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コラム

“我が子からのSOS” にあなたは気づけていますか?

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“我が子からのSOS” にあなたは気づけていますか?
いつの間にか大きくなり、だんだんと社会性を身につけていく子どもたち。
その過程には、色々な人との関わりや経験が欠かせませんが、一つひとつが初めての経験になる子どもにとっては、悩んだり、苦しんだりする出来事も多々あるもの。
ただ、その出来事が「経験」という言葉では済まされないものであるならば、親として子どもを守らなければいけません。

ママたちはそんなとき、どのように子どもからのSOSをキャッチしているのでしょうか。
そこで今回は、お子さんをもつママ100人に「子どもからのSOS」について聞いてみました。

子どものSOSに気付いた経験はありますか?

YES 81人
NO  19人


実に8割以上のママたちが「子どもの異変に気付いたことがある」と回答しました。
そこには、毎日接しているママだからこそ気がつけたSOSがあったかもしれません。
では実際に、SOSを発するお子さんがどんな様子だったのかを見ていきましょう。

いつもより元気がない

・「まだ幼稚園児なのですが、バスで送迎をしてもらうようになってから元気がなくなったので話を聞くと、友達に言ってはいけないことを言ってしまったようでした。『自分が言われてイヤなことは、言ってはいけないね』と話しをして、翌日お友達に謝らせました」

・「普段は何も文句を言わずに学校に行くのですが、その日だけ『学校に行きたくない』と言い出しました。理由を聞くと、何か悪いことをしたのに、まだ謝れておらずモヤモヤしているようだったので、『学校に行って謝れば気分が晴れるよ』と言って学校に送り出しました。帰ってくると、いつもの通りに戻っていました」

・「学校から帰宅した息子が、帰ってくるなり私の顔をチラチラ見ては何も言わないというのを繰り返していて、何だかいつもと違ってぎこちないので気になって聞いてみたら、『友達に悪いことをした』と言うので、その子の家に電話をして謝りました」

「いつもより元気がない」「何か言いたそうにしている」など、普段とは態度が違うことでSOSに気付くママが多いようです。
まだまだ幼い小学校低学年などは、友達とのケンカや気持ちの行き違いでトラブルになってしまうケースもあります。
「子どものケンカに親はどこまで介入すべきか」という線引きに悩みつつも、深刻な問題になる前に早めに謝るように促す、仲直りさせるなど、そっとアドバイスしているというママが多く見受けられました。

涙を流す、うなされる

・「帰宅しても元気がなく、寝る前に泣いていました。友達とトラブルがあったようですが、話し合いで解決しました」

・「子どもが泣いて帰宅し、部屋から出てきませんでした。その日はそのままで様子を見て、数日後の参観日に先生に聞いてみたところ、お友達とケンカしたとわかった」

・「夜泣きをする時期が終わっているのに、毎晩うなされるようになったので、友達の話や学校の事を聞いたら意地悪をされていました。問題が解決してからは夜泣きが収まりました」

ツライことがあったとき、学校では我慢していても、家に帰ると心がほどけて涙が出てしまう…。そんなときに、ママが笑顔で迎えてくれるだけで元気を取り戻せるという子も多いのではないでしょうか。
泣いて部屋から出てこなかったという子は、ママに心配をかけたくなかったのかもしれませんね。

体に異変が起こった

・「小学校に入学してすぐ、咳や目のチックが出ました。新しい環境や友達との交流での緊張からくるものだったようで、自然と治りました」

・「学校に行く前に『お腹が痛い』と言うことが多くなり、髪の毛も抜けて円形脱毛症の様になってしまった。友人関係のトラブルがあったようで、先生に相談して対処してもらった」

・「言葉が時々どもるようになった。嫌なことがあったのかなど話を聞いて、自分(ママ)はいつも味方でいることを伝えた」

腹痛やチックなど、体の症状として表れる子どものSOS。
症状が軽いうちに周りの大人が気付くことで、適切な対処をしてあげられる場合も多いようです。
また、友達とのトラブルから来るストレスについては、「いつでも見守っているよ」というママからのあたたかい言葉だけでも症状が落ち着くこともあるようですね。

口数が減った、モノに当たる

・「家に帰っても無口で、食欲もなく、話を聞こうとしても言いたがりませんでした」

・「なんでも話してくれるおしゃべりな子どもが話さなくなり、無表情になっていく過程で異常を感じ、学校の担任に連絡しました。結局、子どもはイジメを自力で解決しようとしているうちに心労を背負っていたようでした」

・「モノに当たったり、弟をいじめたりするタイプではなかったのに、モノを投げたり、弟を叩いたりするようになったので、学校で何かイライラすることがあったのではと思った」

小学校の高学年や中高生など、体とともに心も大きく成長する時期は、親に話したくても話せない、どう話していいのか心の整理がつかないという、モヤモヤを抱えた子も多いとか。
親として何をしてあげればいいのか…、ママたちはジレンマを感じることも多いかとは思いますが、子どもの小さなSOSを見逃さず、いつでも手を差し伸べてあげられるように準備しておきたいものですね。

文/麻生綾
※暮らしニスタ編集部が子持ちの既婚女性100人を対象に行ったアンケート調査より
写真© chihana - Fotolia.com
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