ホテルから持ち帰ったアメニティ歯ブラシ、みなさんのおうちにもありませんか?
歯ブラシは使っても小さいチューブの歯磨き粉は使わず、とっておいても古くなって結局捨ててしまったり…これ、とてももったいない!
実は、歯磨き粉はお掃除に使えます!
研磨剤が入っているので「水まわりの掃除」や、ペースト状なので部分的に汚れを取りたい“ピンポイント掃除”に最適!お掃除道具には古くなった歯ブラシを使うと、さらにエコでおすすめですよ。
今回は、気になりつつも放置しがちな「3つの汚れ」を歯磨き粉を使って掃除してみたいと思います!
①蛇口やシンクの「水垢」掃除に
こちらはお掃除前の洗面所の蛇口です。蛇口やシンクの水垢は、普通にスポンジでこすってもなかなか落ちませんよね…。このような蛇口やシンクの気になる水垢も、歯磨き粉を使ってこすればピカピカになります。
1.歯磨き粉を付けます
蛇口に歯磨き粉を付けます。今回はだいたい1cmほど使いました。
2.水を含ませた歯ブラシでこすります
古くなった歯ブラシに少し水を含ませて、ゴシゴシとこすります。蛇口の側面や裏側まで、磨き残しがないよう入念にこすりましょう。
3.水で洗い流します
しっかりと全体を磨いたら、水で歯磨き粉を洗い流します。水だけでは落ちない場合、歯ブラシでこすりながら洗い流すとキレイに落ちますよ。
4.水分を拭き取って完了です
最後にペーパータオルや雑巾で水気を拭き取れば完了です。水垢防止のために、水分はしっかり拭き取っておきましょう。
お掃除前と比べてみると…
水垢で汚れていた蛇口がこのとおり!ピカピカの光沢が復活しました。
水垢だけでなく油汚れが付いたキッチンの蛇口も…
歯磨き粉で磨けば…
鏡のようにピカピカになりました!歯磨き粉はペースト状なのでスプレーのように周囲に飛び散ることがなく、ラクに掃除できるのもいいところです。
②蓄積した「茶渋」取りに
お掃除の放置案件といえば、「茶渋」。いつもの食器用洗剤だけではスッキリ落ちませんよね。
写真右側のマグカップはなんと20年近く我が家で愛用しており、ご覧のとおり、かなり頑固な茶渋が付いてしまっています…。こちらのマグカップも、歯磨き粉を使ってキレイにしていきます。
1.歯ブラシまたはペーパータオルに歯磨き粉を付けます
少し水を含ませた歯ブラシやペーパータオルに歯磨き粉を付けます。今回は使い古しの歯ブラシを使いましたが、マグカップの底が磨きにくかったので、ペーパータオルを使うのがおすすめです。
2.茶渋をこすり落とします
カップの茶渋をゴシゴシとこすり落とします。少し見えにくいですが、水を含んでいるので軽く泡立っています。
3.洗い流して水分を拭き取ります
水で歯磨き粉を洗い流して水分を拭き取ればこのとおり!歯磨き粉に入っている研磨剤で頑固にこびりついていた茶渋がすっきり落ちて、本来の白さを取り戻しました!
お掃除前と比べてみると…
食器用洗剤では取れなかった頑固な茶渋が見事に落ちています♪
③スニーカーの「ソール」の汚れ落としに
履く機会が多いお気に入りのスニーカー。いつの間にかソール部分が黒ずんで汚れてしまいますよね。
側面もかなり汚れています。この黒ずみ汚れも、歯磨き粉が有効です!
1.スニーカーのソールに歯磨き粉を付けます
汚れが気になるスニーカーのソール部分に歯磨き粉を付けます。歯磨き粉の量は、1~2cmほど出しました。
2.水を含ませた歯ブラシでこすります
歯ブラシでソールの汚れをゴシゴシこすります。スニーカーの布地部分は濡らさずにソールだけピンポイントで掃除できるのも、ペースト状の歯磨き粉の利点!
こすっているうちに泡の色が茶色っぽくなってくれば、汚れが落ちてきている証拠です。
3.ティッシュやペーパータオルで拭き取る
全体を磨けたら、水を含ませたペーパータオルで歯磨き粉を拭き取ります。泡立って一度では拭き取れないので、再度ペーパータオルを使って乾拭きすれば完了です。
黒ずんでしたソール部分が、真っ白になりました♪
磨く前と磨いた後を見比べると…
一目瞭然!歯磨き粉で磨いた右側は汚れが落ちて、かなり白くなっていますね。
もう片方も磨いて…
両方キレイになりました。スニーカーのソールだけでなく、ビーチサンダルなどのラバー製品のお手入れも同じようにできますよ。
まとめ
余っている歯磨き粉は捨てずにピンポイント掃除に活用しちゃいましょう!気になっていたけど着手できずにいた水垢や茶渋、スニーカーの汚れなど、スッキリ落としてくれます。ぜひ試してみてくださいね。
文・写真/西村七海
夫と息子、元保護犬のチワワと暮らしています。動物をこよなく愛するフリーランスwebライターです。
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