毎日、休みなく生じる家仕事。
起床して早々に朝ごはんをつくり、掃除と洗濯。仕事を終えると、また夕飯づくりに片づけ…と、やることは変わりません。
ですが「考え方が変わると、日々は輝く!」という嘘のような本当の話をシンプルライフ研究家のマキさんに伺いました。
しあわせは、「家(うち)」にある
テーマパークのパレードを見る、ホテルのカフェでアフタヌーンティーをする。
確かにどれもしあわせな瞬間ですが、毎日はできませんよね。
非日常だからこそ、喜びもひとしおなわけで。
ですが、非日常にしか楽しみがないわけではありません。
お日さまの香りをたっぷり含んだシーツをとりこむとき。
茹で加減バッチリな半熟卵を器の中で崩すとき。
味見と称して、キンパの具だくさんな端っこをつまみ食いしちゃうとき。
探してみると、日常の中にも、しあわせの瞬間はたくさん。
そして、これらはすべて「家事」の中にあるではありませんか。
子どもの未来のためにも、お気楽かあさんでいたい
確かに家事は面倒なことがたくさんあります。
でも、どうせやらなくてはいけないことなら大変さに目を向けるより、楽しさに目を向けて毎日を過ごしたい。
それは、もちろん自分のため。
そして子どもたちのためでもあります。
常日頃、イヤイヤ家事をしていると、子どもが「家事=苦痛なもの」ととらえかねないなぁと思ったのです。
できれば眉間に皺を寄せて家事をしている母親ではなく、鼻歌まじりに家事をする「お気楽かあさん」でありたい。
いつか子どもたちが独立したときに、マイナスイメージからではなく、フラットな気持ちで家事を始められるためにも。
もの選びで、家事のモチベーションをアップ
そんな自分でいるために、「もの」で機嫌をとるのも、ひとつの手。
「富士ホーロー」のコーヒーポット(写真上)は、シンプルな見た目も好みなんですが、ハンドルが熱くならないので、鍋つかみなしでも使えるのが最高で。
頻繁に使うものこそ、使いやすいものが一番!
アルミのスチームトレイ(写真上)も、使いやすさを重視して選んだもの。
せいろに憧れはありますが、管理が大変なので自分には「まだ早い」と思うところがあり。
そんな今の自分にしっくりくるのがアルミのスチームトレイ。
これに出会って、気軽に蒸し料理を楽しめるようになりました。
『笑う家事には福来る』
シンプルライフ研究家マキさん待望の最新刊!家事にプレッシャーを感じている人、もっと暮らしを楽しみたい人におすすめです!
『笑う家事には福来る』著者:マキ
1430円(主婦の友社)
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プロフィール
マキ●シンプルライフ研究家。夫と2人の娘と暮らすワーキングマザー。サイト「エコナセイカツ」やDMMのオンラインサロン「シンプルライフ研究会」でシンプルに心地よく生きるための家事のコツや心がけ、暮らしが楽になるヒントを発信。エコナセイカツ
写真/千葉亜津子 文/多田千里
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