生活と切っても切り離せないのが“ご近所トラブル”。
笑い飛ばせるものから、事件の香りがするものまで大小さまざまですが、皆さんどんな目に遭っているんでしょうか?
「主婦100人!アンケート隊」に聞いてみました。
タバコ・煙・異臭!
「お隣が喫煙者。ベランダでタバコを吸ったり、トイレやキッチンで吸っているのか換気扇からすごいニオイがしてくる」(たいむ・52才)
「パリピ風の家族が、家の前でよくバーベキューをする。
煙がすごいし臭いしうるさいし、集まる人達もコワモテで酔っているから子どもも外で遊べない。
困るけど意見しづらい~」(匿名・40才)
「近所がリフォームして、暖炉を導入した。
煙突から出る煙のにおいがすさまじく、洗濯物や布団を外に干せなくなってしまった…。
苦情も何件が来ているみたい」(匿名希望・39才)
「上階の人が料理好きで、ある時カレーにはまった。
しばらくスパイスのものすごい香りと、謎のインド音楽がガンガンに聴こえてきた。
最近は韓国料理で、これまた独特の香りとK-POPガンガン。
食のことだし仕方ないかと思っていたけど、そろそろクレームを入れたい」(匿名・44才)
ご近所トラブルでよく聞かれる、ニオイの問題。
よそから不快なニオイがしてくるのは一種の公害レベル。
あまり寛容になれないですよね。
騒音
「ある夏、マンション内に、お世辞にも上手とはいえないオペラを歌うおばさんがいた。3日目でイライラして、つい『下手くそ!』と叫んだら以後聞こえなくなった…」(うにぽん・54才)
「マンションに入居後すぐ、上からすごい勢いで走る足音が!
昼だけじゃなく、23時や夜中の1時ぐらいにもする。
聞けば、ものすごいショートスリーパーの男の子がいるらしく、
夜も2,3時間寝ると起きて家じゅうを走り回るらしい…大変だ」(匿名・38才)
「夜中になるとマンションの廊下でよくケンカする外国人カップルがいた。
うるさすぎて眠れない!と思っていたら、
ある住人が一喝してくれたらしく、それ以来静かになった」(匿名希望・29才)
「新築マンションに入居したら、ちょうどまわりのマンション2、3棟が相次いで大規模修繕のタイミングだったみたいで、ずーっと工事の音…。
うるさい…」(匿名希望・44才)
マンションで特に多発する騒音トラブル。
においと騒音はご近所トラブルの二大テーマですね。
騒音を出している相手やその生活環境を知らないと、余計に腹が立ちがち!
助けて!クレーマーがいる
「子どもが友達と公園で遊んでいると、監視しては『うるさい』『ボールで遊ぶな』と怒鳴る人がいる。
外で子どもの遊び場が本当になくて、かわいそう。
最近の子どもの体力低下はこういう問題も絶対にある」(ひゆこゆ♪・37才)
「小学生が、仲良しのお友達と2人でルンルン歌いながらマンション廊下を歩いただけで管理会社にクレームがいったことがあったみたい。
さすがに過敏すぎやしないか?」(匿名希望・40才)
「マンションの自転車置き場が狭くて、停めるのにすごく手間がかかる。
子どもが寝ちゃった時に、空いている脇のスペースに停めて子どもを抱っこし、家に置いて戻ってくる約5分のあいだに、管理会社にクレームを入れる人がいる。
ヒマ人か!」(匿名・33才)
「毎朝、お隣さんの悪口を言ってくるおばさんがいて、対応に困っている」(のいずみ・37才)
あまりに細かく、盛大にクレームを入れる人は、逆に周囲に迷惑をかけているケース。
できる限り、お互いの生活・暮らしを尊重し合いたいですよね。
生きているからこそ…植栽トラブル
「とにかくお庭に構わないお隣さん。
木の枝がわが家に伸びる伸びる…!
車に乗る時に邪魔なので、こっそり夫が切っている(笑)。
でも全然気づいていない」(Daisy・34才)
「1階は庭つきのタイプのマンションに住んでいた頃、お隣が植えたモッコウバラがにょきにょき伸びまくり、1階じゅうの家の庭の垣根すべてを侵食していったことがあった。
キレイだからいいんだけど、日当たりが悪くなるレベルで最終的には伐採」(匿名・43才)
「お隣さんは庭いじりが趣味。
でも落ち葉や花びらや実が、わが家の駐車場に大量に落ちてくる!
とくに実は、鳥がたくさん食べにくるのでフン等も困る」(けんたん・50才)
樹木などの植栽にまつわるトラブルも多くみられました。
敷地の境界線を越えてくると、どう対処していいか悩んでしまいますね。
ゲンナリ…非常識な隣人
「マンション内の隣の棟に、ことあるごとに救急車・消防車・パトカー全部呼びまくる人がいる。
よくそこの棟の人たちは耐えてるな…」(矢花くんLove・38才)
「マンション2階の住人は、遅く帰ってきて家が閉まっていると、ベランダをよじ登って入って行く…」(らいぶた・36才)
「家の庭に勝手に入ってきてくつろぐおじいさんがいたな…」(ゆ・41才)
「お隣のご主人は酔っぱらって帰ってくることが多く、真夜中に自宅と間違えてピンポン連打は日常茶飯事。
奥さんが毎回平謝りしていて、かわいそう」(匿名希望・45才)
常識が通用しないレベルのご近所さんに遭遇してしまったら、もう運が悪かったとしか言いようがありません。
専門家への相談を検討している方もちらほら。
ゴミ問題
「隣のベランダからホースの水でうちの配管にゴミを流される。
切った爪や、犬の毛、枯れ葉などたまる…注意しても20年近く変わらないので、諦めた。
気持ち悪いので割りばしで除去している」(きららM・54才)
「ゴミの分別を調べるという名目で、アパートのゴミを毎朝物色しているオバさん…。
気持ち悪いし、みんなから嫌われている」(てむ・26才)
「近所のお婆さんが、人の出したゴミ袋を漁って、紙だけを持ち帰っていた。
古紙として使用していたのかもしれないけど、正直気持ちが悪かった」(関口しょうこ・41才)
「粗大ゴミの券を貼らずに放置していく住人にはイラッとする!」(やぎさん・46才)
ゴミのトラブルも深刻です。
ちょっと軽犯罪のにおいもするコメントも多くみられました。
村っぽい…近すぎても困る
「何かとおすそ分けしてくれるのはいいけど、持ってきてくれたら1時間ぐらいは玄関で立ち話。
仕方なく『うちに上がる?』という条項になる。
それがしょっちゅうなので結構つらかった」(eRIMRU・46才)
「親戚の葬式があって、地区の会館掃除にいけなかった。
翌日『ずる休みした』と投書があったらしく閉口…」(たんちゃん・53才)
「マンションのウワサ好きオバサンはなんでも根掘り葉掘り聞くし、とにかく吹聴しまくる。
娘が体力づくりのためにマンションのまわりを走っていたら『ダイエットし始めたらしい』と流されて、すぐにやめてしまった(泣)」(匿名希望・41才)
村社会的なご近所づきあいがされている地域も。
親密なのはいいこともたくさんある反面、干渉も多く気疲れする…という声もみられました。
においや騒音などは、日本はどうしても家同士が隣接するケースが多いので仕方ない部分もあります。
とはいえ、自宅を他人に不快にさせられるのはやっぱり絶対にイヤですよね。
暮らし方は人それぞれ、建物自体の設備がもっと進化してくれたなら…!?と思ってしまいます。
文・まとめ/小林みほ
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