注目！韓国発「小麦粉＋牛乳」で作るホワイトパックがスゴい！

どの家庭にもある小麦粉と牛乳ですが、今この2つを使って作る手作りパックが韓国で注目を集めていることご存知ですか？　韓国ではこれまで「きゅうりパック」や「ヨーグルトパック」などの手作りパックが流行し、日本でも話題となりましたが、今回はその最新版として小麦粉と牛乳で作るホワイトパックの魅力について紹介いたします。

「小麦粉」で若々しい素肌が手に入る！？

小麦粉の美容効果は、フランスのパン職人さんの手がキレイだったことに注目した美容家が発見したもの。手には年齢が出るとよくいいますが、パン職人さんは手だけ若いなんて事も多く、パンを練ればシミが消えるという言い伝えまであるのだとか。
それもそのはず、科学的にみても小麦粉には美肌効果があるのです。小麦粉に含まれている「グルテン」という成分は、余分な皮脂や古くなった角質を取ることで知られていますし、小麦粉自体に「吸引力」があるため、毛穴に詰まった汚れをとることができ美白に近づくことができます。
また、シミやシワにアプローチしてくれる、「ビタミンＢ」や「ナイアシン」も含まれているので、料理の材料としてだけでなく、スキンケアにも力を発揮してくれるのです。

「牛乳」で柔らかな肌づくり

牛乳に含まれる「ガゼイン」や「酸素」によるピーリング作用も、私たちの肌を美肌に導いてくれることで知られています。ピーリングというと、“肌の角質を無理やり剥がす”というイメージを持たれている方もいるのではないでしょうか。
しかし、牛乳でのピーリングは、いらない角質や肌の汚れに向けてアプローチしてくれるため、肌に負担が少ないのです。
また、牛乳に含まれる「リン脂質」はお肌を柔らかくし、肌のターンオーバーを促進してくれるといわれています。

「小麦粉＋牛乳パック」の作り方

牛乳パックは、牛乳と小麦粉を1対1で混ぜ合わせて作ります。ダマになりやすいので、小麦粉に牛乳を入れるのではなく、牛乳に少しずつ小麦粉を入れるようにしてくださいね。
これを、洗顔後に水気を取ったお肌に塗っていき、10～15分放置し、ぬるま湯でパックをこすらぬようにゆっくりキレイに洗い流せば終了です。
ただし、長時間放置するとパックが産毛と一緒に乾いてしまうため、洗い流すときに産毛がちぎれ肌に負担をかけてしまうことも。10～15分と言いましたが、パックの状態を確認しながら場合によっては早めに洗い流すようにしてくださいね。

この牛乳パックに、「はちみつ」や「オイル」をプラスすれば保湿力がアップしますよ。また、「レモン」や「キウイ」などのフルーツを入れれば美白効果もアップするので、食材の効果を調べて色々プラスしてみるのも楽しいですよ。
自宅にあるもので手軽に作ることができるホワイトパック。みなさんもぜひ試してみてくださいね。

＜プロフィール＞
大野えりか
コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表
1986年東京都生まれ。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後は紙媒体とウェブ媒体での編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍している。

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