。

そこで今回は、ママ100人に「きょうだいを育てていく中で感じること」について聞いてみました。

わが子に対する愛情、きょうだい間で差はありますか?

YES   34人
NO    66人


7割近くのママが「どの子に対しても愛情の大きさは同じ」と回答。
少し安心する結果でしたが、「愛情の差があるかも…」と感じているママが3割弱存在することも事実。
では、具体的にそれぞれの理由を見ていきましょう。
まずは、「愛情の差があるかも…」と回答した“YES”の理由から。

1人だけだったときは愛情をたっぷり注ぐ余裕があったけど

・「2人とも大切な子どもであることには間違いないけど、長男だけのときは子どもが一人だったので全ての愛情を注ぐことができたけれど、次男が生まれたら、当然2人分の育児をせざるをえなくなるので、次男は長男に比べるとほったらかし部分も出てきてしまっている。気の毒な気もするがどうしようもない」

下の子には甘くなってしまう

・「子どもが4人いて、みんな平等にやっているつもりでも、やっぱり下の子に手がかかる分、上の子たちにガマンさせてしまうことが多い」

・「7歳の娘と4歳の息子がいるのですが、お姉ちゃんが甘えてきたときは面倒だと思うのに対して、息子が甘えてくるとすぐに抱っこしたりキスをしたりしてしまう。これではいけないと、意識して娘に近づくのですが、その意識がダメだなと思う」

相性によって差が出る

・「そうあってはいけないとは思いますが、第一子のほうが扱いにくく、感情的に怒ってしまうことがあります」

・「どうしても下の子に目が向いてしまいます…。相性なのでしょうかね」

・「接しやすい子と、そうでない子はいる。どうしても話が通じるほうに優しく細やかに対応してしまう」

・「上の子とは相性がよくなく、しょっちゅうケンカをしています。よくないことなので改めようと思っています」

男女で差が出る

・「愛情の差というか、男・女と性別が違うので愛情の質が違う気がする。娘に関しては、女子トークもできて楽しい反面、夫に対する焼きもちを焼くことも。逆に息子は男の子なので、その単純さに『バカだな』『カワイイな』と思うことも」

・「我が家の場合は、男の子と女の子なので接し方から差があります。やはり男の子にかける愛情と女の子にかける愛情は違うので、意地悪ではなく、同じにする方が難しいですね。子どもたちの帰宅が遅くなったときに、男の子には「がんばって自分で帰ってきてね」と言うのに対し、女の子の場合は車で迎えに行ったりします」

その子の性格によって接し方に違いが出る

・「愛情の量に差はないが、質に差がある。子どもによって、同じ言葉でも受け取り方が違うので、違う対応をすることが結果的に平等になると思っている。良くないことをしたときに、上の子にはストレートに言い、真ん中の子には優しく言い、いちばん下の子には逆説的に言うなど」

・「行動が荒い長男が物を壊したら厳しく叱りますが、おとなしい長女が同じようにしても頭ごなしには叱れません。でも、食べることが好きな長男にはこっそり美味しいものをあげ、さほど食べ物に興味のない長女にはあげません。その子に合った愛情のかけ方があっていいじゃないかと思います」

父親に懐いている子には愛情が薄め

・「上の子のお産は難産だったので愛情もひとしおで、つい甘やかしてしまうけど、下の子はパパっ子なので愛情が上の子よりも薄いかもしれない」

愛情の深さそのものが異なるというより、2人目が生まれたことや、下の子がまだ小さいことが理由で、愛情の注ぎ具合に差が出たパターンも多いようです。
では次に、「愛情に差はない!」と回答したNOのみなさんの声を紹介します。

年齢や個性によって対応を「変える」ことはある

・「2人兄妹ですが、どちらも可愛くて仕方ないです。ケンカは毎日絶えないですが、なるべくいつも上の子の話を聞いてあげるように気をつけています。下の子は甘え上手なタイプなのですが、上の子は我慢するタイプなので、上の子だけ保育園を休ませて2人きりでお出かけする日を作ったりしています」

・「それぞれの個性や、そのときの年齢に応じた対応を心がけています。そこに差があるのは当然ですが、どの子に対しても愛情には差はありません」

自分的には「NO」だけど、子どもや旦那判断では「YES」の場合も……

・「愛情に差はありません。けれど、親から与えている愛情は平等(のつもり)ですが、子どもが受け取る愛情に差はあると思います。上の子と同じ趣味で盛り上がってしまったとか、下の子の方は逆上がりが苦手で付きっきりで練習したとか。逆も必ずあるんですけど、どうも子ども自体は“平等”と捉えてくれないところはあります」

・「私は平等だと思っています。けれど夫に言わせれば、下の息子には話し方からして違うと言われています」

・「自分の子どもはどちらも同じように可愛いので愛情に差はないつもりだけど、子どもたちはそれぞれにやきもちを焼くことが多々あります」

多くの人が意識的に差をつけないようにしていると回答するも、「自分では差をつけていないつもりだけど、差を指摘されることもある」とする人も。
親がなるべく意識して“平等”を心がけていたとしても、残念なことに、子ども側の受け取り方で全てが決まってしまうのは事実なので、子どもがヤキモチを焼いたり、悲観的になっているときには、ギュッと抱きしめるなどして、都度愛情表現をしていくしかないのかもしれませんね。

文/松本玲子
※暮らしニスタ編集部が子持ちの既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
写真© altanaka - Fotolia.com
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