こんにちは。家事コツ研究員のAです。
秋と言えばさつまいも! 味も食感も大好きで、さらにダイエット目的の私は今の時期、毎日のようにさつまいもを食べてしまいます。
煮物やスイーツなど、さまざまな料理に使えて、皮をむかずに調理することもできますが、スイートポテトなど料理によっては皮をむきますよね。
その調理の工程でむく皮をそのままゴミ箱に捨てていませんか?「さつまいもの皮は食べたくない」という人でも、実はおいしく再活用する方法があるんです!今回はおすすめの再活用レシピ3つをご紹介します。
皮のカリカリ感がたまらない!「さつまいもの皮のきんぴら」
まず前提として、さつまいもの皮も美味しく食べるにはピーラーではなく包丁でむきましょう。ピーラーだとぼそぼそとした形状になってしまうので、料理として再活用する上ではあまりおすすめしません。
皮をむく前にさつまいもは水で泥や汚れをしっかり落としてください。
2~3センチの厚みで輪切りにしたら、あとはりんごの皮をむくように皮をむいていきます。そのとき皮ギリギリではなく、実も1~2ミリ程度一緒にむくとおいしく皮ごと調理ができます。
再活用レシピの1つ目は王道ともいえる「さつまいもの皮のきんぴら」です。
【作り方】
①細切りにしたさつまいもの皮を、ごま油をひいたフライパンで炒める。
②全体がしんなりしたら酒、砂糖、しょうゆを適量加え、馴染んだら火を止める。
③ごまを振りかけて完成。
皮つきといえども、さつまいも自体が甘いので砂糖やみりんはほんの少し加えるだけでOKです。
皮のカリカリ食感とあまじょっぱさが絶品!ご飯のおかずとしてもお酒のおつまみとしてもいける味です。
ご飯が進む!「さつまいもの皮のふりかけ」
2つ目は「さつまいもの皮のふりかけ」。
【作り方】
①にんにくとさつまいもの皮を細かく刻む。
②多めの油で炒め、全体に火が通ったらお皿にあげる。
③塩を適量ふりかけて混ぜて完成。
お好みでハーブやパセリ、スパイス類を和えても美味しいですよ。
ご飯の上にかけて食べてみると、サクサクカリカリの食感がご飯に合う!にんにくと塩がさつまいもの甘さや風味を引き出しています。
ご飯だけでなく、トーストの上にふりかけたりサラダにトッピングしたりといろいろ使えそう。常備しておくと何かと便利なふりかけです。
最後は「さつまいもの皮のチップス」
【作り方】
①好きな大きさに切ったさつまいもの皮をアルミホイルの上に並べる。
②全体にオリーブオイルをかけ、お好みのシーズニングをたっぷりふりかける。
③オーブントースターで5分~10分焼いて完成。
焼く時間はお好みで調整してください。短時間だとさつまいものホクホク感が残り、長時間だと皮のカリカリ感が楽しめます。
また私はクミンや塩、ハーブなどが入ったシーズニングを使いましたが、よりさつまいもの味わいを楽しみたいならシンプルにオリーブオイルと塩だけでも十分ですよ。
皮のカリカリと実のホクホクが、絶妙にバランスいいおつまみチップスです。1つ、また1つと手が止まりません!お酒と一緒に味わうとこれだけで立派なおつまみとして楽しめます。
さつまいもの皮はアレンジ幅が広い!
ご飯のお供にもおつまみにも変身してくれるさつまいもの皮。今回ご紹介した3つのレシピ以外にも、探せばもっといろいろな楽しみ方がありそうです。さつまいもの皮の可能性は無限大!
みなさんもこれからはさつまいもの皮は捨てずに、もう1品ほしい時の心強い食材として捉えてみてはいかがでしょうか。
撮影・文/AKI
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