コラム

SNSで人間関係にヒビが！ママたちが遭遇にしたトラブル体験談

更新日：2017.10.28

アカウントさえ交換すれば、簡単に人とつながれるSNS。
PCやスマホで簡単にコミュニケーションが取れるとあって、利用している方も多いですよね。
しかしその裏で、思わぬトラブルに遭ってしまったというママもいるようです。

そこで今回は子どもを持つママ100人に「SNSトラブル」について聞いてみました。

ママ友とSNSでトラブルになったことはありますか？

YES　　　　　13人
NO　　　　　 87人

8割以上の方が「NO」という回答でした。やはり、大人としてのマナーさえ持っていればそうそうトラブルに見舞われることはないのかもしれません。

しかし少数ではありますが、1割弱の方が「YES」と回答。いったいどんなトラブルがあったのでしょうか？
SNSとは切っても切れない現代で、少しでもトラブルを回避するために、どんな事例があるのかを知っておくことは大切。
表面上のおつき合いでは決して見えない、ママたちの本音を見てみましょう。

気持ちの行き違いで…

・「何気ないブログへのコメントが、なぜか相手を怒らせてしまいました。その後、お互いに気まずくなってしまいました」

・「どうも、私が発した言葉（コメント）の意味を悪く解釈したようで、しばらく無視されたりしました。けれど、私の気持ちを理解してもらうために説明をして一応仲直りはしましたが、イマイチのようです。なんだか私のほうが嫌になってきてしまいました」

・「全く身に覚えがなかったのですが、『ウワサ話を拡散したでしょ』と責められました。それから何となく気まずくなり、付き合うのをやめました」

顔を見て話せば伝わることなのに、文字だけになると微妙なニュアンスで違う意味に捉えられてしまった…ということって結構ありますよね。
すぐに誤解が解ければ大きなトラブルにならずにすみますが、その後のつき合いが気まずくなってしまったという人が多いようです。

個人情報を勝手に拡散されてしまった！

・「『あけましておめでとう』のLINEメッセージを一斉送信され、個人のアカウントがバレました」

・「一緒にプールへ行ったときに撮った子ども達の写真を無断でネットに貼られたので、理由を添えて削除をお願いしたらすぐに消してくれたのですが、ネットは誰が見ているかわからないので怖いです」

・「2人目を妊娠したときに、直接会って話したわけでもないのにどこから聞いたのか、SNSに『○○さんは秋ごろに2人目だってー』と書き込まれたことがあってガッカリ。SNSで公開して知らせるって、あなたは私の何？とイライラしました。直接話して教えたわけでもないのに…」

SNSはたくさんの人とつながることができる便利なツール。しかし、個人のアカウントや子どもの写真、情報についてをどこまで公開するかは人それぞれです。
新しいママ友と連絡先を交換するときには、SNSに対する自分の考え方をそれとなく伝えておくと、未然にトラブルが防ぐことができるかもしれませんね。

みんなで無視…陰湿なネットいじめ

・「SNSで1人の人をのけ者にしていたので、『大人になってまでそんな馬鹿なことをするな』と怒り、それ以来付き合いをやめました」

・「LINEのグループ登録をしていて、そのグループの中で1人の人をいじめるような感じになってしまったことがあります」

・「あるママ友の自慢がすごい、と意地悪をみんなで言い始めたので、嫌な気持ちになり、話に加わらないようにしました」

とくに若い人たちのなかでは、年々深刻化しているネットいじめ。
「返信が遅い」「コメントがない」などという、一見大したことではない理由でブロックされたり無視されたりしまうこともあるようです。
ママ友トラブルの場合は、こじれると子どもの友達関係にまで影響が出ることもあるようなので、細心の注意を払う必要がありそうです。

簡単にコミュニケーションが取れるがゆえに、扱いも難しいSNS。
お互いが気持ちよくお付き合いができるよう、上手に利用していきたいものですね。

文／麻生　綾
※暮らしニスタ編集部が子持ちの既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
写真© aijiro - Fotolia.com

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