コラム

優秀コスメ“コンシーラー”を使い倒す3つの活用テク

更新日：2017.10.28

ちょっとした肌トラブルやクマも塗るだけで簡単に誤魔化せてしまう、とっても便利なアイテム「コンシーラー」。
実はその本来の使用方法以外に、毎朝のメイクで役立つ使い方あるんです！

今回は、コンシーラーをもっと活用・活躍させる3つのメイクテクニックをご紹介いたます。

コンシーラーの役割

そもそもコンシーラーは、肌にファンデーションで下地を作った後に、隠しきれなかった小さなシワやシミ、目の下のクマなどをカバーするための化粧品。
そのため、別名「部分用ファンデーション」とも呼ばれています。
低コストで手に入りやすく、きめ細やかな美しい肌を演出するためには、欠かせないアイテムですよね。

では、そんなコンシーラーがどんなときに活用・活躍してくれるのか、具体的にご説明いたします！

活用テク１：キズやあざ、キスマークを隠す

女性のお肌にはさまざまなトラブルがつきものですよね。
ニキビ跡やシミは勿論ですが、顔のうぶ毛のお手入れしているときに、うっかりカミソリで切ってしまって傷が残ったり、パートナーにキスマークを付けられてしまうこともあるでしょう。

しかし、心配ご無用です！　そんな、人には見られたくない肌トラブルや跡も、コンシーラーひとつでカバーできてしまいますよ。

ポイントは、気になる部分に対して、一回り大きな範囲にコンシーラーをのせることです。
そのとき、コンシーラーの角部分で“ちょんちょん”と細かく優しくのせていき、のせた後は必ず指やパフで押さえながら肌に馴染ませていきましょう。
そうすることで、ムラなく自然な仕上がりになりますよ。

活用テク２：涙袋をつくる

次に紹介したいテクニックは、コンシーラーを使用して簡単に「涙袋」をつくる方法。

メイクで可愛い顔を作りたいとき、是非とも力を入れていただきたいのがこの「涙袋」部分です。
「涙袋」がぷっくりしているだけで、目が大きく見えて、可愛らしい印象をつくることができますよ。

ポイントは、「目の下のクマは活かす！」ということ。
そもそもコンシーラーは目の下のクマをカバーするものですが、あえてカバーはせずに、涙袋にだけ明るめの色のコンシーラーをのせましょう。
このとき、目頭から目尻までスーッと滑らかな線を引き、その後に綿棒で涙袋全体をコンシーラーで馴染ませます。
すると、涙袋と目の下のクマとの間に陰影が出来て、ぷっくりとして見えるのです。
日々のメイクはもちろん、お出かけの日にもオススメのテクニックです！

活用テク３：ノーズシャドウとして使う

最後に紹介したいテクニックは、どんな鼻でもシュッと高く見せてくれる「ノーズシャドウ」として使うこと。
鼻があまり高くないのが日本人の顔立ちの特徴の一つですが、そのためコンプレックスに感じている女性も多いのではないでしょうか。
しかし、そんなお悩みもコンシーラーがカバーしてくれますよ！

やり方は、メイクの仕上げ段階で鼻筋に明るめの色のコンシーラーを引き、指で優しく押さえて馴染ませるだけ。その後、パウダーを顔全体にのせるとムラなく仕上がります。

コンシーラーで鼻筋を明るくすることで光が反射して、顔全体がくっきりとした印象になり、また、鼻の脇のところ（眉から小鼻にかけて）にブラウンのシャドウを入れると、より一層陰影ができて、鼻を高く見せることが可能ですよ。

いかがでしたか？　シミやクマ隠しにだけ使っていたコンシーラーが、こんなにも優秀コスメだったということはお分かりいただけたでしょうか？
是非、ご紹介した3つのテクニックを試してみてくださいね。

＜プロフィール＞
大野えりか
コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表
1986年東京都生まれ。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後は紙媒体とウェブ媒体での編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍している。

写真© ryanking999 - Fotolia.com

Profile大野えりか

コスメ薬事法管理者/コスメコンシェルジュ/美容ライター。コスメプラス代表。美容雑誌の編集プロダクションを経て、化粧品メーカーでウェブコンテンツの企画、制作を担当。美容ライターに転身後、編集経験を活かし、テレビや雑誌、ウェブ等で活動を行う。現在は美容コラムの執筆のほか、薬事法アドバイザーとしても活躍。

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