熱中症対策やアウトドア人気、エコの観点からも、いまや年中マイボトルを持ち歩くことがスタンダードになりつつあります。
さらには、コロナ禍の中、毎日水筒を持参する方も増えているためか、市場にはたくさんの水筒がズラリ!種類が多すぎて、ベストな水筒選びに迷っている人もいるのでは?
そんな方のヒントになるよう、アンケート調査で人気の水筒&暮らしニスタ編集部おすすめの水筒を選りすぐってご紹介します。水筒探しの参考にしてください!
水筒選びのポイントは?サイズ、機能性、素材などを要チェック!
デザインや機能性、サイズや容量などなど。自分や家族にとって使い勝手の良い水筒を選ぶには、チェックしたいポイントがいくつかあります。
使うシーンを思い浮かべながら、以下のポイントを確認してみてください。後悔しない、お気に入りの1本がきっと見つかりますよ。
1 飲み口のタイプをチェック
飲み口のタイプによって、中身の入れやすさ、飲みやすさや、洗いやすさなどが大きく変わります。飲み口の種類は、大きくは次の4つに分けられます。
・ふたを開けてそのまま飲む「スクリュータイプ」
・ふたをコップとして使える「コップタイプ」
・片手で簡単に開け閉めできる「ワンタッチタイプ」
・飲み口がストロー状になっている「ストロータイプ」
車での移動中やスポーツ中に飲んだり、ベビーのミルク作りに使うなら、パッと開けられる「ワンタッチタイプ」、子供やランニングなどの運動中に使うなら「ストロータイプ」が便利ですが、洗う際に手間がかかるというデメリットも。それぞれの飲み口の長所・短所を比較すると、決めやすくなるでしょう。
2 本体の素材をチェック
昨今の水筒は、保温性の高いステンレス製が主流。二重構造なら、さらに高い保温性が期待できます。また、ステンレス製は匂いうつりがしにくいのも特長です。
軽さを重視するなら、ステンレスに比べると保温性は劣りますが、プラスチックやアルミ、チタン製がおすすめです。シリコン製は柔らかいのが特徴。帰りは折り畳んで荷物を少なくしたい、という時などにぴったりです。
3 漏れにくさをチェック
液体を入れて持ち運ぶ水筒には、高い密閉性を求めたいもの。バッグに入れていると、いつのまにか横になったり逆さになっていることも…。どんな状態でも漏れない水筒が理想です。
ふたと一体型のパッキンがついているもの、スクリュー式でしっかり閉められるもの、漏れ防止のバブルがついているものなど、メーカーごとに漏れないための様々な工夫があるので、ぜひ確認を。
4 容量や重さをチェック
容量は、350ml以下のものから、1L以上の大容量タイプまで幅広くラインアップされています。1人で使うのか、家族でのお出かけで使うかによって適当な量が変わります。
また、本体の重さもチェックしておくのが◎。中身を入れると実際にはどれくらいの重さになるのか、シミュレーションしてみるのがおすすめです。
人気の商品はコレ!主婦ユーザーがおすすめする水筒とは?
「暮らしニスタ」編集部が主婦ユーザーを対象に行った水筒に関するアンケート調査では、リアルな声がたくさん集まりました。使うシーンや大切にしたいポイントが近いユーザーの声を参考に、あなたにぴったりフィットする水筒を見つけてくださいね。
スタイリッシュで耐久性抜群
質実剛健なデザインがかっこいい!時代を超えて、機能性もアップ
1913年生まれの「STANLEY(スタンレー)」のクラシックモデル。職人が表面を木槌で叩いて模様を描くハンマートーン加工が施された無骨なデザインは、今、かえってスタイリッシュに感じると人気です。軍隊で使われていたこともあるほど、耐久性は抜群。タフさが求められる、登山などアウトドアシーンにぴったりです。ふたが分解できて洗いやすいなど、扱いやすさもバッチリです。 0.35L、0.75L、1Lの他、ストロー一体型もラインアップされています。
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ワンタッチで開閉可能
日常的に使いやすいサイズ、デザイン、機能が揃う!サーモスの定番モデル
累計販売数2,000万本突破したサーモスのロングセラーシリーズ(2019年5月末時点)。重さはわずか約170g!デイリーユースに最適です。ワンタッチで開閉できるふたにはロックリングがついているので、安心してバッグに入れられるところもgood。 色は5色展開。他にも0.5L、0.6L、0.75Lなど、サイズバリエーションも豊富です。
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洗いやすさも魅力
保温力・保冷力への信頼度は絶大!開け閉めしやすく飲みやすい定番モデル
高い保温力・保冷力が人気のサーモスの真空断熱ケータイマグ。こちらは500mlタイプです。ワンタッチオープンだから、片手で飲めて使い勝手が良好。ロックリング付きで、携帯時の安心感も保キープします。飲み口を分解して洗える、丸洗いできるので、清潔に使い続けられます。
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快適な機能が満載
ドリンクの温度を長時間キープ。多すぎず少なすぎない容量も人気!
