長野県の南部に広がる盆地「伊那谷」のほぼ中央に位置する「長野県飯島町」は、西は中央アルプス、東は南アルプスに囲まれた「ふたつのアルプスが見えるまち」です。米どころであり、歴史ある町としても知られています。そんな飯島町の魅力を紹介しながら、ふるさと納税の返礼品についてもレポートします。
アルプスの山々に見守られ、きれいな水と豊かな大地に恵まれた「米のまち」
長野県飯島町がある「伊那谷」エリアは、天竜川に沿って南北に細長く延びる盆地。その中央に位置するこの町では、雄大なアルプスの山々がつくる絶景が楽しめます。自然に恵まれた環境から、「理想の移住スポット」としても注目を集める地域です。
アルプスの山々に降った雪や雨は、長い年月をかけて、飯島町の農業や産業に欠かせない湧水になり、町の人々の暮らしを支えています。「与田切公園」の中にある「越百の水」。「信州の名水・秘水15選」の1つに数えられるほどで、公園にはペットボトルを手にした地域住民も多く訪れています。
「与田切公園」はアウトドアスポットとしても人気があり、釣りなどの川遊びやキャンプ、バーベキューなども可能です。テニスコートやプールもあるので、家族で気軽に自然を満喫できる場所としておすすめです。
また、公園沿いに流れる与田切川はエメラルドグリーンの水の美しさでも知られています。澄んだ空気を全身に感じて川沿いを歩くと清々しい気持ちに。春は桜や新緑、秋は紅葉が有名な与田切渓谷も、町内屈指の絶景スポットとしておすすめです。
また、「飯の島(めしのしま)」という名前の通り、飯島町は古くから米どころとして知られてきました。それは、肥沃な大地とアルプスの山々から受けた水の恩恵があるからこそ。町内では米以外にも、そばや果樹、花き産業など、自然環境を生かした農産物が盛んです。
かつての政治の中心地。「飯島陣屋」で飯島町の歴史と文化にふれる
江戸時代、飯島町には主に信州伊那谷の天領を治めた役所「飯島陣屋」が置かれていました。明治時代になると政府によって信州初となる県「伊那県」がつくられ、陣屋は県庁として引き継がれることに。現在の「飯島陣屋」は、明治時代に取り壊された建物を再現したもので、当時の歴史を楽しく学ぶことができます。
館内には囲炉裏や土間があり、かまどと羽釜を使ったご飯炊き体験も実施(事前予約が必要)。昔にタイムスリップしたかのような時間が楽しめますよ。
人も猫も喜ぶ!?寄付金のお礼は飯島町自慢の特産品を
まちのキャッチコピーは「人と緑輝くふれあいのまち飯島町」。町全体がさらに輝きを増すように、皆さんからの寄付金は『ふるさといいじま応援寄附金』に積み立て、町の力だけでは実現が難しいさまざまな事業に有効活用しています。
返礼品として人気なのは、10,000円以上の寄付金でもらえる馬刺し。飯島町は古くから農耕馬や物資輸送のための馬が数多く飼育されており、馬は生活に密着した存在でした。こうした文化を背景に馬肉の食文化が浸透しています。ヘルシーで旨みがあり、夕食や晩酌のお供に喜ばれる一品です。
米どころの飯島町では、わら細工の伝統技術を継承する職人が活躍しており、最近では大相撲で使われる「土俵俵(どひょうだわら)」を制作することも。返礼品では、その技術を使った猫ちゃんが喜ぶ「猫つぐら」(寄付金額100,000円~)が評判。コロンとかわいいわらの家でくつろぐ猫ちゃんも、それを見る愛猫家も癒されること間違いなしです。このほかにも、わらを使った猫グッズが揃っています。
また、中央アルプスの清流を使い減農薬で育てた飯島産コシヒカリ「越百黄金」(寄付金額10,000円~)をはじめ、果物、生花、プリザーブドフラワーなどの特産品がたくさん。寄付金で飯島町の自然を守り、豊かなまちづくりを応援しませんか。
まとめ
首都圏からのアクセスもよく、自然環境に恵まれた飯島町は、移住者にも人気の町です。美しい景色やきれいな水、おいしい米があるこの地を一度訪れて、その豊かさを体験してみてください。
協力/長野県飯島町 文/関東博子
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