コラム

七五三の準備は万全？前撮り、着物の予約…今すぐママがやっておくべきこと

更新日：2017.10.28

11月15日といえば、七五三。最近は11月15日にこだわらず、10月から11月の休日など、ご家族が揃うのに都合の良い日に行われています。また、時期を12月初旬に思いきってずらしても差し障りないでしょう。その場合はお参りされる神社に事前に連絡しておくことです。
さて、今年わが子が七五三を迎えるママ、準備の方はいかがですか？当日慌てない完璧タイムスケジュールはコレです！！

あなたはどれを選ぶ？七五三当日のスケジュール３つのタイプ

【らくちんコース（写真は前撮り、当日は動きやすい服装・参拝・食事会）】
→手のかかる下の子どもがいる方、初めて迎える3歳の子どもを持つ方にオススメ。
参拝当日は楽な服装で出かけられ、特に3歳で七五三をされるお子さんにとっては楽チンです。その後は気楽に食事会も出かけられるのですから。

9月中に写真館で撮影。子どもの体調も一番よい日を選べます。レンタルの場合は早めに下見・予約をしておくこと。女の子の場合、夏休みに真っ黒に日焼けしていたらメイクでカバーしてあげて下さいね。

当日もやはり神社でのスナップ写真は撮りたいもの。気楽な服装でもOKですが、やはり大切なセレモニーの日。少しおめかしさせてあげましょう。

【ベーシックコース（参拝・写真撮影・食事会を当日に）】
→イベントとして充実した1日を過ごしたい方にオススメ。
当日ですべて済ませられ、七五三のイベントとしても実感できます。しかしとにかく疲れます。大人も子どもも体力勝負！！

これは親も子どもも大変な一日になりそう。充実した一日を過ごせますが、疲れが出るのを覚悟しておくこと。しかし対策として、参拝・写真撮影・食事会を近所ですませ、移動時間を短縮すれば大丈夫。写真館で予約する場合は必ず午前中にしておくこと。

ポイントは当日の参拝の前に写真撮影します。自宅で着付けする場合も写真館でお任せする場合も必ず午前中にすませること。その後に参拝をします。ここでもスナップ写真やビデオでいろいろな表情を残してあげましょう。参拝が終れば、着替えをしてゆっくりと自宅で食事会もいいものですよ。

【よくばりコース（前撮り、当日も撮影）】
→子どものかわいい姿を写真に残したい方にオススメ。

9月中に写真館で1回目の写真撮影。ゴージャスに十二単などいかがですか。またドレス姿やキャラクーものも楽しんでみては？そして11月本番にはもう一度着付けして写真撮影します。たとえば1回目の予約撮影では兄弟姉妹と一緒に楽しめます。そして本番当日には祖父母と一緒に撮影できます。

レンタルを利用して、普段着られない、十二単、着物（ドレス）、コスプレ、そして当日にはドレス（着物）と子どものかわいい姿の思い出がめいっぱい残せますが、かなりの予算と時間の余裕が必要。覚悟してのぞむことです。

洋装から和装へ、または1回目に和装、そして次に洋装とパターンはいろいろ考えられます。レンタルや写真館を早めに押さえて予約しておきましょう。しかしこれは予算と時間の余裕がなければ、オススメできません。

七五三を成功させるために…当日までにコレだけはしておこう！

【足袋や下駄の履く練習】
最近の子ども（特に幼児）は、1年中靴下を履かない習慣がついています。また普段、履いていても夏の間は素足で過ごすので、まず靴下を履く習慣をつけると同時に着付けのときに嫌がる足袋も履く練習をしておきましょう。草履や鼻緒をはさむ形のサンダルで応用してもgood。

【着物の場合も同様に】
最近はレンタルされる方が多いので、当日までに家で着る練習は難しい。しかし夏祭りや秋祭りに着せる浴衣で慣れさせる手もあります。

【記念写真や美容院は早めに予約を】
衣装、着付け、ヘアセットと前撮りは今や常識。ネット検索なら自分の予算に合わせて計画できます。

文/中山みゆき
〈冠婚葬祭アドバイザー。関西在住。「マナーの基本は“相手への思いやり”。相手に不快感を与えない、自分がされて嫌なことは相手にしないということが大事。“思いやり”の心を大切にした情報を皆さんに発信します!」〉

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