こちらは『新商品&人気の電気圧力鍋3つを徹底比較!主婦がリアルに使ってわかったタイプ別買うべき商品とは?』の後編です。
前編はこちら
チェック必須!機能と調理のバリエーション
ここからは暮らしニスタ★主婦 Starsの3人がそれぞれの機種で気になるレシピや機能をお試し!デザートからメインまで幅広く作ってレポートしてくれました。
<パナソニック>
midori:パナソニックで作ったのは無水ミートソース。「煮込み」ボタンがあるので、水分を飛ばしながら自分好みの仕上がりに調整できるのがよかったです。
midori:パナソニックは自動メニューは少ないですが、煮込み、低温、無水、蒸し、炊くなどができ、調理のバリエーションはしっかりある印象です。
よんぴよまま:私は3機種すべてで、子どもたちが大好きなプリンを調理。パナソニックは低温調理で1番時間がかかりましたが、なめらかな仕上がり。
ただ、普段は15分くらいで出来上がるので、ここまでの時間をかけて作るか?と考えるとちょっとギモンです。
よんぴよまま:予約できるのは自動メニュー7つの中の5つのみ。手動で操作して使うことが多くなるので、それが苦ではない人向き。
自動メニューは少ないけれど、圧力鍋としては十分な力を発揮してくれるので、たくさんの機能を求めていないならば使いやすくていいかもしれません。
戎谷:「いつでも作れる」レシピを試したくて、パンプディングを試しました。混ぜて分けて低温調理するだけなのに、美味しく“映える”仕上がり。私は今回試作したメニューの中でこれが一番おいしかったです♡
戎谷:メインになる予約メニューをもっと増やしてもらえると嬉しいな~。
<シロカ>
midori:低温調理のできるシロカでサラダチキンを調理。メニュー番号があるので簡単で、しっとりと美味しくできました。
midori:シロカは1台10役ということで、レシピブックも充実していてバリエーション豊富。ただ、個人的にはあまり多機能でも使いこなせない気も…。
よんぴよまま:シロカで作ったプリンは、計15分でできたものの、ちょっとスが入り、滑らかさは控えめ。
よんぴよまま:我が家の定番でもある「白菜と豚肉のミルフィーユ」も試しました。総調理時間は29分となっているけれど、さらに時短モード対応で驚きの17分に!
しっかり柔らかくなっていて「うまっ!」の声を獲得♪これはぜひ活用したいです。
よんぴよまま:オートメニューは83と多いので、選ぶ楽しさがありますね。
戎谷:シロカで作ったのはかぼちゃのリゾット。本当に材料を入れるだけの簡単調理でした。圧力鍋にすべてをゆだねられてラク。
戎谷:シロカは、指定の時間に出来上がる「予約メニュー」が圧倒的に多い点も高ポイント!共働き・小さなお子さんがいる・一人暮らしの社会人など時間がない人に便利だと思いました。
また、個人的には作ってみたいレシピが3機種の中で一番多かったです。
<アイリスオーヤマ>
midori:無水カレーを作りましたが、骨付きチキンも柔らかくできて仕上がりに満足。シロカ同様、こちらも1台9役で多機能。
口が広いので、食卓にそのまま出して鍋料理やカレー、シチューなどを楽しめるのもいいですね。
よんぴよまま:この鍋で作ったプリンはなかなか固まらず苦戦しましたが、味は抜群でとろんとろん&なめらか♡この味のためなら時間をかけてもまた作りたい!
よんぴよまま:グリル鍋として使えるということで、肉団子鍋も作りました。サイズや高さも問題なく、卓上で使いやすい!
よんぴよまま:発酵機能を試してみたくてヨーグルトも。一定の温度を保ってくれるので安心してほったらかしにでき、気軽に作れていいと思いました。
よんぴよまま:3機種の中では、108メニューと最も自動メニューが多く、そのうち52がヘルシーメニュー。バラエティーに富んだラインナップで作ってみたいものがたくさん!
ただ、予約できるかどうかはレシピを探して確認しないとわからないので、探すのに手間取るのが難点かも。
戎谷:豆腐のチーズケーキを作りましたが、材料を入れてボタンを押すだけ。きれいに丸いケーキができたので、調理道具を持つ代わりに電気圧力鍋で何役もこなすのはアリだと思います。
戎谷:予約メニューが20種類以上もあり、メイン料理も多いのはメリット大。レシピブックに「予約メニュー一覧」があるともっとよかったかな~。
圧力モード以外に、低温発酵調理や無水料理など、火加減が難しいメニューも多く多彩。特にいいなと思ったのは「低脂質」「塩分控えめ」などヘルシーに特化したものにマークがついていること。健康に気をつかう人にはありがたい鍋だと思います。
暮らしニスタ★主婦Stars正直レポの結果発表!タイプ別の選び方は?
5つのチェックポイントを踏まえて、3人が出した結果をご紹介。どの機種がどんな人向きかずばり聞きました。
●パナソニック圧力なべ SR-MP300-K ⇒ 本格派におすすめ
機能の数がいちばん少なく、自動調理メニューも少ないけれど、圧力調理が目的ならシンプル操作で使いやすい。レシピのおいしさも高評価。
【こんな人におすすめ】
・多機能よりも自分がよく使う機能があれば十分
・普段から長時間の煮込み料理をする
・「ラク・簡単」より「丁寧・仕上がりのクオリティ」を重視したい
●シロカおうちシェフPRO ⇒ 時短派におすすめ
容量は少ないもののオートメニューが多く、予約モードや時短モードもあるので便利さはピカイチ。高機能なだけに最初は操作を難しく感じる可能性も。ただ慣れて使いこなせれば、時間が限られていてもおいしい料理が作れます。
【こんな人におすすめ】
・収納スペースが少なくコンパクトなほうがいい
・デザインも重視したい
・仕事や育児で時間がない
・限られた時間でもさまざまな料理に挑戦したい
●アイリスオーヤマ電気圧力鍋ヘルシープラス ⇒ 初心者におすすめ
とにかく親切丁寧な案内をしてくれる操作パネルがすごい。説明書を読まなくてもサクサクと操作ができて、安心。自動メニューももっとも多く、なんと100以上。ヘルシーモードで健康的な料理が作れるのも魅力です。
【こんな人におすすめ】
・電気圧力鍋初心者
・家電の操作が苦手
・食卓にそのまま出す鍋料理をよく作る
・ヘルシー志向
まとめ
電気圧力鍋選びのポイントは、家族の人数やキッチンの広さに合ったサイズ、作りたい料理のレベル、家電が苦手な人は操作のわかりやすさなどでした。
調理の時短や家事の同時進行をしたい人にぴったりの電気圧力鍋。購入を検討している人は、ぜひ、主婦のリアルな声が詰まった正直レポを参考にしてみて下さいね!
撮影・レポート/midori、よんぴよまま、戎谷洋子(Yoko.E)
まとめ/後藤由里子
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