大人が使いやすいスタイリッシュなカラーリングが魅力のステンレスマグ。容量480mlながら、重さは約170g。女性がバッグに入れて持ち歩くのにぴったりです。 ボタンを押すだけでふたが開く手軽さ、ふたについてた水滴が飛び散りにくい「飛び散り抑制機能」、ふたを外せば氷が入れられる約4cmの広口など、使ってわかる快適な機能が満載です。
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キャンプやハイキングにおすすめ
アウトドア好きの人気を集めるサステナブル水筒。豊かなカラー、デザインも◎
アメリカのボトルブランド「nalgene(ナルゲン)」のクリアボトルは、純度の高いプラスティックと高い気密性が特長。自然環境に配慮した素材選び、製造工程への評価も高く、キャンプやハイキングなど、アウトドア好きの人たちだけでなく、幅広い層から支持を得ています。 耐熱・耐冷性能が高く、熱湯をそのまま入れたり、冷凍庫で凍らせても大丈夫。パッキンがないため、手入れも楽チンです。
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2021年グッドデザイン賞受賞!
コップ1杯分のミニサイズ水筒。ちょっとしたお出かけ時、ポケットにIN!
「POKETLE(ポケトル)」は、新しいドリンクライフを想像して生まれたブランド。スリムボトルは、30分~1時間程度の行動を想定した、かわいいミニサイズの水筒です。容量は120mlで、コップ1杯程度。通勤や、ご近所ウォーキングの際の水分補給に向いています。 2021年グッドデザイン賞を受賞した、すっきりとしたデザインもファンが多いポイント。カバーやサコッシュなど、専用アクセサリーも充実しています。
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保温・保冷効果の長さが自慢
アウトドアでもインドアでも。好きな飲み物を長時間おいしく楽しめる!
食器の卸売り会社が立ち上げたプロダクツブランド「KINTO (キントー)」。 真空二重構造により高い保温・保冷効果が持続する「トラベルタンブラー」は、すっきりとしたデザインも人気です。家と同じように外でも、飲み物をおいしく楽しめるよう、360度どこからでも飲みやすく設計されていたり、氷や熱い飲み物が勢いよく出ないような構造を備えていたり。小さな工夫がたくさん施されています。 エコを感じさせる落ち着いたカラー展開も、長く愛用したくなる魅力です。
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広口だから氷も入れやすい
アウトドア用品メーカーから生まれたクールな水筒。持ち運びやすさも文句ナシ!
「キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)」は、1976年に誕生したアウトドア用品の総合ブランド。 「HDボトル」は、真空二重構造で保温・保冷力を備えたアウトドアに似合う水筒です。広口タイプなので、家庭用製氷機の氷がスルリとin。また、スクリュー栓タイプで密閉性もバッチリです。 持ち運びに便利なハンドルは、デザインのアクセントとしても優秀。ブラックやシルバーの他、鮮やかなグラデーションのボディなど、ユニークな色展開です。
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わずか170gの超軽量♪
衛生面にこだわるならこの水筒!銀イオン加工を施したステンレスマグ
フランス生まれの「ティファール(T-fal)」にも、おしゃれなステンレスマグボトルがあるのをご存知ですか?「クリーン マグ ライトタイプ」は、飲み口の清潔さにこだわった、抗菌仕様が特長の水筒です。直接触れる飲み口にAg+(銀イオン)加工をプラス。雑菌の増殖を防ぐので、いつでも安心して水分補給できます。 350ml・500mlの2サイズ展開。ティーバックを入れたまま飲める「ティー インフューザー」付です。
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クリーンな水にこだわりたい人へ
浄水機能付き水筒だから、いつでもどこでも水道水がおいしく飲める!
