こんにちは。家事コツ研究室の研究員Hです。
まな板代わりや揚げ物の油切りに使ったり、子どもの工作の材料にしたり、何かと重宝する「牛乳パック」。今回は丈夫で水に強い特長を生かした牛乳パックの活用術をいろいろ試してみました。牛乳パックは、しっかり洗ったあと乾燥させてから使ってくださいね。
残ったカレーの冷凍保存に使える!
カレーやミートソースなどプラスチック容器で保存すると、容器に色や匂いが移ってしまい、洗ってもなかなか落ちないことって多いですよね。そんなときは牛乳パックの出番!さっそく実践してみました。
1.牛乳パックをカット
冷凍庫の高さやカレーの量に合わせて牛乳パックをカットします。フタとして折り込む部分を考え、容器として使う高さにプラス5cmくらい長めにするといいです。
2.フタになる部分を四方に広げる
牛乳パックの四隅にハサミなどで切り込みを入れ、フタになる部分を四方に広げます。こうしておくことで、牛乳パックにカレーを入れやすくなります。
3.カレーを牛乳パックに入れる
カレーをギリギリまで入れてしまうと、フタをしたときにカレーが溢れたり、冷凍で膨張したりするので、牛乳パックよりも少なめに入れるのがコツです。入り切らない場合は2つに分けてくださいね。
4.フタをしてテープで留めて完了!
牛乳パックの四方を内側に折りたたみ、フタをしたらテープで留めます。あとは冷凍庫に立てて入れます。
こんなフタの折り方も!これだとテープも不要です。
牛乳パックはつるつるした加工なので、冷凍庫から常温に少し出しておけば中身が取り出しやすくなります。急ぐときはレンチンや熱湯をかけてもいいですね。
使用済みの牛乳パックは、さっとすすいで捨てればいいので、片付けもラクチンです。
豆苗の再生栽培に使える!
“リボベジ”とも呼ばれて最近ブームになっている「豆苗」の再生栽培。食品トレーを再利用する人も多いようですが、水を交換するときにこぼしてしまったり、生長するにつれて豆苗が広がってバランスを崩してしまったり…。牛乳パックなら好きな高さにでき、強度も問題なしです!
牛乳パックは下から10cmくらいの高さのところをカットします。
カットした豆苗の根元部分をスポンジごと入れ、日当たりの良いところに置きます。
牛乳パックの柄がイマイチな場合は、マスキングテープなどでカバーするのも手。自分好みのガーデンポットにアレンジできます。
豆苗は思った以上にグングン伸びるので、おうち時間の楽しみが増えますよ。
料理の「型」に使える!
料理やお菓子作りの「型」は収納しにくいですが、牛乳パックなら使い捨てできるので、道具をたくさん持ちたくない人にとっても便利です。
大人気の“牛乳パックスイーツ”を手作り♪
業務スーパーの売り切れ必至の大人気スイーツが牛乳パックを再利用すれば自宅で簡単にできちゃいます。
牛乳かんを作り、牛乳パックに流し込みます。口の部分をクリップなどで留め、冷蔵庫で冷やし固めます。
牛乳かんが固まったら、牛乳パックから取り出します。
取り出すときは、牛乳パックを軽く押します。寒天と牛乳パックの間に隙間ができるので、傾けるだけで牛乳かんがつるんと滑りだしてきます。
今回は牛乳かんを作りましたが、プリンでもゼリーでもなんでもOK。寒天やゼラチンを少し多めにして硬めに作るのがコツです。
おうちごはんの脱マンネリにも!ごはんやチーズの型抜き
コロナ禍でおうちごはんが続くと、メニューも会話もマンネリになりがち…。そんなときにも牛乳パックが使えます!いつものカレーライスをハートバージョンにしてみました♡
牛乳パックの長方形の側面を2つ用意します。
1つは真ん中から山折り(内側が白)、もう1つは谷折り(外側が白)にします。
谷折りにした牛乳パックの折り目近くを、麺棒などを使って丸みをつけます。
ハート型になるように合わせ、ホチキスやテープなどで留めます。
ハート上部の窪みの部分も浅めにホチキスで綴じておくと、形が作りやすくなります。
小さいハート型(右)は牛乳パックの側面を2〜3cm幅の帯状に切ってハートに成型し、ホチキスで留めました。
大きなハート型でごはんを、小さなハート型でスライスチーズを型抜きしました。
突然のハートカレーに夫は大ウケ(笑)。ハート型は初心者の私でも作りやすかったので、ぜひお試しくださいね。
暮らしニスタさんも「牛乳パック」を絶賛活用中♪
お料理上手が勢ぞろいする暮らしニスタのユーザーさんも「牛乳パック」を使いこなしています。
節句のごちそうに!ちらし寿司ケーキ
いつものちらし寿司をひとひねり。牛乳パックは横にするとパウンドケーキの形になるので、そのまま利用できます。
牛乳パックの側面の1つを切り落とせば型の完成。ラップを敷いて酢飯と具材を詰めていきます。
詳しい作り方はこちら♪
オリジナルの型抜きで!目玉焼きクッキー
工作感覚でオリジナルの型が作れるのも牛乳パックのいいところ。
牛乳パックを帯状に切って「C」と「コ」の形を作り、組み合わせて型抜きすればフライパン型クッキーに!
詳しい作り方はこちら♪
まとめ
アイデア次第で便利グッズに大変身する「牛乳パック」。日常のいろんなシーンで活躍してくれるので、活用法を知れば知るほど、そのまま捨てるのがもったいなくなりますよね。気になるものがあったら、ぜひ試してみてくださいね!
文・写真/和泉日実子
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