こんにちは。お掃除講師でもある家事コツ研究員Sayaです。
今年は、6月からすでに猛暑日があり、暑い夏が長く続きそうですね。冷たい飲み物やスイーツなどの保存に冷蔵庫が大活躍の季節がやってきます。
そうすると「たくさん食材が入っているから」と掃除をつい後回しにしてしまいがちではないでしょうか?でも汚れを放っておくと、ニオイや雑菌が繁殖する原因に。
本格的な夏が始まる前に冷蔵庫の掃除をしてみませんか?年末の大掃除から半年。まだ一度もしていなかたはぜひこのタイミングでお掃除を!
冷蔵庫内のお掃除に使う道具は?
冷蔵庫内の掃除に使う道具は次の通りです。
・中性洗剤(食器用洗剤でもOK)
・マイクロファイバークロス
・綿棒
・製氷機用の洗浄剤
実は、中性洗剤とマイクロファイバークロスがあれば、カンタンにお掃除ができます。どれも身近に手に入るものばかりなので、ぜひ揃えてみて下さいね。
冷蔵庫内の掃除の段取りとやり方
・一段ずつ掃除するのがおすすめ
中身を全部出して掃除するのは意外と大変です。暑い夏はとくに出した食材が痛まないように素早くしないといけなくなります。
そこでおすすめなのが、一段ずつ、ドアポケット一つずつなど細かくわけて行う方法。少しずつ行うと、中のモノを別の段などに移動させながらすることができるので出した食品の心配をしなくてもすみます。
全部出して徹底的に掃除したい!という場合はクーラーボックスなどを準備しておきましょう。掃除の際に賞味期限が切れていないかの確認もこのタイミングでぜひ行ってください。
・中性洗剤とマイクロファイバークロスで拭き掃除を
まず、取り外せるパーツは取り外して食器用洗剤で洗い乾燥させます。手軽に済ませたい場合は、拭くだけでもOKです。
庫内はマイクロファイバークロスに上の写真のような中性洗剤をつけて拭き上げます。洗剤成分が残らないようにしっかり水拭きもしましょう。ちなみに、私が使用している中性洗剤は2度拭き不要ですよ。
中性の洗剤がなければ食器用洗剤をぬるま湯で薄めて使ってもOK。あまり汚れていなければ、水で固く絞ったマイクロファイバークロスだけでも汚れは落ちます。
重曹やアルカリ系洗剤、アルコールなどは非推奨の機種もありますので、使用の際はメーカーのホームページで必ず確認してくださいね。
・パッキン部分の掃除は綿棒が大活躍
ドア回りのパッキン部分は水滴がつきやすく、カビが生えやすい場所なので忘れずに掃除しましょう。
溝の奥までしっかり掃除できるように、綿棒を使うのがおすすめです。綿棒に洗剤を含ませて拭き取りましょう。
・製氷機のお掃除も忘れずに
製氷機のお掃除を水しか入れていないから汚れていないはず…と放置していませんか?
水を入れているだけですが、タンクはカビが生えてしまったり、水道水のミネラルが固まって汚れてしまったりします。暑い夏に美味しい氷で飲み物を飲むためにもぜひ掃除しておきましょう。
まずは吸水タンクをはずして、食器用洗剤とスポンジで洗います。外せるパーツは丁寧に外して洗います。取り外して洗えない内部の掃除は、製氷機用の洗浄剤を使うのがおすすめです。
クエン酸やお酢でも汚れを落とすことはできますが、間違って食べてしまわないよう、食紅などを入れる必要があります。
専用の洗浄剤は液体がピンク色をしており、薬入りの氷だとすぐにわかるので、間違って口にいれてしまうことがないので安心です。
洗浄剤を入れてできたピンクの氷は全て捨てます。もう一度製氷し、ピンク色の氷ができなくなったら完了です。
付属の「洗浄中」のシールをはって家族にもわかるようにしておきます。
・最後に表面の掃除をします
庫内の掃除が終わったら、冷蔵庫の表面も拭きます。
ドア部分は家族みんなが毎日開けたり閉めたりする場所なので、手垢や指紋がたくさんついてます。マイクロファイバークロスと中性洗剤でしっかり拭き掃除を。キレイに汚れがとれているか、いろんな角度から見てみると、拭き残しなどを確認することができます。
冷蔵庫の上はホコリがたまりやすいので、こまめに拭いておきます。拭くのが面倒だという方は拭いた後ラップを敷いておくと、次回からはラップを変えるだけで済み、時短になります。
まとめ
冷蔵庫、野菜室、冷凍庫、製氷機。沢山掃除する箇所はありますが、隙間時間をみつけて少しずつでもトライしてみてください。食器を洗ったついでにポケットを洗う、食材が少ないときに一段だけでも拭いてみるなどなど。
キレイな冷蔵庫はとってもテンションが上がります。これから冷蔵庫を開ける回数が増えそうなので、今のうちにお掃除してみてくださいね。
写真・文/山本さやか
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