こんにちは!暮らしニスタ「家事コツ研究室」研究員Oです。
大雨や地震と、起こってほしくない災害が年々増えていますよね。もし起こってしまったとしても、冷静に行動するのが基本ですが、知っていると便利なペットボトル活用法が警視庁災害対策課のTwitterで紹介されていました。
実際に試してみたら、これはすごい!災害時には助かるアイデアだなと感じましたのでご紹介します。もしものときのためにぜひ参考にしてください。
1.ペットボトルが蛇口に変身
災害時、水は飲料としてだけでなく、手やものを洗ったりするのにも必要ですよね。得られた水をいかに有益に使うか。そんなときに使えるのがこの方法です。
まず、中身が空でふた付きのペットボトルを準備します。サイズや形はどんなものでも大丈夫です。
準備したペットボトルの下の方に、2~3㎜ほどの穴を1つ開けます。ペットボトルが柔らかい材質だったので、意外と簡単に開けられました♪
わかりづらいですが、こんな感じで小さな穴を開けました。これで下準備はOK。
次に先ほどの穴を指で押さえながら、ペットボトルに水を入れます。穴を押さえながらはなかなか入れづらいかもしれませんが、ここは頑張ってください^^;
水が入ったら、ふたを閉めます。この時もまだ穴はふさいだままで!
水が入ったペットボトルを平らなところに置きます。そして恐る恐る穴をふさいでいた手を外してみると…
外した瞬間はちらっと水がこぼれますが、それもすぐおさまり、なんと穴から水が出なくなりました!!手品みたいで不思議ですね~このまま置いていても水は全く出てきませんでしたよ。
じゃあ逆にどうやって水を出すかというと、今度はしっかり閉めていたふたを少し緩めてみます。
そうすると、穴から水が勢いよく飛び出してくるではありませんか!!これは面白い☆
しかもこうなることで、両手を使って洗うことができますし、穴から出てくる水の量はいつもの蛇口に比べるとかなり少量で節水にもつながります。これは嬉しいですよね^^
使い終わったら、ふたを閉め、穴が開いている方を上にしてペットボトルを寝かせれば、次使うときまでそのまま置いておけます。これなら貴重な水を最後まで有効活用できますね♪
2.ふたがシャワーヘッドに変身
続いては、ちょこっと細工することで、ペットボトルキャップがシャワーヘッドに変身するアイデアです。
まずペットボトルのふたを準備します。
ここに穴を開けていくんですが、開けたい場所に油性ペンなどで先にしるしをつけておくと、あとから穴が開けやすいですよ。
しるしをつけたところをきりやがびょうなどで穴を開けます。ふたの材質によってはかなり硬いものもあるようなので、柔らかめのものを見つけておくといいかもしれません。
穴を開けたふたがこちらです。今回使ったふたは柔らかい材質だったので、簡単に穴を開けられました!これで下準備は完了です。
あとは水が入ったペットボトルにつけるだけ。
ペットボトルを逆さに向けて、少し押すとシャワーのように水が出てきました♪ペットボトルの口から出てくる水の量に比べればかなり抑えられているので、これは確かに節水になりますね。もちろん水を使わないときは、ふたを上にしてペットボトルを置いておけばOK。
ちなみにペットボトルのふたの大きさは共通なので、この穴が開いたフタさえ準備しておけば、どんなペットボトルでも使用可能です。
日頃から防災対策をしっかりと!
いつどこで起こるかわからない災害。起こってしまったときに慌てないためにも、やはり日頃からの防災対策は大切です。防災グッズを準備しているご家庭も多いと思いますが、今回ご紹介したアイテムもぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
取材・文/JUNKO
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