コラム

クリスマスデートで巻き起こった“爆笑＆感動”エピソード談

更新日：2017.10.28

街中がクリスマスのイルミネーションに彩られ、どこもかしこも恋する2人の熱気でムンムン…。思わずむせそうになる今日このごろですが、「聖なる夜」だからしょうがないのかも…。

今回は、クリスマスに巻き起こった“笑える事件”や“感動の体験”をお聞きしました。
大失敗も感動サプライズも、一生の想い出になることは間違いなさそうです。

感動のサプライズ！！

・「クリスマスイブのこと。彼は休みだったけれど私は仕事でした。夜勤明けで寂しく自宅に戻り、『クリスマスっぽいことでもして寝ようかな～！』と思いながら布団に入ると、彼からのプレゼントが布団の中に隠されていて、涙が出ました」

・「東京～金沢という遠距離恋愛をしていた頃。彼が『クリスマスに急に仕事が入った』というのでデートは諦めていましたが、最終列車に飛び乗って会いにきてくれました！」

テーブルの上にポンと置いてあるのではなく、お布団の中というのがグッときますよね。
ちなみに、ある一定の年齢以上の人は、「最終列車に飛び乗った」話を聞くと、自動的に山下達郎の「クリスマス・イブ」が脳内再生されます。

寒い真冬のほっこり珍事件

・「お互いが用意していたクリスマスプレゼントがまったく同じ時計で、期せずしてペアルックになったことがあります」

・「サプライズで、ホールのクリスマスケーキを用意したら彼も用意していた。結果、26日までひたすらケーキを食べ続けるハメに…」

これを「真に気が合う」と言うんでしょうね。時計ならお揃いで済みますが、ケーキの場合は愛と同じだけ体重が増えないようにお祈りします。

・「はじめてのクリスマスディナー。お気に入りのモコモコニットを着ていったら、速攻で袖をワイングラスにひっかけて倒し、床まで転がって割れてしまいました。レストラン中がシーンと静まりかえり、すごく気まずくなって、笑うしかなかったです」

・「クリスマスデートなので張り切ってオシャレをして、待ち合わせ場所にいる彼のところへ小走りで駆けつけました。けれど、なんか後ろがスースーするなと思ったら、お気に入りのふわふわミニスカートの裾がリュックに巻き込まれてお尻が全開に！！顔から火が出るほど恥ずかしかったです」

オシャレって危険を伴いますよね。でも、その頑張りが可愛かったりするんです！

・「外国人の彼は『日本ではクリスマスケーキは予約しないと買えない』ということに納得がいかないらしく、『予約しなくとも買える！』の一点張り。当日、彼１人でケーキ屋さんを何軒もハシゴしたが買えず、結局大量の和菓子を買ってきました。一所懸命な彼がおかしくもあり、感動的でもありました」

・「高校生の頃、よく放課後に神社でデートをしていました。クリスマスの日もデートの帰りはやっぱり神社。そこでクリスマスケーキを食べるという宗教を無視したクリスマスを過ごしたことが、今でもいい思い出です」

外国の方から見ると、宗教行事であるはずのクリスマスから“宗教色”だけを取り除き、カップルが大騒ぎする日本のクリスマスは異常事態に映るのかもしれませんね。
でも、八百万の神を祭る神社は、境内でのクリスマスデートも寛容に受け止めてくれるはず！

・「クリスマスに彼氏と飲んでいたのですが、ふたりとも泥酔してしまい、交換するはずのプレゼントをどうやら知らない人に渡したらしいのです。というのも、ふたりともそのあたりの記憶が曖昧で、お互い交換しているものと思いこんでいたため、3ヵ月間も気がつきませんでした」

突然プレゼントをもらった、見ず知らずの方の反応も聞いてみたいものです。

サプライズのはずが思わぬ事態に！

・「遠距離恋愛していた彼から、クリスマス当日に大きな箱が届きました。何が入っているのかな？とワクワクしながら開けると、そこには丸めた大量の新聞紙が！　どうやら、割れ物を送るために万全の準備をしたものの、肝心のプレゼントを入れ忘れたようです」

・「サプライズで彼がケーキを頼んでくれていたのですが、家に持ち帰って開けてみると、そこには知らない名前とともに『愛してるよ！』のメッセージが。爆笑しました」

・「付き合って２ヵ月の彼が、クリスマスと私の誕生を兼ねて大きなケーキを準備してくれました。でも、持って走っている途中につまづいて転び、大事なケーキを踏んでしまうという事態に！　まわりの人には大笑いされていたけれど、私のためにすごく嬉しそうにケーキを持って走ってくる姿はカッコよくて感動しました」

知らない名前はケーキ屋さんが間違えたんですよね？　まさか彼が彼女の名前を間違えて発注した？！だとしたら笑えませんけど、大丈夫ですよね？？

あぁミラクル！！

・「ずっと泊まりたかったディズニーのパーク内ホテルがクリスマスの日に予約できたのですが、クリスマス直前に別れることに…。けれど、どうしてもキャンセルしたくなくて、どうかな？と思いつつも別れた彼と行くことに。結果ヨリが戻り、今は結婚して仲良くやってます」

・「初クリスマスデートに奮発して高級レストランを予約してくれた彼。けれど、ワインをオーダーしたら、ソムリエが抜いたワインのコルクが彼の額に飛んできて、コーン！と見事にヒット。笑えました」

別れたカップルのヨリが戻る。これもディズニーの魔法でしょうか？聖なる夜のミラクルに乾杯ですね。

裏目に出ちゃいました！

・「初クリスマスデートに張り切った彼が、初パーマをかけてやってきましたが、それが完全に失敗パーマ…。思わず『家、火事になったの？』と突っ込んじゃいました」

・「付き合って初のクリスマス。すごく楽しみにしていたのに、当日の朝から38度越えの高熱が。フラフラになりながら薬局で一番高いユンケルを2本買って飲み干し、彼が予約してくれたオシャレレストランに向かいましたが、食事中にぶっ倒れました」

・「デート中に彼から突然の指輪のプレゼント。感動して指にはめようとしたら、なかなか入りません。無理矢理ねじ込んだら今度は抜けなくなり、病院に行って取るハメに」

・「高校生の頃、初めてできた彼氏がクリスマスデート中に突然ギターを取り出し、自作のラブソングなどを１時間歌い続けました。思春期真っ只中だった私は、公共の場で歌われることが恥ずかしく、逃げ出したい気持ちに。今でもトラウマです」

素敵な1日にしよう！と思っただけなのに、その頑張りが裏目に出ちゃうことってありますよね。どれもあとから考えると笑えるものばかりですが、そのときは笑えないものです。

一生懸命だからこそ笑える事件や、うれしいサプライズがいっぱいありましたが、どのエピソードもあったかい気持ちになるのは、聖なる夜のなせるわざですね。

文／竹中愛美子
※出典：主婦の友社　暮らしニスタ編集部が既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
写真© naka - Fotolia.com

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