どんなに自分の子供がかわいくても、子育て中はしんどいこともたくさんありますよね。できれば子育ても毎日楽しくこなしたいものです。では、子育てを経験したお母さんたちは、しんどいことがあったときにどのようにして乗り切ったのでしょうか。子育ての負担を減らすために実施した工夫についてアンケートを取ってみました。
頼れる人や物に最大限頼るのがポイント!
【サービスを利用する】
・一時預かりを利用したり、なるべく早く保育園に通わせたりして自分一人での育児の負担を減らしました。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・乳児期の買い物は、個人宅配の生協をしっかり活用させていただきました。(50代/女性/パート・アルバイト)
・最新の便利な家電をそろえる。子どもが小さいうちは優秀な家電が本当に役立ちます。特に汚すことが多いのでハンディータイプの掃除機などはとても便利なアイテム。掃除機をかける暇もないときはルンバにお任せしましょう。子どもと遊びに出かけている間に掃除機をかけてくれます。(40代/女性/個人事業主)
子育てに役立つサービスや商品を利用することで、負担を減らしている回答が見られました。保育園や一時預かりサービスはもちろんのこと、最新の家電など、一見子育て向けではないアイテムでも、役立ってくれることがわかります。自分に合ったサービスを見つけることも工夫のひとつですね。
【家族に協力してもらう】
・旦那の家事、子育てスキルを向上させることです。細かいことは言わずに、出来たら褒めて、一通りできるようになってもらうと、なにも言わずに、動いてくれるようになる。一人で全部しない(30代/女性/専業主婦(主夫))
・親戚、両親、夫など、とにかくたくさん赤ちゃんと触れ合ってもらって子供にもなついてもらい、手伝ってもらう手を増やした。気兼ねなく頼れる人がいるということが一番の負担軽減。自分の病院通いまでも赤ちゃんを連れて行くというのが一番負担だったので。(40代/女性/無職)
・義母に週一で来てもらって子守やご飯の用意してもらったり旦那にもお世話を手伝ってもらったりしています。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・周囲に助けを求めることを実践しました。恥かしがらず、また相手に悪いと思わず「助けて欲しい」と声を挙げました。(50代/女性/専業主婦(主夫))
夫をはじめとする家族に協力をしてもらう方も多くいました。子育ては本来、夫婦を中心として周囲の大人が協力し合ってするものです。母親だけに負担が行くのは良くありません。遠慮しないで周囲に協力を仰ぐことが子育ての負担を減らす近道と言えるでしょう。
【時短を意識する】
・毎食離乳食を手作りするのは非常に大変なので、まとめて作って冷凍したり、時にはレトルト品を利用したりしていました。(30代/女性/専業主婦(主夫))
・夫からの提案で、朝は料理しません。材料を切って鍋に入れ置き、朝あっためるだけにしておく、または、夜のうちに野菜を炒めておき、夫にセルフで食べていってもらいます。これで、朝の忙しいなか子供に泣かれてご飯をあきらめたり、夜寝なかった時に、朝遅くまで寝ていることができるようになりました。(40代/女性/専業主婦(主夫))
・できないときは無理しないで、やめてしまうようにしています。たとえば、食事を作るのが無理なときは出前を頼んだり、惣菜を買ってきてすませたりして負担を減らしています。(40代/女性/個人事業主)
料理は時間のあるときにまとめて作り置きしたり、レトルト食品を利用したりして、家事にかかる時間を短縮しているという回答が多く見られました。イチから完璧に家事をやる必要はなく、手を抜けるところは抜くのがポイントのようです。
【話を聞いてもらう】
・保育園の園庭開放に行ったり、地域の育児サークルに参加したりして同年代の子どもと遊ばせているあいだに同じ境遇のお母さんたちと話をする。自分だけが大変じゃないと知ると気が楽になる。(40代/女性/パート・アルバイト)
・幼稚園の園庭開放や、児童クラブのホール開放イベントに参加しました。時々愚痴を言い合ったり、空いた時間を利用して一人で買い物をしたりすると気持ちが楽になりました。(30代/女性/パート・アルバイト)
・しょっちゅう実家に遊びに行っていました。親に孫を見せつつ自分の休息にもなっていたと思います。(40代/女性/専業主婦(主夫))
同じ経験を持つお母さん同士などでおしゃべりをしてストレスを発散するという意見もありました。子育て中はどうしても「自分と子供」だけの狭い世界に閉じこもりがちですが、たまには外にでてママ友や実家の家族とコミュニケーションを取ることが息抜きにつながるようです。
時には遠慮せずに手を抜くことも大切
子育てをがんばることは素晴らしいことですが「母親として何でも完璧にこなそう」と気負い過ぎてしまうと、精神的にも肉体的にも負担が重くのしかかってしまいます。夫、実家、保育サービスなど、頼れる人や利用できる物は遠慮せずにどんどん利用してよいのです。適度に息抜きしながら、子供といる時間を楽しく過ごせるように工夫できるといいですね。
■調査地域:全国
■調査対象:【性別】女性 【子供】有り
■調査期間:2019年02月22日~2019年03月08日
■有効回答数:100サンプル
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