宮城県北西部に位置する宮城県加美町。仙台市から車で1時間ほどの場所にあるこの町は、平成15年に中新田町、小野田町、宮崎町が合併して誕生した、県内でもかなりの面積を誇る広大な町です。
「加美富士」と呼ばれ町のシンボルでもある薬莱山と鳴瀬川の清流により育まれた加美町はどこか懐かしい里山風景が広がり、歴史的に価値のある貴重な文化、古墳や遺跡がたくさん。大自然の中にはアウトドアスポーツ施設や温泉なども多数あり、県内外からたくさんの人が訪れる賑やかな町です。そんな加美町の魅力とふるさと納税についてレポートします!
豊かな自然を活かしたレジャー施設や温泉など、四季を通じて楽しめる場所がたくさん!
薬莱山の麓には、ウォータースライダーや流水プールもある「やくらいウォーターパーク」をはじめ、ゴルフやボルダリングなど大自然の中で思いっきり身体を動かせる施設が集まっています。
温泉「やくらい薬師の湯」もあり、運動した後に薬萊山を眺めながら露店風呂を楽しむなど、心も身体もリフレッシュできる場所として親しまれています。中でも人気が高いのは「やくらいガーデン」。総面積15万㎡の広大な庭園にはローズガーデン、ハーブガーデンなど8つのテーマガーデンがあり、夏はひまわり、秋はコスモスなど四季を通じて豊かに咲き誇る花々を楽しめます。ガーデンでは結婚式も行われているんですよ。冬には「やくらいファミリースキー場」となり、1年中たくさんの人が訪れています。
世界的アーティストも出演する音楽ホールが田んぼの中に?「中新田バッハホール」
加美町は、音楽の町としても全国的に有名!1981年の開館以来、「田んぼの中のコンサートホール」と親しまれている「中新田バッハホール」は、都会から離れた田舎町に建設された高度な音楽ホールとして、世界の一流アーティストによるクラシックコンサートも開催されています。
加美町では音楽を通じた町づくりを目指し、2014年には市民オーケストラ「バッハホール管弦楽団」を結成。定期的にクラシックコンサートを楽しむことができると、たくさんの人が訪れています。
虎が町内を練り歩き、屋根で勇壮に舞い踊る「火伏せの虎舞」
花火大会やマラソン大会など、1年を通じてたくさんのお祭りで賑わう加美町。中でも盛り上がるのが、毎年4月に開催される「火伏せの虎舞」です。
この地区に室町時代から伝わる「火伏の虎舞」は、かつて早春から初夏にかけ奥羽山脈から吹き付ける強風のために大火に見舞われることが度々あったことから、「雲は龍に従い、風は虎に従う」の中国の故事に習い、虎の威を借りて風を鎮めようと稲荷明神の初午まつりに虎舞を奉納、火伏せを祈願したのが起源と言われています。
県指定無形民俗文化財としても認定されているこのお祭りでは、お囃子にのって町内を色鮮やかな山車と虎が練り歩き、各家の防災と家内安全を祈願します。花楽小路祭典本部前では高屋根に上った数匹の虎が勇壮な舞いを披露し、盛り上がりは最高潮に!
返礼品は豊かな自然の中で作られた農産物や美味しい加工品などがおすすめ
加美町のふるさと納税返礼品は、美味しいお米やお土産としても人気の高いアイテムがたくさん。中でも人気が高いのは「厳選宮城ひとめぼれ白米10kg+こだわり十五穀米セット」。米作り一筋、専業農家の渋谷さんが丹精込めて育てた「ひとめぼれ」と、雑穀クリエーター湯浅よし子先生監修の、国産十五穀米のセットです(寄付額:15,000円)。
ちょっと変わり種なのが「江崎グリコレトルト食品詰合せ」。加美町内にある仙台グリコの工場で生産されたレトルト食品の詰め合わせは「これは便利!」と喜ばれています(寄付額:10,000円)。
また、加美町では「中新田バッハホール」を活かした各種返礼品も用意しています。2020年1月19日(日)に開催される「中新田バッハホール管弦楽団2020ニューイヤーコンサート」で1曲程度指揮者を体験するプラン(寄付額:200,000円)や各種コンサートのチケット(寄付額:13,000円~15,000円)も取り扱っています。
まとめ
緑豊かな里山の地に、リゾートやスポーツ、音楽まで個性あふれる地域文化が継承されている宮城県加美町。子どもと一緒のお出かけにも、デートにもおすすめの楽しいスポットがたくさん!ふるさと納税をきっかけに、ぜひ訪れてみませんか。
協力/宮城県加美町 文/田代智美
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