しんどかろうが、疲れていようが、毎日きっちり私たちの肩にのしかかってくる家事や料理。もうイヤ!と投げ出せないし、時には手抜きしないともちませんよね。
さらに、疲労が限界の時には、自分でも引いちゃうくらいのハイレベルな手抜きをすることも…。
今回、「主婦100人!アンケート隊」の皆さんにも聞いてみました。
ある意味、かなり参考になるテクニックも満載ですよ。
完成した料理を自前風に
「義母が上京してきた時、大寝坊して朝食を作る時間がなく、コンビニでサンドウィッチを大量買いし、美しく並べて出した。
いまだに『あなたの手作りサンドウィッチが食べたい』と言われる(義母の近所にはコンビニがない)」(たか・50才)
「出来合いのものを、いかにも手作りのように皿にうつして出した」(コマッティ・48才)
「疲れた日は成城石井のお惣菜を買って、作った風にお皿に盛り付けるにかぎる」(みりみりん・37才)
「実家に遊びに行った日の晩御飯は、母からの差し入れだけで完結することもしばしば」(かなっぴ・38才)
「しんどかった時期、バレンタインに夫へのチョコを忘れていて、パン屋さんが作った家庭風ブラウニーを、手作りと偽ってお皿に出して渡した」(匿名希望・35才)
余裕がないとき、既製品に頼るのは当然!
あたかも自分が作ったようにお皿に盛り付けて出すのは、わずかな罪悪感を隠すつつましやかな心のあらわれ…かもしれません。
ズボラ飯上等!
「2人前の冷凍チャーハンに、冷凍していた白飯を混ぜて炒めて、かさ増しして出した」(eri・47才)
「残り物の野菜を、皮も剥かず、葉先が多少傷んでいても適当に切って、圧力鍋にポンポン入れてスープを作る。
出汁はインスタントラーメンのスープのみ。意外とおいしくて好評!」(きららM・55才)
「市販のポテトサラダにレトルトカレーをかけて、とろけるチーズをのせて焼いただけの焼きカレー、おススメ」(あけみ君・43才)
「疲れて、どうしてもご飯を作りたくない日の夕食はお茶漬け」(minmi・45才)
「ご飯以外すべて冷凍食品という日と、夕食なのに納豆と玉子かけごはんのみ、という日はかなり疲れていた記憶がある」(monedamoe・45才)
ご飯を作る気力が残っていないときの必殺レシピがあると◎!
いくつかストックしておくといいかもしれません。
また意外とそういう料理に限って家族ウケが良かったりするんですよね。
作業は最小限に!
「カット野菜と冷凍肉で作る焼きそば。
一切包丁を使わずに作れるからラクチン」(関口しょうこ・41才)
「なるべく包丁とまな板を使いたくない。
野菜はちぎる、肉はキッチンばさみ」(匿名・38才)
「味見はしない」(らいぶた・36才)
「ひとりご飯のときはお皿を使わない。
調理した鍋やボウルで食べる」(どん・42才)
「自分だけの食事なら、大体前日の残りをチンして食べるため、おかず、ご飯すべてタッパーのまま」(Daisy・34才)
料理は準備、作る、片付けまでが1セット。
元気なときは色々こだわって楽しむけれど、疲れ切っている時はなるべく工程を減らしたいですよね。
皆さん、このときは極限状態であったことがよくわかるコメントが多くみられました。
掃除・洗濯
「息子の留学中、2週間掃除機をかけなかった」(匿名希望・57才)
「子どもが小さかった頃は、掃除がなかなか追いつかず、衣替えもしなかった。
1年ぶりに夏物の服を着ようとしたら、すべて白く粉をふいていた」(匿名希望・44才)
「洗った洗濯物をピンチにかけるのが面倒くさすぎて、大きめのものは『部屋を加湿している』という建前で椅子にかけたりしている」(てらちゃん・54才)
「疲れている時は、洗濯時に洗い物を見ないでドバーっと入れる。
乾燥機にかけたくないものは別に入れるよう言ってある(だいたい皆無視して入れちゃう)から、脱いだ本人の自己責任で!」(匿名希望・45才)
「産後でしんどい時期、洗濯機のフィルター掃除が面倒で先延ばしにしまくっていたら、ついに故障してしまった。
お手入れも、たたむまでもすべて全自動でやってくれる洗濯機が早くほしい」(匿名・38才)
掃除や洗濯もこまかい手順が必要なため、疲れている時は面倒くさいもの。
洗濯機や掃除機がない時代のお母さんたちは本当にすごいな…と思わざるを得ません。
家事は手間をかけようと思えば無限にかけられるもの。
でもいつもそんな事言っていられないのが現実です。
特に今、世のお母さん達は家族を守るためにいつもより大変という方も多いはず。
手を抜けるところはビシッと抜いて、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)を高めていきましょう。
文・まとめ/小林みほ
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