こんにちは!家事コツ研究員のSです。
私の中には「青菜を食べていれば大丈夫!」というプチ青菜信仰的な思い込みがあり、小松菜やほうれん草、春菊に青梗菜など、我が家の冷蔵庫には常に何かしらの青菜が入っています。茹でておひたしやごま和えにしたり、炒めたり、お味噌汁だったりと、日々いろんなカタチで食卓に登場します。
どんな調理法でいただくにしても青菜は鮮度が命!わかっちゃいるけど私もたま〜にやってしまいます。冷蔵庫に放置。。。でも、こんな残念な姿になってしまった青菜ちゃんたちも、調理前のひと手間で買いたての元気な状態に戻すことができるんです!
①50°Cのぬるま湯に20分浸ける
②50°Cのぬるま湯に2分→氷水に10分浸ける
③50°Cのぬるま湯+酢+砂糖で20分浸ける
④根本を氷水に20分浸ける
そこで、検索で見つけたこの4ネタを試し、どれがいちばんシャキシャキに戻るのか検証しようと思います!
【検証①】50°Cのぬるま湯に20分浸ける
50°Cのお湯を1.5リットルほど用意します。湯温は高すぎても低すぎても効果が薄れてしまうようなので、ここは面倒がらずにきちんと計りましょう。私は50°Cにセットした給湯器のお湯を使いました。
そこに、クタッとしている小松菜をインします。「半茹で状態になって、ますますクッタリしてしまうのでは・・・?」と一抹の不安を抱きつつもエイヤ!っと投入。で、待つこと20分。引き揚げてみると。。。
すごい!葉がピンと立っています。茎の部分も元気になって水分がみなぎっていました。
びんに立てるとこんな感じ。葉っぱもキュッキュと音を立てるほどまでに復活!
【検証②】50°Cのぬるま湯に2分→氷水に10分浸ける
先ほど同様50°Cのぬるま湯に浸けた小松菜。今回は2分で引き揚げます。
そして氷水を張ったバットに入れて10分放置します。すると。。。
こちらもかなりみずみずしく元気になりましたが、シャキッと感では検証①に軍配。準備や手間を考えると、わざわざ氷水に浸けるまでしなくてもいいかな、という印象です。
【検証③】50°Cのぬるま湯+酢+砂糖で20分浸ける
個人的に最も気になったのがコチラの方法。50°Cのぬるま湯1リットルあたり、お酢と砂糖を各大さじ1ずつ混ぜたものを用意します。
ここに20分浸けておき、取り出してみると。。。
明らかにピンッとなり、カサが増して大きくなりました!葉っぱもガサガサ音を立てるほど元気です。
ピンとたった美しい姿!これが一度はしなびた小松菜だとは思えないほどの凛々しさです。
【検証④】根本を氷水に20分浸ける
最後は花瓶に花を生ける要領で、小松菜の根本のみ氷水に浸けて20分待つ、というもの。
水をしっかりと吸い上げられるように、根本を少し切り落としておきます。ビンに挿して20分後。。。
うーん。多少は良くなりましたが、これまでの結果と比べるとイマイチですね。私の経験上、この方法はひと晩浸けておくと朝には復活しているのですが、20分では短すぎたのかもしれませんね。
【結果発表】50°C効果恐るべし!時短&手間を考えると①が最適
今回驚いたのは50°Cというぬるま湯の威力でした!
そもそもなぜ、しなびた野菜がぬるま湯に浸かることで復活するのでしょうか。野菜の葉には気孔という水蒸気が出入りする穴があり、収穫されると野菜たちは、水分の蒸発を防ごうとしてその穴を閉じてしまいます。そこで50°Cのお湯に浸けることで、気孔がお湯に刺激されて開き、ぐんぐんと水分を吸収するためだそう。
お湯に砂糖と酢を入れる理由は、砂糖が野菜に水分を吸収させるのを助け、酢の殺菌効果でよりハリが出るからだとか。
検証の結果は、①②③はどれも驚きの効果がありましたが、用意などの手間を考えると、シンプルに50°Cのぬるま湯に20分浸ける!がベストだと思います。
もしも青菜が冷蔵庫の中でしなびてしまったときは、諦めずにこの方法を試してみてくださいね♪
フリーライター/小学生男児の母
出産前は女性ファッション誌の編集&ライターをやっていました。
現在は、暮らし全般、ファッション、美容などのコラム執筆が中心。
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