こんにちは。「探さない家」を目指すライフオーガナイザー®の山田明日美です。
毎日使うトイレは、トイレットペーパーなど衛生用品のストックを必要とする場所です。しかし、収納場所がない、または少ない、といった点で、どう収めていいかわからないという悩みが生まれやすいところでもあります。
毎日使う場所だからこそ、ストレスなくすごしたいもの。
今回は、限られた空間で必要なモノを収めるためにはどうしたらいいかをご紹介します。
トイレに収納するものを厳選する
トイレのようにもともとの場所が狭い場合は、「必ずここで使うモノ」に絞っておく必要があります。あったら便利、ではなく「ないと困る」レベルのもの「だけ」を置くことが大事。使うモノの代表は「トイレットペーパー」「生理用品」「掃除用品」。
わが家で備え付けの棚にストックしているモノはこちらです。
トイレットペーパーは2倍巻を選ぶ
かさばる代表のモノの1つ、トイレットペーパー。ストックとして多めに買うと、置く場所がないなんてことになりがちなモノ。そこで、購入時に巻数が多いものを買うことをおすすめします。
写真のような2倍巻トイレットペーパーを選ぶことで、トイレットペーパーの交換の手間と、頻回購入する労力が減り、収納する場所もトイレに収まるというメリットがあります。
(左が2倍巻、右が一般の巻数のもの)
サイズ感はさほど変わらず。少々横幅が2倍巻のほうが大きい程度。
一般社団法人日本トイレ協会によると、1カ月のトイレットペーパー平均使用量は「4人家族で16ロール程度」。一般的な市販のトイレットペーパーは1パック12~16ロール。
2倍巻の12ロールを選ぶと、1回の購入で4人家族の場合1.5か月もつ計算になります。以前、自宅でもトイレットペーパーの消費量を調べたところ、家族4人で4週間で12ロール必要という同じ結果になりました。
2倍巻の12ロールなら、すべてトイレに置けなくても、ほかの場所でも管理しやすい大きさになります。
しかも、2倍巻のほうが普通のものよりコスパがいいんです。普通の12ロールで400円前後のもので1ロール33円弱に対し、2倍巻き12ロール650円程で実質24ロールあるので、1ロール27円程度。2倍巻を選ぶことで、場所をとらず、ちょっとお値打ちに購入もできます。
一般的なトイレットペーパーと比べて、サイズも変わらず若干お値打ちなので、狭いトイレでトイレットペーパーを置ける2倍巻をおすすめします。
生理用品を入れる収納箱はお気に入りを選ぼう
生理用品をそのまま袋ごと置くと生活感が出やすいもの。袋から出して箱に入れると収まりやすくなりますし、残数もわかるので、買い忘れも減ります。
生理用品を入れる箱は「いつか使おうととっておいたお気に入りの箱」を使うのはいかがでしょうか。空き缶でもブランドの紙袋でもなんでもOK。目に入ることでちょっと気持ちうれしいという、ときめき感の演出に。(ちなみに、わが家では大好きなメーカーの空き箱を再利用)
掃除用品は100均アイテムでざっくり収納
100均の収納ケースに、掃除用アイテムを入れて、見た目の生活感が出ないようにします。
ダイソーの小型キャスターを底にはることで、収納ケースをコロコロと動かすことができ、床掃除が楽になります。
壁に棚を自作して、置ける場所を増やす
備え付けの棚がない場合、無印の「壁に付けられる家具棚」がおすすめ。画鋲をさせる壁なら設置可能です。流せるぺーパータオルや手指消毒スプレーを置けるサイズで重宝します。
こちらも無印の家具棚です。低い位置に設置すると、トイレ用芳香剤や小さい観葉植物が置けます。ちょっとしたインテリアにも。
災害時用のトイレ用品を置く
自宅トイレにかぶせて使うタイプのものを用意しています。断水時に使います。防災用品は使用頻度が低いため、押し入れ奥におさめがちで、いざという時探すことが多いですよね。そのため、探さずすぐ使えるようにトイレにセットしています。
無印のトイレットペーパーは、一般的な芯のある25m巻きダブルトイレットペーパーと比較すると、5倍の長さがあります。(商品名/無印良品 トイレットペーパー長巻ダブル125m 1ロール150円税込)
普段使いとは別に用意して安心感をプラスしています。狭い空間のトイレではありますが、防災の面から常備をおすすめします。
まとめ
トイレに置くモノを絞ることで、生活感を隠しつつ、普段の掃除もしやすくなり、綺麗な空間をキープしやすくなります。また、災害時のトイレの用意をしておくと、いざというときに慌てずに済みますよ。
すっきりと片付いたトイレ空間になるきっかけになりましたら幸いです♪
文・写真/ライフオーガナイザー®山田明日
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