コラム

友達が毎日家に入り浸る！そんな子どもへのアドバイス！

更新日：2017.10.28

いつも同じ子が、あなたの家に遊びに来て、ずっと子どもの部屋に入り浸ってはいませんか？子どもの交友関係には、親は口出ししないほうがよいのかもしれませんが、明らかに毎日毎日、自分の家にばかり入り浸っている姿は気になるもの。そんな子どもにはどのようなアドバイスをすれば良いのか、悩んでしまいますよね。ここでは、そんな小学生までの子どもへの無難なアドバイスをご紹介します。

家の中で何をしていますか？

まず最初に確認する必要があるのは、子ども達が一体家で何をしているのかです。入り浸るからには、あなたの家に何らかの魅力があるのでしょう。例えば、あなたの家にだけあるゲームが目当てだったり、マンガが目当てだったり。できれば、自分の子どもに魅力を感じて遊んでいるものと信じたいところですが、小学生くらいの子どもの場合には、それ以外の何かが目当てであることがあります。よく観察してみると良いでしょう。
また、土日に関わらず入り浸っているのか、平日だけなのかも見極めてみてください。ご飯の時間になってもまだいるのか、なども要チェックです。
あるお家では、自分の子どもが不在にも関わらずに遊びに来て、「部屋で待っていてもいいですか？」と言われた母親がいます。お友達に理由を聞いてみると「△△くんの部屋にあるゲームをやりたいんです」と言ったそうです。明らかにわが子と遊びたいというよりも、ゲーム目当ての子もいるという事実をしっかり把握する必要があるでしょう。

入り浸る原因を取り除こう

入り浸っている理由がわかれば、まず最初に自分の子どもに注意してみてください。たとえば、ゲームがあるから入り浸っている場合には、ゲームできる時間を制限したり、外に遊びに行くように促したり。「たまには◯◯君の家にも遊びに行ってみたら？」などと声がけしても良いですね。
ここで注意が必要なことは、「◯◯君とは遊ばないで！」や、「◯◯君を家に連れてこないで」などとは言わないことです。子どもが傷つくこともありますし、素直な子どもであればそれをそのままお友達に言ってしまい、トラブルが起こる可能性もあります。下手をしたら親同士のトラブルになりかねません。入り浸っている原因を取り除くことが目的であり、お友達を排除するような行動は控えてください。

入り浸る子供へのアドバイス

平日の遊べる時間にのみ入り浸っている場合
入り浸っている原因がわかり、いついるのかの傾向もつかめたら、お友達の方にもアドバイスをしましょう。わが子へのアドバイスだけで入り浸りの傾向が減った場合には、そのまま放置でも構いません。もしも改善されなかった場合には、お友達にも話してみるべきです。
お友達に「お母さんは最近どうしてるの？家に来ていることは知っているの？お電話してみても平気？」などとお話ししてみましょう。子供よっては、親に内緒で入り浸っている可能性があります。母に知られたら叱られる！と感じる子どもは入り浸りをやめるかもしれません。
また、「家にあるゲーム（など原因となっているもの）はそんなに面白い？でも、お掃除したいし、ゲームは週に1回くらいにしてもらえると助かるな」などとアドバイスしてみましょう。子どものことを否定するのではなく、他の理由でやんわり断ることが大切です。
もしもそのせいでわが子との仲に亀裂が入ったとしても、それは友情とは言えません。

土日、時間帯を気にせずに入り浸る子どもの場合
このケースは明らかにおかしいといえます。もしも、その子どもの親と知り合いの場合には、親の方にきちんと話してみてください。親が働いていて、常に不在という可能性もあります。寂しさのための行動とも考えられるからです。土日のお昼に、「ご飯一緒に食べてもいいですか？」などと言ってきた場合には、拒否せずに、まずは、理由を聞いてみてください。
実際に、「お母さんもお父さんもお仕事で、お金だけもらっているの」と答えた子どもも存在します。その場合には、明らかに寂しさによる行動といえますよね。入り浸っているのは、あなたの家だけではない可能性があるでしょう。
親と知り合いではない場合には、学校の担任に相談してみてください。子どものSOSを見逃さないことが大切です。

いかがでしたか？入り浸る子どもには入り浸る原因を取り除く必要があります。わが子との友情が壊れないように注意しながら、適切なアドバイスをするように心がけてください。
まだ小学生くらいの子供の場合には、「不良」になるようなことはないかもしれませんが、ずっと部屋に閉じこもりっきりは不健全ですよね。クセになる前に外でも遊べるようなアドバイスをしてみると良いでしょう。

ふう
ライター
3人の子どもの母でありながら、ライターとして得意分野の恋愛系コラムを中心にWEB媒体などで執筆中。自らの円満家族生活をもとに、家族関係についても発信し、活躍している。

写真© Sergey Ryzhov - Fotolia.com

Profileふう

ライター
3人の子どもの母でありながら、ライターとして得意分野の恋愛系コラムを中心にWEB媒体などで執筆中。自らの円満家族生活をもとに、家族関係についても発信し、活躍している。

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