こんにちは。家事コツ研究員のコンドウです。
春めいてくるとフレッシュなグリーンサラダが食べたくなりませんか?
「ベビーリーフ」がひとつあればサラダはもちろん、お料理の彩りなど何かと重宝するので多めにストックしておきたいですが、“ベビー”だけに持ちはイマイチ…。
でも、買った直後に「ひと手間」かけておけば、1週間ぐらいはずーっとピンピン、パリパリの元気な状態で保存できますよ。便利なのでご紹介します!
ベリーリーフ、実は栄養満点だった!
「ベビーリーフ」とは発芽後30日ほどで収穫した葉物野菜やハーブの若い葉っぱのこと。若い葉には生育に必要な栄養がたっぷりと含まれており、種類にもよりますが、ビタミンCやβカロテンが生長後の野菜に比べて約2倍も含まれるそうです。
か弱い見た目に反して実は栄養豊富。これは積極的に食べていきたいですね。
それでは、冷蔵保存前にするべき「ひと手間」について詳しく説明していきます。
まずは、溜め水で洗います
ボウルに水を溜め、ベビーリーフを入れてやさしく洗います。流水を直接当ててしまうと葉が傷んでしまうので溜め水がベスト。意外と汚れているのでボウルの水を何度か変えて洗いましょう。
3分ほど水に浸けます
商品によっては、すでにグッタリ状態で売られていることもありますが、それでも大丈夫! 3~5分ぐらい水に浸けることでパリッと生き返ります。長時間、水に浸けると栄養が逃げてしまうのでご注意を!
しっかり水気を切ります
サラダスピナー(野菜の水切り器)があれば使いましょう。なければベリーリーフをザルに上げてから同じぐらいの大きさのボウルをかぶせて何度か振って水気を切ります。
\ここポイント♪/「キッチンペーパー」でふんわり包む!
洗って水気を切った状態で容器や保存袋に入れて冷蔵保存する方もいると思いますが、容器に入れるときにベビーリーフを「キッチンペーパーで包む」だけで、さらに持ちが良くなるんです!
最初はキッチンペーパーがベビーリーフに残った水分を吸ってくれますが、日にちが経ってだんだん乾燥気味になったら、今度は保湿の役割りをしてくれます。できれば不織布タイプのキッチンペーパーがおすすめです。
●保存容器を使う場合
キッチンペーパーを2枚連結したまま使うとラクです。
大きめの容器にクッキングペーパー1枚分を敷き、その上にベビーリーフを入れ、つながった状態のもう1枚のキッチンペーパーをふんわり包むようにかぶせます。
あとは容器にフタをして冷蔵庫へ。
●ジップ付き保存袋の場合
キッチンペーパーにベビーリーフをふわっと包んでから保存袋に入れます。そして冷蔵庫へ。
本当に1週間後もビンビンなのか実験!
買った直後から1週間目まで状態を撮影してみました。果たして1週間後はどうなっているのか!?
買ってきた直後(洗う前)
水洗いする前なのでちょっと弱々しい感じです。
水に浸けて水気を切った状態
葉っぱがピン!と元気になりました。
当日食べる場合はこれでOK。
…なんか「買ってきた直後」とぜんぜん違う野菜に見えますが、
数種類の葉っぱがミックスされているため、無造作につかんで盛り付けるとこんな感じになっちゃいました。ご了承くださいm(_ _)m
冷蔵保存1週間後
まだまだ、ピンピン健在!
サニーレタスが若干、へニャッとなりかけておりましたが、味は問題なし!
また、今回は実験なのでしませんでしたが、キッチンペーパーとベリーリーフが乾燥してきたら霧吹きで軽く水分を補充すると最後までパリッとしておいしく食べられます。
「ひと手間」にはすぐに食べられる利点も!
ベリーリーフを食べるときって、洗ってザルに上げて水分切って…の作業がホント面倒。
でも、最初にまとめて洗う「ひと手間」を加えてから冷蔵しておけば、食べるときにはそのまま皿に盛ったり調理したりできます。これだけでも時短になりますよね。
まとめ
今回は、近所のスーパーの農家直売コーナーで購入した「ベビーリーフ」で試してみました。もちろん、野菜は新鮮なうちに食べるのが一番!ですが、特売を見つけたら多めに買って、この「ひと手間」を加えておけばおいしい状態で長持ちします。節約と調理の時短になるので、よかったらお試しくださいね♪
文・写真/暮らしニスタ編集部 近藤
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