コラム

元恋人との思い出のものは“捨てる派？”“捨てない派？”

更新日：2017.10.28

ひとつの恋が終わったときに困るのが、思い出の写真やもらったプレゼントの処分ですよね。
元恋人からもらったものを捨てられずにとりあえず押入れに保管していたら、パートナーに見つかって大喧嘩！！なんてドラマみたいなことも……あったりなかったり。

何はともあれ、「昔の恋人との思い出の写真やプレゼントをみんなは一体どうしてるのか？」について、20代～40代の男女に聞いてみました。

元カレ・元カノからのプレゼント、捨てる派？捨てない派？

捨てない　　　　　　25％
捨てる　　　　　　　33％
ケースバイケース　　42％

半数弱の人が「状況による」という回答。“愛”に関することだけに、そこには微妙な感情が反映されているようですね。
では、その理由について、共感できる回答から理解できない回答まで、それぞれの意見を見てみましょう。

「捨てない派」・・・25％

・「僕も嫁も全く気にしないタイプなので、お互いいまだに持っているものもあります」（35歳／女性）

・「思い出も未練も何も感じないし、物に罪はないので基本はそのまま使います。ただし、彼の家で思い出の品を見つけたときは、気分が悪いので勝手に捨てます（笑）」（26歳／女性）

・「私の話ではないのですが、実家の納戸に蓋を釘で打たれた桐箱があります。私や兄が『これ何？開けてみたい！』と言っても必死で阻止する母。恐らく、昔の彼氏からもらったプレゼントや記念写真が入っていると思うのですが、そうじゃなかったらどうしよう（笑）」（25歳／女性）

・「時計や財布など、高価かつ実用的なものはそのまま使っています。嫁に見つかったときは少し嫉妬されましたが、次の誕生日に新しい時計をプレゼントしてくれました。もちろん今では新しい方しか使っていません」（27歳／男性）

「物に罪はない」ときっぱり言い切る人、また「プレゼントも大切な思い出のうち」と割り切れる人などがいましたが、いずれにしろ「気にせず使っている・保管してある」と答えたのは男性のほうがやや多め。
なかには、「実際に今、困っているのが、元カノから預かったビデオカメラ。モノがモノ（当時高額だった＆亡くなったお兄さんの形見的な）だけに捨てるに捨てられず……。（46歳／男性）」という重い話も…。

「捨てる派」・・・33％

・「捨てられないものなんかない。過去の恋人からもらった物はすべて処分！　逆に自分が過去の恋人にあげたものを、いつまでも持たれていると考えると気持ちが悪い」（27歳／女性）

・「元カレにもらったペアリングを悩んだ挙げ句、ゴミ箱にダンクして捨てました！」（28歳／女性）

・「比較的早い段階で捨てます。大掃除の際に大量のゴミに紛れ込ませて捨てたり、ブランド物は質屋に出してそのお金で飲みに行きます」（27歳／女性）

きっぱりと「捨てる！」と答えたのは全体の約3割。しかも驚くことに全員女性！！
思い入れがないからこそキッパリと捨てられるという意見ももっともです。
ゴミとして捨てる人が多いようですが、なかには「人形系がどうしても捨てられず、神社に送って供養・処分してもらいました。（26歳／女性）」という声もありました。

「どっちでもない派」・・・42％

・「写真や手紙は捨てる。アクセサリーなど普段使いできるものはそのまま使う。今、彼に誰にもらったのかを聞かれても『親に買ってもらった』『自分で買った』など言い訳はいくらでもできる」（29歳／女性）

・「円満に別れた人からのプレゼントはそのまま使用しますが、顔も見たくない相手からの物はお別れと同時に全て処分！」（33歳／女性）

・「使えるものは使う。ほかは、捨てるか解体します。ストレスが溜まったときにバラバラにしてストレス発散！」（32歳／女性）

男女共に一番多かった回答が、「写真や手紙、指輪などの思い出たっぷり系の物は捨てる。でも時計や靴、バッグなどの実用性の高い物はそのまま使う！」という意見。
ほかに目立ったのが、「円満に別れた人からもらった物はなかなか捨てられないけど、嫌いになって別れた人からの物はすぐに捨てる」という声でした。

捨てるも捨てないも本人の自由だとは思いますが、新たなパートナーができた場合は、写真や手紙などごまかしのきかない思い出の品は処分しておくことが無難なのかもしれませんね。

＜プロフィール＞
安野チズル
1児のママ兼コピーライター／エディター
美大卒業後、カフェやレストランの空間デザイナーとしてデビュー。大手出版社に転職後は、雑誌編集者として大物作家や俳優を相手に年間200本以上の取材をこなす。結婚と出産を経験したのちは「働く女性のライフスタイルを輝かせる」スタンスでの仕事に注力。嫁姑同居や幼稚園・保育園問題、育児と仕事の両立など“ワーキングママが直面する問題”をリアルタイムでコンテンツへとアウトプットしている。

写真© Halfpoint - Fotolia.com

Profile安野チズル

1児のママ兼コピーライター／エディター。美大卒業後、カフェやレストランの空間デザイナーを経て、大手出版社で年間200本以上の取材をこなす。結婚と出産を経験したのち「働く女性のライフスタイルを輝かせる」スタンスで、“ワーキングママが直面する問題”をリアルタイムにアウトプットしている。

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