節約生活を長年続けているわたしでも、スランプに陥ったことは何度もあります。そんな日々を振り返ってみると、「節約を頑張りすぎていたなぁ」と思う時期もありました。今回は、支出が減るどころかストレスが増えて「失敗したこと」を紹介します。
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エアコンをつけずに耐える
電気代の高騰が続く今、エアコンをつけるのもためらってしまう時があります。でも、暖房や冷房の間違った節約はおすすめしません。
暑くてもエアコンを一切つけないのは、絶対にNG!もっとも大切な資産である“自分自身”の健康を害するリスクがあります。わたしは暑さをがまんしすぎたせいで、家そのものが落ち着けない空間になってしまいました。
エアコンは、稼働させずに耐えるのではなく、設定の見直すことで無理なく節電を。夏は温度を27℃前後に設定し、扇風機やサーキュレーターを併用して、冷房効率をアップさせましょう。室外機に日よけをつけても効果的です。
安いものばかり買う
節約を始めたばかりのころは、何でも「安さ」を優先。食料品・日用品はもちろん、着る服までプチプラを中心に購入していました。
最初は増えていく貯金額に喜びを感じていましたが、ほしいものをがまんする毎日に嫌気がさし、数か月でストレスが爆発。衝動買いに走ってしまったことも…。
どんなに安くても、口に合わない食料品や使いづらい日用品、趣味に合わない服は「買って失敗」につながります。また、内容量をよく見てみると、安くてもそれほどコスパは良くない場合もあります。
ストレスやお得感を考えても、安さだけで購入するのは正解とは言えません。
今は、味や品質も確認しながら、できるだけお得な商品を選ぶように。服もプチプラばかりではなく、着まわしがきくお気に入りのものを購入しています。
甘いもの好きなのにお菓子やデザートをがまんする
家事・仕事・育児の合間に食べるおやつは、疲れた心をほっと落ち着かせてくれますよね。そんな心のオアシスになってくれるお菓子やデザートも、「買わない!」と一貫していた時期がありました。
そんな節約の鬼と化したわたしですが、結局はがまんしきれずに、夜遅くコンビニへアイスを買いに行く始末…。正直、がまんをする意味がまったくないどころか、リバウンドで出費が増えてしまったんです。
好きなものをがまんすれば、その分必ず反動がきます。リバウンドで出費が増えるくらいなら、休憩用のおやつをストックしておいたほうがお菓子代はかかりません。
つねに大量のお菓子を買い置きすることはしませんが、つまんで食べられるよう小分けのクッキーやおせんべいをストックしています。
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どんなに効果的な節約術も、ストレスがたまり爆発してしまっては本末転倒。自分に合う節約を細く長く続けていきましょう。
文/三木ちな
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