浄水器メーカー「ブリタ(Brita)」の浄水器機能付きボトル。カートリッジをセットし、水道水を注いで使うちょっとユニークな水筒です。旅行や外出先でも、水道水を入れればおいしい水を飲むことができるので節約にもなり、経済的にもうれしいですね。コップ付きだから、注いで飲むのもOKです。 軽量、濾過してもネラル分はそのまま残るなのどメリットがある一方、保温性はないのでご注意を。
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部品交換可能だから長~く使える
ストロー付きだから、キューっと直飲みしやすい!550mLのちょっと大きめタイプ
ストロータイプの飲み口が付いた保冷専用の真空断熱ボトルです。 片手で簡単に開けられる、ワンタッチオープンのキャップユニットなので、移動中や仕事中も飲みやすい!ストロー部分には「水滴飛び散り防止機構」がついているので、ふたを開けたら水滴が跳ねた…という心配もいりません。広口は、氷を入れやすい4.4cm。 飲み口やパッキンなど、部品交換が可能なのも、長く使い続けられるメリットです。
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ワンタッチで開閉可能
世界中のファッショニスタが注目!他にはないキリッとしたデザインの水筒
米・フロリダ生まれのブランド「Corkcicle(コークシル)」。ペットボトルを買う人がマイボトルに持ち変えればゴミを減らせるのではないか、という発想から開発されたのが「CANTEEN(キャンティーン)」です。 25時間保冷・12時間保温と抜群の性能が特長のひとつ。また、氷を入れやすい大きな口や、底の滑り止めラバーなども使い勝手を高めています。 何より、スタイリッシュなフォルムは「CANTEEN」ならでは。豊富なカラーバリエーションにも注目です!
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OK?NG?水筒についてのQ&A
Q.水筒に入れない方がいいものがあるって本当?
A.保温性の高さから、愛用している人が多いステンレス製水筒ですが、入れてはいけないものがいくつかあります。
●ドライアイス、炭酸飲料など→水筒内の圧力が上がり、中栓が開かなかくなったり飲み物が吹き出たりする危険性があります。
●塩分を多く含むもの(みそ汁・スープ・昆布茶など)→ステンレス表面に施されているフッ素コーティングに影響を与え、錆びたり、保温・保冷力の低下を招きます。
●スポーツドリンク→スポーツドリンクも塩分を含んでいるため、長時間入れたままにしておくとサビや穴あきの原因になります。
●牛乳、乳飲料、果汁など→そのまま長く放置した場合は、成分が腐敗することがあります。
●果肉・お茶の葉など→詰まりや漏れの原因につながります。
使用前に、添付の説明書をしっかり確認するようにしましょう。
Q.正しいお手入れの仕方が知りたい。
A.中身がなくなったら、まずは水でしっかりすすぎましょう。匂いや汚れが付着するのを防げます。
その後、分解できる部分は分解して食器用洗剤で洗います。専用ブラシやスポンジを使うと、中や細部までしっかり洗えます。最後に、飲み口を下に向けてしっかり乾かします。
月に1回程度、酸素系漂白剤や専用洗浄剤を使うと、お茶や紅茶の渋もしっかり落ち、綺麗な状態を保てます。
Q.コーヒーを入れたら匂いがとれなくなった!
A.ホット・アイスにかかわらず、お気に入りのコーヒーを水筒に入れて出かける人も多い昨今。他の飲み物を入れようとすると、コーヒーの匂いが残っていることがあります。
そんな時は、酢を使うのがおすすめ。水に少量の酢を混ぜて沸騰させたものを水筒に入れておくと、おおよその匂いが消えるはず。何度かすすけば、酢の匂いも気にならなくなります。
Q.水筒カバーってあったほうがいいの?
A.水筒メーカーからも多数発売されている「カバー」。持ち運びしやすくなる、衝撃やキズから守る、結露から持ち物を守る、保温・保冷性をより高めるなどのメリットがあります。また、子供の遠足の際に、ショルダータイプのカバーが必須となる場合もあるとか。
誰がどんな目的で水筒を使うのかによって、付ける・付けないを選択しましょう。
お気に入りの水筒で、エコ&おいしい毎日を
機能もデザインも気に入った水筒がひとつあれば、オフィスへの出勤や散歩など日常シーンはもちろん、特別な場所へのお出かけも楽しくなること間違いナシ♪
重視したいポイントは何?自分に合う容量や重量は?などをまずはクリアにして、お気に入りの水筒を見つけてくださいね。
まとめ/宮後佳世
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