長年の海外生活。海を越えて、家族と選んだ道
ロサンゼルス、ニュージャージー、そして日本。海を越えて拠点を移し続けた日々は、決して華やかな時間だけではありませんでした。
子どもの教育や帰国のタイミングなど、家族それぞれの人生が交差するなかで、何度も悩み、話し合いを重ねてきたといいます。
「上の子は高校生になる時、自ら『一人で日本に帰る』と決断しました。その一年後、下の子も小学校卒業のタイミングで、私と一緒に帰国。
二人の子どもたちがそれぞれに努力して新しい生活を乗り越えてきた時間は、私にとってもかけがえのない大切な記憶です。主人はアメリカに残っていたため、家族が三拠点で生活した時期もありました」
「簡単ではなかったけれど、あの時の選択があったから今がある。苦労も楽しさも、出会いも別れも、全部がつながっているんです」
日々の選択を積み重ねることは、そのまま人生の道を作ること。ココさんから漂う安心感は、こうした一つひとつの経験に裏打ちされているのかもしれません。
“心地よさ”を自分でつくる。無理をしないという覚悟
かつては育児や家事に追われ、気づけば眉間にシワが寄ってしまう日々もあったというココさん。
「今は、無理をせず自分が笑顔でいられる方法をほどよく大切にするようにしています。住まいを自分好みに整えて、たまにお気に入りの店へランチに出かける。
お出かけは日帰りで楽しみ、夜はゆったりと自分の時間を過ごす。そんな今のリズムが心地よくて」
自分の機嫌は、自分でとる。その想いがもっとも色濃く表れているのが、住まいというプライベートな空間です。
「アクティブに元気になるというより、この空間の中でまったりしたい。好きなものに包まれていたいんです」
その言葉通り、玄関やリビングには、ダメ元で「これが描きたい」と先生にお願いして完成させた絵付け作品や、温かな刺繍のアートが飾られています。
これらは単なる装飾ではなく、笑顔を取り戻すための大切な思い出。
お金をかけずに、想いをかける
ココさんのお宅を彩る数々のDIYには、一貫したテーマがあります。それは、お金をかけすぎないこと。
100円ショップで購入した合皮を使って椅子の座面を鮮やかに張り替え、余ったベニヤ板は、キッチンの扉を腰壁風に見せるための心強い素材に。
IKEAのバス用ラックさえ、ココさんの手にかかれば、まるであつらえたかのような調味料棚へと早変わりします。
どれも仕上がりはプロ顔負けのクオリティですが、ココさんに促されてよくよく目を凝らしてみれば、壁紙の貼り合わせがわずかにズレていたり、ペンキのラインがほんの少しだけ揺らいでいたり。
高いところは手が届かなくて「もういいや」と作業を止めたその跡さえも。今この瞬間を等身大で楽しむココさんの日常を物語る、愛おしい証のように感じられました。
\ココさんの暮らしの工夫に注目!/
2025.11.15型が崩れ、スリッパの底は擦り切れそう。そんな私のスリッパですが、気に入りすぎて捨てられませんでした。このスリッパを履いて歩くと、スポッと脱げるんです。階段なんて怖くて歩けない。そんなスリッパと、お別れすることにしました。ち...続きを見る
2025.07.21昭和キッチンです。羽の換気扇です。カバーが、頑張って「今」に追いつこうとしていますが、追いつけません。そんなキッチンの換気扇。プロペラの羽が高い位置にあるので、簡単に掃除ができないのが難点です。換気扇カバーに着目。内側に織...続きを見る
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます