■(10%濃度のものを作ります)
グリセリン 5g
ワセリン 45g
(日本薬局方ではない、商品名Vaselineでも使えます)
湯煎するための鍋
金属のスプーン
空きびん
(出来上がったものを同じびんに保存する場合は、必ず蓋付きのもの)
お好みでエッセンシャルオイル
(私はラベンダーを1滴使いました)
オールインワンの小さな空き容器がちょうど15g入りで、偶然大さじと同じでしたので、私はそれを利用してしまいました。
形状も正にスプーンのように丸くなっています。
グリセリンはここに1/3杯で5g
ワセリンはすりきり3杯で45g
ということにしました。
厳密には違うかもしれませんが、そこまで神経質にならずとも大丈夫なようです。
ちゃんと出来ましたので…(*´ー`*)♡
あまり大量に作ってしまうと短期間では使い切れませんので、これくらいの量が使いやすさと作りやすさを兼ねそえていると考えています。
この時、水から空きびんとスプーンも入れ、道具類の煮沸消毒を行いましょう。
手作り化粧品で保存料を含まないため、衛生面では細心の注意を払います。
先程煮沸消毒に使ったお湯が、少し冷めてきた頃だと思います。
びんの下から1/3程度の位置の量を残し、それより多ければ捨ててしまいます。
①びんにワセリンとグリセリンを入れ、スプーンでかき混ぜながら溶かしていきます。
もしもぬるいようならば、弱火にかけてください。
②半分くらい溶けた状態です。
溶けたところが無色透明の液体になっているのがお分かりいただけますでしょうか?
ここまで来たら火は止めて、混ぜながら余熱で溶かします。
③すべて完全に溶けました。
スプーンですくっても、無色透明な状態です。
④スプーンの中身は、冬のせいか常温であっという間に固まりました。
びんの中身は、まだ液体です。
その場合はまだ液体のうちに、出来るだけ小さめの容器に移し替えてください。
100均のトラベル用品コーナーで、可愛い詰め替え容器が売ってあります。
皮膚科で塗り薬を処方された時の空き容器があれば、それでも良いと思います。
すぐに固まるのですが、出来立てを見るとちょっと感動しますよ〜(๑´ㅂ`๑)♡*.+゜
買ってきた新品を開けた時とそっくりの状態のものが、自作出来ちゃうんですから❣
私は計量にも使った15g入りの容器に詰め替えたのですが、この分の原価を計算したら僅か33円くらいでした。
因みにヴァセリンの3.5cmの可愛らしいロージーリップスは、7g入りで公式オンラインショップでは460円です。
比べては図々しいけれど、DIYならば破格ですよね(*´艸`*)♡
自家製ですから、保存料が入っていません。
今は冬なので、冷暗所ならば常温でも大丈夫そうですが、出来るだけきちんと蓋をした状態で冷蔵庫に保管し、どんなに長くても2週間以内には使い切るようにしてください。
今回載せたレシピは、使う人が一人しかいない場合は、量が多いと思いますので、初めからもっと少ない量でお作りください。
ワセリンとグリセリンの割合が9:1、つまり10%の割合になるようにすれば、同じものが作れます。
グリセリンのボトルにも記載があるのですが、連用すると「なれ」が生じ、効果が薄くなるそうなんです。
あまりにも頻繁に使うのはおやめください。
グリセリンは、保水能力が高く、周りの水分を取り込んで抱え込む性質があります。
乾燥した肌に直接塗ると、更なる乾燥を呼んでしまい、逆効果です。
洗顔後、手洗い後、入浴後、などに水分が肌に残っている状態でお使いください。
個人差がありますので、使用については自己責任でお願い致します(*_ _)ペコリ
如何だったでしょうか?
作ってみて、実験気分でとても楽しかったです♬
典型的文系で、学生時代は実験なんて大嫌いだったのですが、理系の娘の気持ちが少しだけ理解出来たような気分になりました(*′V′*)
是非是非DIYを楽しんでみてくださいねฅ۶•ﻌ•♡
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