京都生まれ京都育ち、現在55歳。フォロワー18万人以上の人気インスタグラマーのしょ~こさん。
以前は、家が散らかっていることのほうが当たり前でしたが、コロナ禍をきっかけに「片づけ」をしてみると、自分でも驚くほど人生の歯車がかみ合い出したそう。
そして、実は自分にとって苦しい仕事だったインテリア雑誌のライターにきっぱり卒業宣言。そんなしょ~こさんが手に入れた「自分らしい働き方」と、人をひきつけるインスタグラムのコツとは?
夢中になれることのなかに、人生を切り拓くヒントがある
20年続けてきた仕事をきっぱり辞めて、新しい仕事を始めることにしたしょ~こさん。
ところが、「何をやりたいのか」が、皆目見当もつかなかったそうです。
そんななか、コンサルの方の手も借りて気づいたのは、「夢中になってしまうこと」こそが、「やりたいこと」なんじゃないかということ。
子どもの頃から、好きで時間を割いてきたこと。時間を忘れて、やり続けてしまうこと。
しょ~こさんは、それが読書でした。その発見によって、デジタルブックの制作や、インスタグラマーという「夢中になれること」を仕事にできたそうです。
子育てが落ち着いたら、好きなことを仕事にしたい。とはいえ、何が好きなのかわからない…。そんなモヤっとした気持ちを抱えている人は、しょ~こさんのように、これまでにどんなことに「夢中」になったのかを、思い返してみるといいかもしれません。
インスタグラムは「完璧」より「自然体」。「映え」より「共感」。
しょ~こさんがインスタを始めたのは、約10年前。しかしながら、長い間、フォロワー数は950人程度だったそうです。
状況が変わったのは、片づけの様子を投稿するようになってから。
以前は、「自分がどう見られているか」ばかりを気にしていたそうですが、その後は、「どうやったら見てくれる人が喜んでくれるか?」に視点を向けるようになったそう。
すると、恥ずかしさやプライドも捨てることができ、のびのび発信できるように。それが、フォロワー数18万人超というと今につながったようです。
しょ~こさんいわく、大事なのは「完璧」より「自然体」。「映え」より「共感」。
人に喜んでもらえるインスタグラムにするためには?
「インスタグラムに何を投稿していいかわからない」「どんな投稿が喜ばれるのか、さっぱり」。そんな壁にぶつかってしまう人も、少なくないですよね。
しょ~こさんは、「最初はまとまりがなくてもいいので、どんどん自分の好きなものをのせているといい」と話します。それを続ければ、そのうち喜ばれるものが何だかわかってくる。わかってきたら、そのジャンルを強くしていけばいいそう。
また、写真に文字を入れてまとめているうちに、自分のいいたいことや自分自身のことを客観的に理解できるようになったそう。インスタグラムには、これまで知らなかった「自分自身」を知ることができる。そんなメリットもあるようです。
投稿に迷ったら、まずは、「素直に好きなものをのせてみる」を続けてみるのがよさそうです。そして、自分の好きなことが、他人に役立つ情報になっていけば、しょ~こさんのように、人気インスタグラマーの道も開けるかも!?
取材・文/柿沼曜子
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