こんにちは!「家事コツ研究室」研究員Oです。
今年は増税もあり、家計が気になりますよね。そんな中、年中問わず安定した価格で売られている卵は、とってもありがたい存在です。そんな卵を使ったもっとも簡単な料理と言えば目玉焼きですが、私自身毎回満足できる出来かというとそうではありません。
ホテルの朝食に出てくるような美しい目玉焼きを作ることができれば、きっといつもの食卓が一気に華やかになるのに…。
そこで見つけたのが、たまごソムリエ友加里さんが発信していらっしゃる、目玉焼きの作り方。
https://macaro-ni.jp/26302
ちょっとした工夫で家庭でも簡単にホテルのような目玉焼きが作れるんだとか。今回はこの、友加里さんの“美しすぎる目玉焼き”作りを試してみたいと思います!
ポイントは「ザルで白身をきる」こと!
それでは早速ウワサの“美しすぎる目玉焼き”を作っていきたいと思います。今回は出来上がりの違いがわかるように、ひと工夫したものとしていないものとを比較してみます。
<材料>
生卵…1個
塩…ひとつまみ
サラダ油…少々
材料はいたってシンプルですよね。ということは、材料で何かひと工夫ということではなさそうですね。どうやらポイントは作り方の中にあるようです。
<作り方>
1、ザルの中に卵を割り入れる
さぁ、目玉焼きを作ろうとした矢先、いきなり見慣れない工程が…。そうなんです、この工程こそが、今回の“美しすぎる目玉焼き”を作るときの最大ポイントなんだそうです。
まず、ボウルにザルをセット。
そのザルの中に、卵をそっと割り入れます。
こうすると、ザルの網目から白身のサラサラした水っぽい部分だけが下のボウルに落ち、取り除くことができます。そして、ザルには濃厚な部分だけが残りました。この工程が、後々に大きな意味を持ってくるので、楽しみにしていてください!
2、フライパンを熱して塩をふる
それでは卵を焼いていきます。フライパンにサラダ油を入れ、弱めの中火で熱します。そして、その上から全体的に塩をふります。
いつもなら卵を焼いた上から塩をふりますが、こうすると黄身の部分に白い斑点ができて見た目が悪くなってしまいます。フライパンに先に塩をふることで、味付けが均一になり、見た目もキレイに仕上げることができるんだとか。ここも大切なポイントですよ。
3、ザルでこした卵をフライパンに入れる
次に、熱したフライパンに近いところから1のザルでこした卵をそっと落とし入れます。卵の卵黄はとても繊細なので、高いところから落としてしまうとその衝撃で壊れてしまったりします。そうならないためにも、卵は低い位置から落とし入れるようにします。
4、ふたをして弱火で焼く
卵を落とし入れたら、ふたをして弱火で約4分じっくり焼きます。蒸し焼きのような状態にするのですが、ここでは水は入れません。水を入れると水っぽい仕上がりになってしまうので、濃厚な味にするためには、水は入れずに弱火でじっくり焼きましょう。
白身が固まったらふたを開け、30秒ほど焼いて水分を飛ばせば完成です!
出来上がりはこんな感じ
ザルでこした卵を使った目玉焼きが出来がりました。まず最初の感想は、「キレイな形に焼けたなぁ…」。今まで何度も目玉焼きは作ってきましたが、いつも白身が横にダラ~っと広がって、いびつな形ばかりだったのですが、今回はキレイな円になりました。
ちなみに、右側がザルでこした卵を使った目玉焼き、左側が何もしていない卵を使った目玉焼きです。ほら、左側は締まりのないブサイクな形ですよね…。
さらに横から見てみると、左側は全体的にベターっとしていてあまり凹凸がありませんが、右側は黄身も白身もぷっくりしていて、美しさの違いは歴然です。
最初のザルでこすという工程をやることによって、余分な水分が取り除かれ、結果として美しい目玉焼きを焼くことができるんですね。肝心の味はというと、こちらも余分な水分がないからか、ぎゅっと味が凝縮されていて、左側に比べて濃く感じました。
ちなみに、ざるでこしたあと残った白身はスープなどに入れて使えば、有効活用できますよ♪
“美しすぎる目玉焼き”で贅沢な朝食を
一番簡単な目玉焼きでさえ、いつもいびつな形になってしまって、「自分は料理に向いていないかも」と思っていたのですが、今回ザルでこした卵を焼くだけで、こんなにキレイな目玉焼きが焼けるとは本当に驚きでした。
料理は味も大切ですが、見た目も同じくらい重要なポイントなので、この工程は絶必ですね。これなら「得意料理は目玉焼き」と言っても恥ずかしくありません(笑)。
こんなキレイな目玉焼きが朝から出てきたら、気分が上がること間違いなし!みなさんも“美しすぎる目玉焼き”で贅沢な朝食時間を過ごしませんか?
取材・文/JUNKO
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます