早いもので、今年も師走。まもなくお正月を迎える準備に追われますね。お正月の風習は地域や家族によってそれぞれですが、よそのお正月の意外な過ごし方を目の当たりにしてびっくりした経験もあるのではないでしょうか?「主婦100人!アンケート隊」の皆さんにも、自分の家とは違うお正月の風習で驚いたエピソードを伺いました。
驚愕のおせち事情
「島根県の夫の実家では、おせち料理を大みそかに食べる。なんとなく勿体ない気持ちになった」(ピロー・41歳)
「夫の実家にはおせちという文化がなく、大みそかに買って食べたオードブルの残り物を食べる」(ミント・46歳)
「義実家でお昼に出てきた重箱を開けたらスイーツのおせち!驚いたけどうれしかった」(さら・39歳)
「叔母の家ではおせちの中身が毎年各国料理に変わる。去年はすべてイタリアン&洋食、おととしは中華おせち。マンネリにならないし、美味しいし毎年楽しみにしている」(匿名希望・39歳)
お正月の風物詩といえば「おせち」。でも世の中にはさまざまな変わり種が存在するよう。そもそも食べないご家庭もままあるようです。最後の方の「毎年変わる各国料理おせち」は自由な楽しみ方で楽しそうですね。
変わりダネお雑煮にびっくり!
「夫の実家では、お雑煮がお汁粉。甘い…」(はつたろう・45歳)
「白みそで甘い大福の入ったお雑煮。噂には聞いていたけどびっくりした」(きのこ・35歳)
「香川は“あん餅雑煮”がメジャー。夫の実家で初めて見てビックリした。でも食べたらおいしすぎてハマりました」(ぱんこ・35歳)
「お雑煮に温玉をイン!」(ころん・42歳)
「夫の実家のお雑煮は、前日の年越しそばのつゆを使って作られていた。正月の朝一に出汁をとる手間が省けてラクチンだし美味しくて、わが家でも真似してる」(へちまエンジン・36歳)
お雑煮は地域によって違いが出るものですが、今年特に多くの声があがったのが「甘いお雑煮」。TVなどでも最近よく見ますよね。食べたら意外と美味しかった!という意見が多数派でした。
十人十色・元旦の過ごし方
「友人の家は元日の初詣のあと、必ずファーストフードを食べる風習らしい。神社帰りに遭遇してびっくりした」(かお・40歳)
「私の実家は、必ず元旦に初詣に行っていたが、夫の実家は『混んでいるから』という理由で正月休み明けに行く。旅行もせず、絵にかいたような寝正月!」(たっきー019・45歳)
「学生時代の友だちは、毎年大みそかから親戚一同集まって2泊3日の温泉宴会をするそう。楽しそうでうらやましい!」(こまにゃん・50歳)
「鎌倉の鶴岡八幡宮へ初詣に行ったら、参道から境内への人の多さにびっくり。門前にビッグスクリーンがあって、ライブ会場みたいだった」(魚かな・47歳)
「夫の実家では、元旦は家族でドラえもんの映画DVDを見るのがきまり。今では親戚が集まって、孫含めみんなで見ている」(匿名・40歳)
年越し・元旦の過ごし方は家族によってさまざま。他人から見たら変わっていることでも、家族の恒例として決まっていると、毎年「お正月らしさ」を感じられますよね。
不思議なお正月ジンクス
「友達の家では、元旦におもちを両手に持ち耳のそばでぐるぐる回しながら『良いこと聞け~』と唱えるおまじないを、家族みんなでやっているらしい」(マリッコ・38歳)
「年賀状を親戚に出すとき、“一家に一枚”ではなく、“家族ひとりに一枚”出している人がいた。同一世代のおじ・おば・いとこ姉妹それぞれに年賀状を計4枚出していた。譲れないこだわりらしい」(ミオト・44歳)
「私の嫁ぎ先ではお正月の三が日は祝箸を洗わない。使った後、お茶でジャブジャブして箸袋に戻す習わし…。キモチワルイので、私は自分の分だけしっかり洗う」(べっちゃん・37歳)
「旦那さんがイタリア人の友人は、毎年“赤い下着”をつけて新年を迎える。イタリアでは有名なジンクスらしい」(匿名希望・42歳)
お正月や三が日は、いつも以上に縁起やゲンをかつぎたくなるもの。各ご家庭で「やっておかないと気が済まない」っていうこと、ありますよね。
ひとくくりに「日本のお正月」といっても、家庭ごとに色んな過ごし方があります。はたから見たら驚くようなものもありますが、それぞれの家で創り上げてきた大切な風習なんですよね。
次のお正月はコロナ禍でいつもとはちょっと違うものになりそうですが、できる範囲内で満喫していきたいですね。暮らしニスタではお正月のたのしい過ごし方のヒントもたくさん紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
文・まとめ/小林みほ
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