和歌山県の中心部に位置する有田郡広川町は、海・川・山を有する大自然に恵まれた町。「見る、遊ぶ、食べる、癒される」のすべてが揃った魅力的な町です。また、地域に伝わる「稲むらの火」などの防災文化「百世の安堵」は日本遺産にも認定。住民が安心して暮らせる町づくりにも力を入れています。そんな広川町のおすすめスポットやふるさと納税の返礼品をご紹介します!
自然を楽しむアクティビティと観光名所で、広川町の四季を体感!
JR新大阪駅から特急を利用して約1時間30分。和歌山県広川町は豊かな自然と古くからの文化が息づく穏やかな町です。温暖な気候から、四季を通して楽しめる観光スポットも充実しています。
春の観光ではずせないのが、3月下旬から4月上旬にかけて楽しめる広川ダムの桜。ダム周辺に約1,000本ものソメイヨシノが咲き誇り、毎年多くの花見客を魅了しています。桜を見ながら歩く「さくらウォーク」も人気のイベントです。
夏ににぎわいを見せるのは、美しい砂浜が広がる西広海岸。遠浅のビーチなので小さな子どもを連れたファミリー層にも人気。最寄りの紀勢本線広川ビーチ駅から徒歩約15分というアクセスの良さもポイントです。
また、6月から8月上旬にかけてはブルーベリー狩りもおすすめ。一口にブルーベリーといっても品種はさまざま。町内の農園ではシーズンの前半と後半で異なる品種が楽しめるので、何度も足を運びたくなります。
広川町には、かつて「熊野三山」の参詣道に利用された「熊野古道」が通っており、「王子跡」や「法華壇」、熊野路の難所とされる「鹿ケ瀬峠」といった見どころも点在しています。先人の足跡をたどってみるのもいいですね。
広川町観光の締めくくりには、疲れた体を癒す「滝原温泉 ほたるの湯」がおすすめです。日帰り入浴だけでなく宿泊もでき、客室からは広川が望めます。毎年6月頃になるとホタル鑑賞もでき、ロマンチックな景色に心も癒されますよ。
町に伝わる「百世の安堵」は町民が誇る日本遺産
▲稲むらの火の館
広川町を代表する名所といえば、2018年5月に日本遺産の認定を受けた防災遺産「百世の安堵」があります。町では、安政元年(1854年)の南海地震の際、濱口梧陵が田んぼの稲むらに火をつけて灯りにし、津波から逃げる人々を救ったという逸話「稲むらの火」が語り継がれています。
「百世の安堵」とは、「広村堤防」や「東濱口家」、「稲むらの火の館」、「広地区の町並み」、そして毎年10月に行われる「稲むらの火祭り」など、「稲むらの火」から始まる100年先を見据えた防災文化のこと。
▲広村堤防
これらの建築物の中には国の重要文化財に指定されているものも多く、広川町観光の大きな目玉です。
ふるさと納税で集まった寄付金の一部は、「稲むらの火の館」の管理運営としても活用。町民の安全・安心を守る町づくりにも役立てられています。
希少品種のみかんも選べる!広川町の返礼品は名産ぞろい
豊かな風土に恵まれた広川町は、温州みかんの名産地としても有名です。手間を惜しまず一年をかけて育てられたみかんは、濃厚な味わいとみずみずしさが特長。
ふるさと納税の返礼品には、有田みかん(寄付金額5,000円~)をはじめ、デコポン(寄付金額5,000円~)、ポンカン(寄付金額5,000円~)など、さまざまな柑橘を用意。中には、希少品種「ゆら早生みかん」(寄付金額5,000円~)や柑橘の王様と賞される「せとか」(寄付金額5,000円~)も。いろいろな柑橘類を選んで食べ比べをするのも楽しいです。
さらに、シャーベット、アイスクリーム、干物や米といった多種多様な返礼品が用意されています。ふるさと納税を通して、広川町の魅力にふれてくださいね。
まとめ
絶景を見て大自然を満喫して、さらに日本遺産に認定された防災についても楽しく学べる和歌山県広川町。温州みかんなどの名産品を味わいながら、広川町を応援しませんか。
協力/和歌山県広川町 文/関東博子
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます