予算もスペースも限られているけれど、自分の家にぴったりの便利な家具が欲しい! そんな人は、カラーボックスを使ったDIYにチャレンジしてみませんか? DIYは難しそう……と躊躇している人も、カラーボックスを使ったDIYなら簡単に&ローコストで家具を作ることができるんです。「カラーボックスDIY」の中でも、とくにバリエーション豊かにアイデアが集まったのが机。サイズを自分で決められるため、小さなスペースに合わせて作ることができ、大きめに作ってテーブルにしたり、キッチンカウンターのように仕上げても素敵です。
DIYの基礎知識、カラーボックスを使った机の簡単な作り方、使い方や「暮らしニスタ」たちのリメイクアイデアをご紹介します。家に使っていないカラーボックスがあるというあなた、リメイクしてみてはいかが……!?
カラーボックスDIYの「基本のき」――カラーボックスの基礎知識
どの家にもひとつはありそうなほどポピュラーなカラーボックス。そもそもどんなものなの? どんな種類がある?――カラーボックスにまつわるDIYの「基本のき」をまとめてみました。
カラーボックスの種類は?
カラーボックスにはいろいろな種類があります。サイズやカラー、材質、段数もさまざま。ごく一般的なサイズは、2段が幅(W)42×奥行き(D)29×高さ(H)59cm前後、3段が高さ88cm前後。そのほかのサイズも、ホームセンターやインテリア系量販店などで探せば豊富にそろいます。近ごろは、ホームセンターや専門店のウェブショップも充実していて便利。
ちなみに棚板が固定されたタイプと、上の写真のように棚板を動かせる「可動棚」タイプがあります。棚板が固定されているもののほうが強度が高いので、DIYの材料としては向いています。
カラーボックスって何でできてるの? DIYに向いている?
カラーボックスには天然木を材料にしたものもありますが、多くは細かい木のチップを圧縮し、固めて作られたもの。リーズナブルで軽くて扱いやすいので、DIY初心者にはとっつきやすい素材ですが、普通の木材よりもやわらかくて崩れやすく、くぎやねじを打つ際には注意が必要という側面も。
板の表面に貼られたいわゆる“化粧材”は、ほとんどの場合、紙にビニールコーティングを施したもの。表面はツルッとしていて汚れがつきにくいのがメリットですが、ペンキや木工用接着剤などもつきにくいため、凝った装飾はあまりうまくいかない可能性があります。注意して計画を。
まずは組み立て! パーツ使いもできちゃいます★
カラーボックスを購入したら自分で組み立てるのが一般的。バラバラの板のまま梱包されているので、板を単独で使ったり、ちょっと違う組み立て方をして使ったりすることも可能です。ただし、その場合は強度をしっかりと確かめてから使いましょう。
カラーボックスは配置する「向き」に注意!
カラーボックスを使って家具を作るときに、気をつけたいのが強度。収納面を横向き(写真上)にすると、上からの力に弱く、グラグラしてねじもゆるみがち。収納面を上向き(写真下)に使うと強度がアップするので、人が上に乗るベンチやベッドなどを作るときは、この向きで使うのがベター。ある程度の高さが必要な机を作る場合は、普通に使うときと同様に立てて作るのがベストです。
カラーボックスを使った「簡単DIY」に必要な道具
カラーボックスで家具を作ると決めたら、まずはDIYに必要な道具を確認しましょう。作る作品によって必要なものは変わってきますが、持っていたほうがいい、ベーシックなツールをご紹介します。
カラーボックス DIYに必須なもの と できれば欲しいもの
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます