コラム

酒は飲んでも飲まれるな！“穴があったら入りたい…”泥酔事件簿

更新日：2017.10.28

お酒が強い人も弱い人も、意識がなくなるほど酔っ払ったことが一度くらいはあるのではないでしょうか？
顔色変えずにつぶれるまで飲み続ける人から、悪酔いしてはっちゃけすぎてしまうタイプの人まで、「人間酔っ払うと何をするかわからない…身をもって経験した忘れられない失態」を20代～40代の男女に告白してもらいました。

「舞い上がってついつい飲みすぎ」…合コン泥酔事件

・「男女5対5のお食事会という名の合コンで、私がずっと思い描いていたとおりの理想の男性がいました。その嬉しさからついつい飲み過ぎてしまい、なんと彼の目の前でリバース。しかも、袋で受け止めてくれたのはなんと彼…（笑）。でもなぜかその後お付き合いをすることになり、今では私の旦那様です」（30歳女性）

・「合コンで向かいに座った彼がめちゃくちゃタイプだったので、口数の少ない彼を盛り上げようと、次から次へとお酒をすすめて飲ませたのですが、陽気になる前に酔いつぶれてしまい、手で顔を覆ったままふさぎこんでしまいました。しばらくして『うっ』と声がして、『やばい！』と思ったときには既に遅し…。手で顔を覆ったままリバースしたもんだから、指の隙間から吐瀉物が発射され、四方八方に吐瀉物が降りかかる大被害。最後まで無口な彼だったな～」（26歳女性）

・「参加した合コンがあまりにもつまらなかったので、ひとりで浴びるように飲酒をしていました。当然気持ち悪くなり、トイレで便器にもたれこみダウン。そんな私を発見したみんなが、バケツリレーのように水が入ったコップをトイレに運んでくれました。しかしなぜか私は、水を一口飲んでは『クソッ！』とばかりに便器にコップを投げ入れ、次から次へとガラスのコップを割り続けるという奇行に…。何個か便器へ投げ入れたときに、『さすがにヤバイ。このままじゃ、トイレを流すこともできない』と察した友達におんぶされ、そのままタクシーへ自分が投げ込まれました…」（29歳女性）

気に入った人がいるときもいないときも、事件が発生しがちなのが合コンですよね。お酒の力を借りずとも、その場を盛り上げて乗り切れるようになってこそ一人前の大人です。

「一歩間違えれば命も危ない」…危機一髪な泥酔事件

・「居酒屋で飲んでいたはずが、気づいたら大型バスの下で寝ていたことがあった。身体を起こすこともできないので、左右に見える明かりを頼りに仰向けのまま這って出たら、そこは大型バスの駐車場。突如バスの下から出てきた自分を見て、朝礼中だったバスガイドが悲鳴を上げていた。そりゃ～びっくりするよね～」（39歳男性）

・「バイト先の歓迎会でしこたま酒を飲み帰宅。小腹が空いたのでインスタント麺でも食べようと、鍋に水を入れ火にかけた後に気を失った自分。鍋が焦げ、換気扇から外に流れてくる黒い煙に気づいた向かいの住人が、窓を割ってキッチンに水をかけてくれたから事なきを得たものの、危うく大火事になるところだった。ちなみに向かいの住人は部屋で寝ていた自分にも水をぶっかけたようなのですが、まったく起きなかったらしい…」（45歳男性）

酔っていちばん怖いのは記憶を失うこと、そして、目が覚めにくいこと。お酒を飲んだ後は酔いが冷めるまでその場でじっとしているか、帰宅後も決して火を使ったりせずに横になるようにしましょうね、みなさん！！

「犯罪すれすれ！？」…人騒がせ泥酔事件

・「居酒屋でひたすら飲んだあとの帰宅時、山手線の終電（めっちゃ混雑してた）で大の字になって寝ていた（らしい）」（42歳男性）

・「酒乱気味の私は、忘年会で泥酔して帰宅したのち、自分の部屋と隣の部屋を間違えて、鍵が開かないからと（当たり前）ドアをどんどん叩き、出てきた家主に怒鳴られつっかみ合いになったそう。私が正気に戻ったときには、隣の家のドアの前で寝ていたのですが…、隣人には後日丁重にお詫びいたしました」（29歳女性）

・「私は酔うと手癖が悪くなるようで、飲んだ翌日はいつも店の灰皿やマッチなどの何かしらがバッグに入っています。ある日かばんの形が変わるほどパンパンに膨れていたので、恐る恐る中を見てみたら、某居酒屋チェーン店の名前が入った玄関マットが入ってた…」（30歳男性）

いわゆる「酒乱」とよばれる行為もいくつかありましたが、こういう人は…なんというか、お酒を飲まないほうが懸命かと思います…。

こんな“あったか”エピソードも…

・「カラオケで立つこともできないほど泥酔した私。友人が駅まで背負ってくれている道中、背負われたままリバース…。私の吐瀉物で服を汚しながらも『大丈夫だよ、全部吐いちゃいな。大丈夫だよ』と言って、背中をさすり続けてくれた友達の優しさに泣けた」（33歳女性）

・「泥酔しながらも駅から自宅に向かって歩いていたのですが、どうしても堪えきれなくなって嘔吐…。よりによって交番の目の前で！　けれど、優しいお巡りさんが『そこで吐かないでね～』とビニール袋を差し出してくれました」（34歳女性）

最後はやさしい、ほんわか話で締め括りましたが、やっぱり「酒は飲んでも飲まれるな」ですよ！　何かあってからでは遅いのです。楽しいお酒で終われるように、節度を持って飲むようにしましょうね、お互いに。

＜プロフィール＞
安野チズル
1児のママ兼コピーライター／エディター
美大卒業後、カフェやレストランの空間デザイナーとしてデビュー。大手出版社に転職後は、雑誌編集者として大物作家や俳優を相手に年間200本以上の取材をこなす。結婚と出産を経験したのちは「働く女性のライフスタイルを輝かせる」スタンスでの仕事に注力。嫁姑同居や幼稚園・保育園問題、育児と仕事の両立など“ワーキングママが直面する問題”をリアルタイムでコンテンツへとアウトプットしている。

写真© carla9 - Fotolia.com

Profile安野チズル

1児のママ兼コピーライター／エディター。美大卒業後、カフェやレストランの空間デザイナーを経て、大手出版社で年間200本以上の取材をこなす。結婚と出産を経験したのち「働く女性のライフスタイルを輝かせる」スタンスで、“ワーキングママが直面する問題”をリアルタイムにアウトプットしている。

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