
バルト館とは、ラトビアとリトアニアが協力して設計したパビリオン。
バルト地域の文化・自然・革新を発信する場です。
バルト館の見どころは、伝統とイノベーションが溶け合う“やさしい未来”の提案です。
かつて盗難事件で話題となったバルト館ですが、その後は温かい寄付の輪が広がり、たくさんのぬいぐるみが集まりました、その後、集まったぬいぐるみは寄付され、今ではご覧の通り数点のぬいぐるみなどが入口で来場者を迎えています。(画像は8月後半)
特に注目は「Nature Pharmacy(自然の薬局)」。大きなガラスの展示空間に、バルト地方の草原から集められた300種以上の植物(ハーブや薬草)が並びます。
図鑑で300種類の植物を眺めるのとは違い、床から天井まで植物で埋め尽くされた展示は、まるでアートのように洗練され、訪れる人の目を楽しませます。
それぞれの植物には、簡単な解説つきなので、つい読んでみたくなります。
見覚えのある植物もあれば、新しく出会う植物もあり、子どもから大人まで楽しめる空間になっています。
料理に使ったり、薬として役立ったり、時には毒を持つこともある植物。とても不思議で、昔から重宝されてきたのも納得です。
こちらは、『アマ』という植物らしい。
こちらには、空色の小さな花が咲く作物が展示されています。乾燥した状態ではなく、鮮やかな色彩を持つ姿を想像しながら眺めると、和やかな時間が流れます~~!
タチアオイといえば、私も以前鮮やかな赤い花を育てたことがあります。
こうして展示を見ながら思い出すと、植物の魅力をより身近に感じられます。
ぜひぜひ、植物に興味あのある方もない方も、気軽にのぞいてみてはいかがでしょうか?
こちらは、「KIZUNAの壁」!バルト館の奥にある、来場者が自由に文字や絵を描ける展示です。この壁は、温度を約10度に保ち、表面に結露を発生させることで、指で触れると水滴が残り、まるでガラスに書いたような感覚を楽しめます。
壁は少し冷たく、指で触れると水滴が残り、まるでガラスに書くような感覚を楽しめます。私も挑戦して文字を書きましたが、数分で消えてゆきますよ。
描いた絵や文字がすぐに消えることで、とどまることのない時間の流れを感じさせてくれるように思えました。
出口近くには、このような自販機も設置されていましたよ。
はちみつや、-20℃→寒くなる石けんなども販売されていましたよ。ご興味のあるかたは、いかがでしょうか?
こじんまりとした海外パビリオンですが、とても素敵な空間だと感じました。
この日は同じく植物をアートのように展示しているポーランド館も楽しむことができました。
この情報が、どなたかの役に立ったり、喜びにつながったりすれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
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