コラム

夫婦＆カップルのケンカの火種No.1は“縁も切れちゃう”●●だった！

更新日：2017.10.28

情の沸点や、怒りのポイントは人それぞれ。
だからこそ、金銭感覚や生活習慣の違いなど、夫婦ゲンカやカップルのケンカの原因もさまざまにあるわけです。
しかし、小さな火種も積み重なれば破局の原因になることも……。

そこで今回は、20代～30代男女に聞いた“主なケンカの火種”とともに、その対処法について考察していきましょう。

金の切れ目は縁の切れ目…「お金の使い道」

・「お金のことに関して。将来の貯金、お小遣い、養育費など、その配分でもめる」（29歳／女・既婚）

・「同棲している彼は、生活するお金がなくなるのを分かっていて遊びに行ったり飲みに行ったりします。挙句の果てには、家賃の支払いが遅れたり、携帯代が払えなくなったり。その結果、毎回私にお金を貸してと言ってくるのでブチ切れます」（28歳／女・未婚）

・「ケンカの種は“お金”に関することが圧倒的に多いです。夫婦揃って浪費家なので、ささいなお金の使い道を話し合っていても大炎上します」（32歳／女・既婚）

・「クレジットカードでバンバン買い物する嫁。その結果、貯金ゼロどころか、借り入れが数十万円ある。子どもがいなければ離婚したいくらい」（34歳／男・既婚）

未婚も既婚も、もめる原因1位は「お金」でした。
金銭感覚の違いでもめるのはわかりますが、お互いに“浪費家 ”or“ ケチ”でも、その使い道についてもめるという声もありました。
結婚していても共働きなどの場合は、家賃や光熱費などの必要経費と貯金だけをお互いに出し合ったら、あとはそれぞれ個人で管理というのもひとつの方法です。
ただし借金だけは気をつけて！

育ってきた環境が違うから…「生活習慣の違い」

・「主人の食事マナーを注意して、毎回ケンカです。箸で食べ物を指す、手を茶碗に添えて食べない、クチャクチャ音をたてて食べるなど…結婚した後に気づいたので後の祭り。先日主人の実家でご飯を食べたら、義弟も同じことをしていてゲンナリ」（38歳／女性・既婚）

・「出先で、室内にあがるときに靴を揃えない、ハンカチを持ち歩かない、食事のときに肘をつく…など、育った環境が違うのは重々理解しつつも、注意が重なるとついカッとなってしまい『私はあなたのお母さんじゃないのよ！』と爆発。ケンカに発展することが多々…」（27歳／女性・未婚）

・「朝の支度中にテレビが見たい妻と、朝のテレビが嫌いな僕。このネタでよく大ゲンカします」（28歳／男性・既婚）

些細なことでも見過ごすことができないのが、マナーや生活習慣の違いというもの。
しかし、小さな頃からの習慣はなかなか改善することも難しく、直す側の努力はもちろん、注意する側の許容範囲を広げる努力も必要そうです。

地味にキツイ「ペースの違い」

・「時間に対する価値観です。私は自分だけの時間も大切なので、一人でだらだらする時間が欲しいのですが、彼に言わせると『それって暇ってことだよね？』と用事を入れられてしまうのがキツイ」（28歳／女性・未婚）

・「新婚ですが、時間のことでケンカすることが多いです。嫁は集合場所には30分前に到着するタイプ。対して自分はルーズなタイプ。一緒に出かけるときなんかは『早く準備をしろ』と言われることも多々。僕がカチンときてしまうこともしばしばです」（28歳／男性・既婚）

・「なんでもかんでもマイペースな主人。皿洗いもテレビを観ながらゆったりやっている姿を見るとイライラしてたまらない。共働きで溜まっている家事はたくさんあるんだから、さっさと済ませてよ！」（36歳／女性・既婚）

ペースの違いや時間に関する価値観の違いも、地味にもめる原因のひとつ。
俳優の藤原竜也さんなんかは、デート中に「喫茶店でお茶」が耐えられず、奥様を置いて出て行ってしまったこともあるんだとか。

ほかにも、「体調が優れないとどうしてもパートナーに当たってしまい、ケンカになってしまう（46歳／男性・既婚）」という何とも寂しい回答も。
どんなに好きな相手でも家族であっても一人の人間同士なので、小さな相違は出てきて当たり前。
それを愛情でカバーできるか否か…、当たり前ですがそれが分かれ道になりそうですね。

＜プロフィール＞
安野チズル
1児のママ兼コピーライター／エディター
美大卒業後、カフェやレストランの空間デザイナーとしてデビュー。大手出版社に転職後は、雑誌編集者として大物作家や俳優を相手に年間200本以上の取材をこなす。結婚と出産を経験したのちは「働く女性のライフスタイルを輝かせる」スタンスでの仕事に注力。嫁姑同居や幼稚園・保育園問題、育児と仕事の両立など“ワーキングママが直面する問題”をリアルタイムでコンテンツへとアウトプットしている。

写真© Firma V - Fotolia.com

Profile安野チズル

1児のママ兼コピーライター／エディター。美大卒業後、カフェやレストランの空間デザイナーを経て、大手出版社で年間200本以上の取材をこなす。結婚と出産を経験したのち「働く女性のライフスタイルを輝かせる」スタンスで、“ワーキングママが直面する問題”をリアルタイムにアウトプットしている。

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