こんにちは!100均を調査し、掘り出し物を見つける企画「100均パトロール」のお時間です。
今回のアイテムは、こちらのザルと容器のセット商品。調理道具……ではないんです。
容器の使い方のヒントは……?
ザルと容器は入れ子にでき、きれいに重なります。
ザルの方は持ち手付き。サッと引き上げやすい設計です。ますます調理道具っぽいですよね。
【ヒント】
①ある食材のサイズにぴったりと合います。
②この容器の代わりに、タッパーや食品トレイを使う人もいます。
何に使うか、わかりましたか?
【正解発表】調理道具ではなく……
正解は……
「豆苗」の栽培ができるプランターでした!
豆苗とは「えんどう豆」の新芽のこと。100円前後と価格が安い上に再収穫ができ、家計に助かる野菜です。
「豆苗プランター」は豆苗のサイズにぴったりで、ザルのおかげで水替えが楽ちん!タッパーや食品トレイよりも、簡単に栽培ができるんです。
ちなみに、容器に書かれた「HARICOTS」とは、フランス語で「豆」という意味だそう。
豆苗を上手に栽培するコツ
プランターについていたフィルムには、育て方のコツが書かれていました。こちらを参考に豆苗を育ててみましょう。
コツ①脇芽を2個残す
カットするときは、下側の「脇芽(わきめ)」と呼ばれる芽を2つ残すこと。
ギリギリまで食べよう!と豆のすぐ上でカットするのはNGです。(←やったことがある……)
コツ②水替えは1日1~2回、適量の水を
水替えは1日1~2回おこなうこと。水替えをサボると豆が傷んだり、カビが発生してしまいます。(←これもやったことがある)
このプランターなら、水替えが簡単!ザルを持ち上げて水を入れ替えるだけでいいので、ズボラでも負担になりません。
豆をザッと水洗いすることもでき、菌が繁殖しやすい夏場も衛生的に栽培できますよ。
水の量は、スポンジがつかる程度に。水を入れすぎると、豆が傷んでしまいます。(←これもやったことが……)
コツ③日当たりのよい場所に置く
豆苗は日光を好みます。直射日光は避け、日当たりのよい場所に置いてください。
豆苗の栽培レポート
これまで間違いだらけの育て方をしていた、ズボラな筆者。コツに気をつけながら、豆苗プランターで栽培してみました。
脇芽を2つ残してカットし、栽培スタート!
4日目。
茎は伸びているけれど、ひょろひょろとしていて弱々しい感じ。日当たりが悪いのかも?と日当たり抜群の窓際に移動させてみました。
5日後。
窓際に1日置いただけなのに、見違えるほど元気に!茎がしっかりとして、葉も大きくなっています。横から見ると、太陽に向かってきれいにお辞儀。
そんなに太陽を求めていたとは……。元気に育てるには、日当たりが重要みたいです。
10日後。
しっかりと育ちました。無事に収穫です!環境によって変わりますが、1週間~10日くらいで収穫ができるようです。
収穫後は、栽培を再スタート。再収穫は2回までが目安。豆の養分が減るので、成長しにくくなるようです。また買い直して栽培しましょう。
豆苗プランターで楽しく食費を節約
豆苗プランターは水替えが簡単で、移動もラクラク。生活感のない見た目も嬉しいポイントです。
観葉植物を枯らしがちなズボラな筆者も、失敗なしで栽培できました!
豆苗はおいしくて家計にやさしい食材です。楽しく食費を節約したい方は栽培に挑戦してみてくださいね。
商品情報:豆苗プランター 110円(税込)/キャン★ドゥ
※2022年3月現在の情報です。
写真・文/小町ねず