こんにちは!ズボラ系家事コツ研究員の小町ねずです。
スーッとした香りと清涼感のあるハッカ油は、暑い季節の強い味方!市販の冷感グッズも良いけれど、ハッカ油を上手に活用すればコスパよく暑さ対策ができますよ(購入したハッカ油は20mlで452円!)。
今回は、ハッカ油の様々な活用法をご紹介します。まだ厳しい暑さが続く気配、ハッカ油の力で涼しく乗り切りませんか。
活用法①浴槽に入れて、ハッカ風呂に
バテやすい夏こそ浴槽につかって疲れをとりたいけれど、お風呂あがりのほてりや汗が気になりますよね。入浴時の暑さ対策には「ハッカ風呂」がおすすめです。
方法は、浴槽にハッカ油を1~5滴程度たらすだけ(まずは少量からお試しを。ハッカ油を入れすぎると冷えすぎるので、要注意!)。
よくお湯をかき混ぜて入浴してくださいね。
ハッカのさっぱりとした香りが楽しめ、心も体もクールダウン!入浴後は熱のこもりが防げて、心地よい清涼感が得られますよ。
体温を下げるものではないので、ひんやりしながらも体はポカポカ。汗を抑えながら体を温めたい夏場に最適です。
活用法②手持ちのシャンプー・ボディソープが冷感仕様に
夏向けに冷感シャンプーやボディソープが販売されていますが、ハッカ油があれば新しく買わなくても手持ちのものが冷感仕様に変わります。
シャンプーやボディソープを手に出し、ハッカ油を1~2滴加えて混ぜたらOK。
これで髪や体を洗えば、ひんやり感を楽しみながらケアできます。
ハッカ油には消臭効果や油を落とす効果があるため、汗のニオイや余計な皮脂を除去することも!頭皮が臭うときは、ハッカシャンプーで解決です。
シャンプーにプラスするときは、ハッカ油の原液が目に入らないよう、シャンプーによ~く混ぜてから使ってくださいね。
活用法③マスクの不快感を緩和
蒸れやニオイなど、夏のマスク生活は不快感が増しますよね。
そんなときは、清涼感のあるハッカ油の出番!直接マスクにたらすと刺激が強いので、「ハッカ油スプレー」の使用がおすすめです。
【ハッカ油スプレーの作り方】
<材料>
・ハッカ油:3滴~10滴程度(少量から様子を見ながら調節してください)
・無水エタノール:10ml
・水:90ml(精製水も水道水、どちらでも可)
1.スプレーボトルに無水エタノールを入れ、ハッカ油をたらして混ぜます。
※スプレーボトルは、ポリスチレン製(PS)を避けてください。ハッカ油にはポリスチレンを溶かす作用があります。
2.水を加えて混ぜたら完成です。
マスクの外側のあご部分にワンプッシュ。マスク内側や鼻部分に吹きかけると、刺激が強すぎるので要注意です。
ハッカの清涼感で、気分爽快!マスクのストレスが軽減しますよ。
また、ハッカ油スプレーは、無水エタノールなしでも作れます。ただし、ハッカ油は「油」なので水と混ざりにくく、使用前は毎回ボトルを振って、しっかりと混ぜてから使用する必要があります。無水エタノールなしの場合は、冷蔵庫で保管し、早めに使い切りましょう。
臭いや刺激が気になる方は、無水エタノールを省いて作るのがいいかもしれませんね。
活用法④タオルや帽子にスプレーをして暑さ対策に
暑い日の外出時は、ハッカ油スプレーを帽子の内側にシュッとひと吹き。汗をかいたときはハッカ油スプレーを吹きかけたタオルで体を拭くと、ひんやり感が得られます。
適度なスースー感があり、汗ばむ季節が過ごしやすくなりますよ。
ハッカ油には蚊やアブなどの虫よけ効果もあるので、一石二鳥!アウトドアのお供にどうぞ。
【ハッカ油を使用するときの注意点】
ペットのいるご家庭はご注意を。猫や小鳥、ハムスターなどはハッカの香りを苦手とします。特に猫はハッカ油をうまく代謝できないため、避けたほうがよいでしょう。また、妊婦さんや赤ちゃんにはハッカ油は刺激が強いことも。過剰に使うのは避けましょう。
ハッカ油で残暑を快適に
ハッカ油は1本あれば、様々なシーンで大活躍!用途ごとに暑さ対策グッズを買う必要がなくなり、お財布的にもお得です。
好みに合わせて濃度が調節できるのも魅力的(ただし使い過ぎにはご注意を!)。
暑さも後半戦、ハッカ油の清涼感を味方に元気に乗り切りたいですね。
写真・文/小町ねず
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