こんにちは!
暮らしニスタ「家事コツ研究室」研究員Oです。
サラダに欠かせないレタスですが、お店で買ったときはみずみずしくておいしそうだったのに、数日経つとどうしてもしなっとして食感が悪くなりますよね。
とは言え、一気にひと玉食べることもできないし…。
ところが、レタスに“ある細工”をするだけで1週間経ってもおいしさをキープできる方法があるのだとか!
今までしなしなレタスを我慢して食べていた人必見の裏技を今回は2つ紹介します☆
>>参考にしたのは暮らし二スタのこちらの記事
【裏技①】小麦粉を塗る!
まず1つ目の裏技は、「小麦粉」を使います!
料理でもこの2つを一緒に使うことは少ないのに、小麦粉を使うことで長持ちさせることが本当にできるんでしょうか?
【やり方】
1.まずレタスの芯の部分を2~3㎜ほど切り落とします。
こんな感じで芯の切り口がきれいになりました。
ちなみに切ったときに白い液体が少し出てきます。
これは乳液と呼ばれていて、レタスが傷ついた時に出てきて、傷口を乾燥させたり成分を変化させて細菌の侵入を防ぐ役割があるのだそう。
人間の口に入ってももちろん害はないのですが、この乳液自体とっても苦いので、この液体が出てきたら洗い流したりふき取ったりしましょう。
2.芯に小麦粉を塗ります。
ここでいよいよこの裏技のポイントが登場です。
そのポイントとは「芯に小麦粉を塗る」こと。小麦粉を適量手に取り、先ほどの芯全体を覆うように塗ります。
芯が見えないくらいに小麦粉を塗ったのがこちら。ちょっと不思議な光景ですね^^;
なぜ小麦粉を塗るのかというと、レタスから水分が抜けてしまうのを防ぐためなのだそうです。
3.ポリ袋に入れれば完了です。
ポリ袋に入れるときには、小麦粉が湿らないようにレタスの葉などについた余分な水分は軽くふき取っておくようにしましょう。
あとは冷蔵庫の野菜室に入れるだけ。実際の効果はのちほど!
【裏技➁】爪楊枝を刺す!
2つ目の裏技は「爪楊枝」を使います!
これまたレタスとはあまり一緒に見ない組み合わせですね。
【やり方】
やり方はとっても簡単。
レタスの芯に爪楊枝を3本ほど刺します。
芯ってそれなりに固いのかと思いきや、ぷすっと簡単に爪楊枝を刺すことができました♪
3本爪楊枝を刺したレタスはこちらです。
やっぱり見た目はなかなかユニークですね。
レタスもまさか爪楊枝を刺されるとは思ってもみなかったことでしょう…笑。
あとは先ほどと同じくポリ袋に入れれば準備は完了です。
ちなみに、なぜ芯に爪楊枝を刺すかというと、多くの野菜には成長を進める役割などがある「成長点」というものがあり、ここの成長点の働きを止めると野菜の成長もストップします。
この成長点がレタスには芯の部分にあるので、ここに爪楊枝を刺すことで成長を止め、鮮度を保てるようになるのだとか。
わかりにくいですが、左側が①小麦粉を塗ったレタス、右側が②爪楊枝を刺したレタスです。
①と②のレタスは冷蔵庫の野菜室に入れて保存し、ここからはそれぞれの裏技効果を同時に検証していきましょう!
2つの裏技の結果はいかに!?
今回は1週間後の裏技効果を検証しますが、いったん途中経過として4日目のレタスの様子を見てみました。
こちらが4日目のレタスです。左側が①(小麦粉)、右側が②(爪楊枝)のレタスで、②のレタスの方に若干変色している部分が見えますが、おおむねどちらもまだみずみずしさはしっかり残っていますね。
そしてこちらが1週間経ったレタスです。
4日目にも気になった②の変色部分がまた少し増えたようにも思えますが、葉自体のみずみずしさはどうでしょうか?
通常1週間も野菜室に入れていたら、表面の葉がしなしなしていたりしますが、①②どちらのレタスもまだまだ新鮮な感じで、購入して1週間も経ったレタスとは思えないくらいです☆
こちらは①(小麦粉)のレタスですが表面の葉を1枚めくってみたところ、表面の葉以上にみずみずしさが伝わってきますね。
こちらは②(爪楊枝)のレタス。表面の葉はちょとくたびれ始め、黒いぽつぽつもありましたが、一枚めくれば新鮮でおいしそう♪
実際食べてみると、①②ともにシャキシャキの歯ごたえは健在で、レタスのおいしさを存分に楽しめました。
時間が経ったときに感じる変な苦みなどもなく、このままでも十分おいしかったです。
どちらの裏技も、レタスを長持ちさせることができて大成功ですね☆
新鮮なレタスをそのまま食卓へ
日頃からよくレタスを食べるため、冷蔵庫には常備しているのですが、とはいえ毎回大量には食べないので、日にちが経過してしまったレタスはしなしなしてしまい、あまりおいしくないなぁと思いながらドレッシングなどでごまかして食べていました。
でも今回裏技を試したレタスは、1週間経ったものとは思えないほどの食感で、これなら最後までおいしく味わうことができそうです♪
見た目が悪いと食卓に並べるのも気が引けましたが、これからは裏技でしなしなレタスとはおさらばして、目からもレタスのおいしさを楽しめそうですね☆
取材・文/JUNKO
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